🎓 私立中高一貫校・男女共学

慶應義塾中等部

独立自尊の精神で、自由と責任を学ぶ伝統校

📍 東京都港区三田
🚃 JR田町駅・都営三田駅 徒歩約10-15分
👥 全校約720名
📅 設立:1947年

⭐ この学校を一言で表すと

「慶應ブランドの自由な共学校・伝統的価値観の継承者」

「自由と責任を学び、慶應ブランドの中で自分らしく成長したい」という強い意志を持つ生徒には最高の環境。大学までの一貫教育で受験プレッシャーがなく、制服・校則がほぼない自由な校風が最大の特徴。ただし、その自由を使いこなせる自律性が不可欠

✅ 最大の魅力 TOP5

  1. 大学までの一貫教育で受験プレッシャーなし
  2. 自由で自律的な校風(制服なし、校則なし、教員を「さん」付け)
  3. 独立自尊の精神を実践的に学べる環境
  4. 多様な選択科目で幅広い教養を習得
  5. 慶應ブランドと強力な同窓会ネットワーク

⚠️ 要注意ポイント TOP5

  1. 自己管理できない生徒には厳しい環境
  2. 受験指導は手厚くない
  3. 女子は超高倍率で入学困難
  4. 学費が高い(初年度約140万円)
  5. 「伝統維持型」のため大きな変化は期待できない

🎯 こんな生徒にピッタリ

  • ✓ 自己管理能力が高い
  • ✓ 自由な環境を楽しめる
  • ✓ 言葉・教養への関心が高い
  • ✓ 主体的に考え行動できる
  • ✓ 大学付属の安定した環境を望む
  • ✓ 多様な価値観を受け入れられる

📍 基本情報・アクセス

正式名称慶應義塾中等部 (Keio Chutobu Junior High School)
所在地〒108-0073 東京都港区三田2-17-10
TEL03-5427-1677
設立年1947年(昭和22年)4月
前身慶應義塾商工学校(1905年設立)
校種私立中高一貫校・男女共学
全校生徒数約720名(男子約430名、女子約290名)
1学年生徒数約240名(男女比 約2:1)
クラス編成40名×6クラス(A~F組)

🚃 アクセス詳細

🚆 JR線

田町駅(山手線・京浜東北線)徒歩約15分

🚇 都営地下鉄

三田駅(三田線・浅草線)徒歩約15分
赤羽橋駅(大江戸線)徒歩約25分

Ⓜ️ 東京メトロ

麻布十番駅(南北線)徒歩約15分
白金高輪駅(南北線)徒歩約15分

🚌 バス

「慶應正門前」下車徒歩約3分

立地の特徴

慶應義塾大学三田キャンパス隣接、慶應義塾女子高等学校の隣という好立地。都心の文教地区で落ち着いた環境ながら、通学利便性が極めて高い。

🔄 学校改革・アップデート状況

④ 伝統維持型(改革少)

慶應義塾中等部は、1947年創立の伝統校として、「独立自尊」の精神を貫き、創立以来の教育方針を堅持しています。大規模な改革よりも、伝統的価値観の継承と深化を重視する方針です。

改革の本気度スコア ★★☆☆☆ (2/5)
  • 改革リーダー:特定の改革者は不在(組織的な伝統継承)
  • 改革の範囲:部分的(伝統的枠組み内での改善)
  • 実施スピード:緩やか
  • 教員巻き込み度:中程度

実施中の主な取り組み

📱 ICT活用

タブレット・PC活用、デジタル教材の導入。Google Workspaceを活用した学習管理。

🔍 探究学習

社会・理科・総合学習での探究型学習。3年次選択科目で「落語」「創作」「法学」など独自授業。

🌍 SDGs教育

2015年以降、日本の第一人者と協力したSDGs講座を実施。

🌐 国際交流

慶應義塾ニューヨーク学院との連携、海外研修プログラムの実施。

⚠️ 注意点・リスク
  • 大学付属校のため、受験指導は手厚くない
  • 自由な校風は、自律できない生徒には負担になる可能性
  • 「勉学は必要最低限、あとは個人任せ」という側面も
  • 机上の勉強より教養重視のため、進学塾的サポートは期待できない

📚 教育方針・カリキュラムの特色

基本理念

「自ら考え 自ら判断し 自ら行動して その結果に責任を持てる 自立した人を育む」

創設者・福沢諭吉の「独立自尊」の精神が教育の根幹。

カリキュラムの基本構成

授業時間週35時間(45分授業)
登校時刻8:10
下校時刻月~金14:20、土12:30
学期制3学期制
週何日6日制(土曜は4時限)
男女共修体育以外すべての科目で男女一緒に授業
定期考査年5回+平常考査

🌟 中等部独自の特色ある教育

📖 3年次の選択科目

落語、創作、法学など独自の授業を展開。生徒が自分の興味・関心に合うものを選択し、学習意欲を高める。

👥 少人数・習熟度別授業

英語Ⅲは習熟度別、技術・家庭、国語・数学演習はクラスを2分割。一人ひとりに目が届く指導。

🎓 ティームティーチング

英語Ⅱでネイティブ+日本人教員が協力して指導。実践的な英語力を育成。

📚 幅広い教養重視

偏らない知識の習得で、将来「社会の中枢人物」となる素地を作る。

🌍 英語教育・国際教育

英語教育・国際化スコア ★★★☆☆ (3/5)

伝統的な英語教育をベースに、ネイティブ教員との協働授業やニューヨーク学院との連携など、慶應ならではの国際教育を展開。

英語教育の特徴

📝 英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3分野

英語Ⅰ:文法・読解を中心とした基礎力養成
英語Ⅱ:ネイティブ+日本人教員のティームティーチングで会話・リスニング
英語Ⅲ:習熟度別クラスで実践的な英語運用能力を強化

🗣️ ネイティブ教員の配置

複数のネイティブスピーカー教員が在籍。英語Ⅱの授業や課外活動で生きた英語に触れる機会を提供。

🎭 ESS(英語研究部)

英語劇の練習・発表を中心に活動。夏合宿では留学生をインストラクターに招き、英語漬けの環境で英語劇を完成。

🌐 慶應義塾NY学院との連携

ニューヨーク学院高等部への進学ルートあり。希望者は高校からNY学院で学ぶことが可能。

国際交流・海外プログラム

海外研修希望者対象の海外研修プログラムあり(年度により内容変動)
留学制度慶應義塾としての交換留学・短期留学プログラム
帰国生受入帰国子女入試を実施(約30名募集)
外国語教育英語以外の外国語は高校以降で選択可能
英語教育の特徴まとめ

「受験英語」ではなく「教養としての英語」を重視。ネイティブ教員との授業やESS活動を通じて、実践的なコミュニケーション能力を育成。大学付属校のメリットを活かし、受験に縛られない本質的な語学教育を展開。

👥 生徒の特色・校風

🌟 中等部独自の自由な校風

慶應3中学(普通部・中等部・湘南藤沢)の中で中等部のみの特徴

1. 制服なし

普段は「中等部らしい気品ある服装」。グレーの制服は式典用のみ。自己判断で年齢にふさわしく個性を生かした服装を選ぶ。

2. 教員を「さん」付けで呼ぶ

教壇なし。「半学半教」の精神(教員も生徒とともに学ぶ)を体現。慶應3中学で中等部のみの特徴。

3. 校則がほとんどない

禁止事項が少なく、生徒自身が規律を考える。「自由」を基本理念に自主管理。

4. 兼部が可能

14:20授業終了で運動部と文化部の両方に参加できる。部活・習い事に十分な時間。

生徒会・自治活動

年1回「生徒会総会」で全生徒が一堂に会し、よりよい中等部生活のために議論。教員との適度な距離感で、和気藹々とした雰囲気の中、生徒の自主性が育まれます。

面倒見の良さスコア ★★☆☆☆ (2/5)

「自由と自律」を重んじる校風のため、手取り足取りの指導は期待できません。自分で考え行動できる生徒には最高の環境ですが、細かいサポートを求める生徒には向きません。

⚽ 部活動(校友会活動)全38部

活動方針・特徴
  • 週3日以内の活動で学業との両立を重視
  • 運動部と学芸部の兼部が可能(多くの生徒が実践)
  • 校友会活動を学業と並ぶ大切なものとして位置づけ
  • 14:20授業終了で部活・習い事に十分な時間を確保
  • 慶應大学生がコーチとして指導に入る場合も多い
  • 全体に和気藹々と楽しく活動する雰囲気
活動時間4月~11月展覧会まで:17:30下校
展覧会~12月:16:30下校
1月~3月:17:00下校
指導体制各部に顧問教員、慶應大学生コーチ(部によって異なる)
兼部状況多くの生徒が運動部と学芸部を兼部(週3日制のため可能)

🏃 運動部(17部)詳細

🏹 弓道部 🏆

実績:全国大会レベル
活動:綱町道場で週3日練習。伝統的な武道の礼儀作法も学ぶ。初心者歓迎。

🏊 水泳部 🏆

実績:大会で好成績
活動:屋内・屋外プール使用。7月の水泳学校(那古宿舎)での合宿が名物。

🏉 ラグビー部 🏆

実績:大会出場実績あり
活動:綱町グラウンドで練習。慶應伝統のスポーツとして人気。

⚽ サッカー部

活動:綱町グラウンドで週3日練習。基礎技術から戦術まで幅広く学ぶ。学年を超えた交流が盛ん。

⚾ 軟式野球部

活動:綱町グラウンドで活動。慶應野球の伝統を継承。慶早戦応援では重要な役割。

🏀 バスケットボール部

活動:体育館で週3日練習。男女別に活動し、基礎から試合形式まで実践。

🏐 バレーボール部

活動:体育館練習と中庭バレーも人気。昼休みには多くの生徒が中庭でバレーを楽しむ文化。

🎾 硬式テニス部

活動:テニスコートで練習。初心者から経験者まで幅広く対応。

🥋 柔道部

活動:綱町道場で武道の精神と技術を学ぶ。礼儀作法を重視。初心者も多数入部。

⚔️ 剣道部

活動:綱町道場で練習。伝統武道を通じて精神力と集中力を養成。段位取得も目指せる。

🤺 フェンシング部

活動:体育館で週3日練習。珍しい競技として人気。基礎から丁寧に指導。

🏓 卓球部

活動:体育館で活動。男女とも盛んで、学年を超えた交流が特徴。初心者も歓迎。

🏃 陸上部

活動:グラウンドでトラック・フィールド練習。校外行事のマラソンにも参加。

🥎 ソフトボール部

活動:綱町グラウンドで週3日練習。野球とは異なる独自の魅力。女子にも人気。

🧗 山岳部(ワンダーフォーゲル)

活動:登山・ハイキング中心。夏季・春季の山行で自然を満喫。体力と精神力を養う。

🤸 体操部

活動:体育館で器械体操。マット・跳び箱・鉄棒などを使った技術向上。

🏇 馬術部

活動:中等部では珍しい馬術部。校外施設で馬とのふれあいを通じて豊かな感性を育む。

🎨 学芸部(21部)詳細

🎭 模型部 ⭐

特徴:中等部で唯一部室を持つ特別な存在
活動:鉄道班・戦車班・ガンプラ班・木工班に分かれて活動。展覧会では圧巻の展示。

📰 報道研究会

活動:『中等部ニュース』作成・配布。学校行事でアナウンス担当。取材旅行も実施。兼部先として最適。

🗣️ 英語研究部(ESS)

活動:英語劇の練習・発表。夏合宿では留学生をインストラクターに招き英語漬け環境。

✍️ 書道部

活動:春・夏合宿で集中練習。展覧会で作品展示。初心者多数、兼部率100%。

🎨 美術部

活動:絵画室・造形室で創作活動。新1年生担任の似顔絵制作が伝統。

📷 写真部(カメラクラブ)

活動:学校行事の撮影、作品制作。暗室作業も体験。展覧会では写真展を開催。

🎵 合唱部

活動:音楽室で週3日練習。各種コンサート出演。ハーモニーを大切にした活動。

🎹 器楽部

活動:ピアノ・弦楽器・管楽器など様々な楽器を演奏。アンサンブルの楽しさを追求。

🎸 マンドリンクラブ

活動:マンドリン・ギターを中心としたアンサンブル。独特の音色で聴衆を魅了。

💻 コンピュータ部

活動:プログラミング、ゲーム制作、Web制作など。技術を磨く絶好の場。

♟️ 将棋部

活動:対局と研究を中心に活動。学年を超えた交流が盛ん。思考力を鍛える。

📚 図書の会

活動:図書館の運営補助、読書会、書評執筆など。本好きが集まり読書の楽しさを共有。

🌍 社会研究会

活動:社会問題・時事問題の研究・発表。フィールドワークや資料調査を実施。

🗺️ 地理研究会

活動:地理・地図に関する研究。巡検(フィールドワーク)で現地調査。

📜 歴史部

活動:歴史研究・史跡巡り。テーマを決めて深く掘り下げる。展覧会で研究成果を展示。

🔬 生物部

活動:生物飼育・観察、実験。理科好きが集まり自然の神秘を探究。

🌤️ 気象天文生物愛好会

活動:気象観測、天体観測、生物観察など幅広く活動。自然科学への興味を深める。

🍳 料理と手芸の会

活動:調理実習、手芸作品制作。実生活に役立つスキルを楽しく学ぶ。

📖 文芸部

活動:小説・詩・エッセイなどの創作。部誌発行。文章表現力を磨き感性を育む。

🍵 茶道部

活動:茶道の稽古を通じて日本文化を学ぶ。礼儀作法、おもてなしの心を大切に。

🎭 近代劇研究会

活動:演劇・ダンス・奇術も含む総合芸術部。展覧会での公演が見どころ。

🌟 部活動の魅力ポイント

1. 兼部しやすい環境

週3日制のため、運動部と学芸部の両方に参加する生徒が多数。多様な経験ができる。

2. 慶應大学生の指導

多くの部で慶應大学生がコーチとして指導。先輩との交流が将来のネットワークに。

3. 和気藹々とした雰囲気

勝利至上主義ではなく、楽しみながら成長することを重視。初心者も歓迎。

4. 学年を超えた交流

先輩後輩の垣根が低く、アットホームな関係。人間関係を学ぶ貴重な機会。

🎓 進学実績・進路の特色

中等部長の推薦により塾内高校へ100%進学

高校進学先

男子• 慶應義塾高等学校(日吉)
• 慶應義塾志木高等学校
• 慶應義塾ニューヨーク学院高等部
女子• 慶應義塾女子高等学校
• 慶應義塾ニューヨーク学院高等部
⚠️ 重要な変更点

2021年度入学生より、中等部から慶應義塾湘南藤沢高等部への進学は不可(横浜初等部→湘南藤沢中等部→湘南藤沢高等部のルートが確立したため)

大学進学
慶應義塾大学への推薦進学がほぼ全員。全学部への推薦進学が可能。学部選択は高校での成績により決まるため、中等部時代から学業をおろそかにしないことが重要。

✏️ 入試情報

一般入試

試験日2月3日
試験科目国語(45分・100点)、算数(45分・100点)、社会(25分・50点)、理科(25分・50点)
面接あり(保護者同伴)

🌍 帰国子女入試

帰国子女入試の特徴

海外在住経験のある生徒を対象とした特別入試。一般入試とは別枠で募集し、帰国生の多様な経験を評価します。

出願資格以下のいずれかを満たす者:
① 海外在住1年半以上、帰国後3年以内
② 海外在住2年以上、帰国後4年以内
試験日1月中旬(一般入試より早い)
試験科目【第1次】国語・算数(各45分・100点)、外国語(英語または仏語・独語、45分・100点)
【第2次】面接(保護者同伴)
⚠️ 帰国子女入試の注意点
  • 一般入試との併願は不可(帰国入試で不合格でも一般入試は受験不可)
  • 外国語は英語以外にフランス語・ドイツ語も選択可能
  • 面接では海外での経験、志望動機などを質問
  • 日本語での学習についていける語学力が必要

💰 学費

入学金340,000円
授業料(年額)880,000円
施設設備費(年額)130,000円
その他諸費用約100,000円(教材費、修学旅行積立等)
学費の特徴

私立中学の中では高めの学費設定。ただし、大学まで一貫教育で塾代がほぼ不要なことを考えると、トータルでは決して高くないという見方も。奨学金制度もあり。

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🎯 マッチング診断(詳細版)

✓ この学校への適性が高い生徒

△ 慎重に検討すべき生徒

教育の独自性スコア ★★★★☆ (4/5)

「独立自尊」の精神に基づく自由な校風、制服なし・校則なし、教員を「さん」付けで呼ぶ文化など、他校にはない独自の教育スタイル。福沢諭吉の教育哲学を今も実践する数少ない学校。

📈 将来価値・「5年後の伸び代」分析

5年後の伸び代スコア ★★☆☆☆ (2/5)

すでに完成された伝統校のため、大規模な変化・成長は見込みにくい。ただし安定性・ブランド価値は今後も維持される。「変わらない良さ」を求める家庭には最適。

📊 ブランド価値

評価:★★★★★ (5/5)
慶應義塾のブランド力は不変。社会的信用、就職、人脈形成において今後も高い価値を維持。

🔄 改革の可能性

評価:★★☆☆☆ (2/5)
伝統維持型のため大きな改革は期待しにくい。時代に合わせた微調整は継続的に実施。

🌐 国際化の進展

評価:★★★☆☆ (3/5)
NY学院との連携など国際化の土壌はある。今後の強化が期待される分野。

📈 人気動向

評価:★★★★☆ (4/5)
慶應ブランドへの志向は根強い。特に女子の人気は依然として最難関レベル。

⭐ 最終まとめ・総合評価

学校のポジショニング

「慶應ブランドの自由な共学校・伝統的価値観の継承者」

📌 この学校の本質

慶應義塾中等部は、「自由」と「責任」のバランスを学ぶ場です。制服なし、校則ほぼなし、教員を「さん」付けで呼ぶという自由な環境は、一見魅力的に見えますが、その自由を使いこなせる自律性がなければ、むしろ負担になります

大学までの一貫教育で受験プレッシャーがない反面、受験指導は手厚くありません。教養・リベラルアーツを重視し、「社会の中枢人物」となる素地を作ることに主眼を置いています。

📌 慶應義塾中等部が選ばれる理由

1. 大学までの一貫教育による安心感
中学入学時点で慶應義塾大学への進学がほぼ確定するため、受験勉強に追われることなく、6年間(中高)+4年間(大学)の計10年間を自分の興味関心に費やすことができます。これは進学校にはない大きなメリットです。

2. 「独立自尊」の精神に基づく人間教育
福沢諭吉の教育哲学である「独立自尊」は、単なるスローガンではなく、実際の学校生活に深く根付いています。生徒は自分で考え、判断し、行動することを求められ、その過程で真の意味での「自立」を学びます。

3. 慶應ネットワークという無形の資産
慶應義塾の卒業生ネットワーク(三田会)は、日本でも有数の強力な同窓会組織です。ビジネス、政界、医療、法曹、メディアなど、あらゆる分野に慶應出身者がおり、このネットワークは卒業後の人生において大きな資産となります。

📌 入学前に必ず確認すべきこと

1. お子さんは「自由」を使いこなせるか?
中等部の自由な校風は、自律性のある生徒には最高の環境ですが、指示待ちタイプの生徒には厳しい環境です。小学校時代に「言われなくても自分でできる」タイプかどうかを見極めてください。

2. 慶應大学への進学で本当に良いか?
中等部に入学すると、原則として慶應義塾大学に進学することになります。医学部志望で東大理Ⅲや他大医学部を目指したい場合、あるいは将来の選択肢を広く持ちたい場合は、進学校を選ぶ方が適しているかもしれません。

3. 学費負担は問題ないか?
初年度約140万円、その後も年間約110万円の学費がかかります。大学卒業まで10年間の総額は相当な金額になります。奨学金制度はありますが、経済的な見通しを立てた上で受験を検討してください。

📌 他の慶應系列校との比較

慶應義塾には中等部のほかに、普通部(男子校・日吉)と湘南藤沢中等部(共学・藤沢)があります。中等部の特徴は「自由な校風」と「三田の伝統」です。普通部はより伝統的・保守的、SFCはより国際的・先進的という特色があります。お子さんの性格や家庭の価値観に合った学校を選ぶことが重要です。

📌 受験対策のポイント

中等部の入試は、4科目に加えて面接(保護者同伴)があるのが特徴です。面接では、志望動機、家庭の教育方針、本人の性格や趣味などが問われます。「なぜ慶應か」「なぜ中等部か」を家族でしっかり話し合い、自分の言葉で語れるようにしておくことが重要です。

💬 最終メッセージ

慶應義塾中等部は、「自由と責任を学び、慶應ブランドの中で自分らしく成長したい」という強い意志を持つ生徒には最高の環境です。ただし、その自由を使いこなせる自律性が不可欠であり、「偏差値が高いから」「慶應ブランドだから」という理由だけで選ぶと、入学後にミスマッチを感じる可能性があります。

学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。学校説明会や展覧会(文化祭)に足を運び、実際の雰囲気を確かめ、在校生や保護者の話を聞いた上で、本当に自分に合っているかを慎重に判断してください。

慶應義塾中等部での6年間は、お子さんの人生を大きく左右する貴重な時間です。この記事が、皆様の学校選びの一助となれば幸いです。

🔗 詳しい情報・最新情報

必ず学校公式サイトで最新情報をご確認ください

慶應義塾中等部 公式サイト →