「立志・開拓・創作」— 都立中高一貫校の最高峰、SSH指定の理数教育トップ校
「都立中高一貫校の最高峰、SSH指定の本格理数教育で難関大学へ」
東京都立中高一貫校の中で最も高い大学合格実績を誇る名門校。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として理数教育に強みを持ち、「小石川フィロソフィー」による探究学習が特徴。公立ならではの学費で、理系志望・探究心旺盛な生徒に最適な学校です。
| 正式名称 | 東京都立小石川中等教育学校 |
|---|---|
| 所在地 | 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-29-29 |
| TEL | 03-3946-7171 |
| 設立年 | 2006年(中等教育学校として開校) 前身:東京府立第五中学校(1918年創立) |
| 設置者 | 東京都 |
| 校種 | 公立中等教育学校(6年一貫)・男女共学 |
| 全校生徒数 | 約960名(1学年約160名×6学年) |
| 1学年生徒数 | 約160名(男女各約80名) |
| クラス編成 | 約40名×4クラス |
| 教育目標 | 「立志・開拓・創作」— 高い志を持ち、新たな道を切り拓き、創造する人材の育成 |
千石駅A1出口より徒歩約3分
巣鴨駅から1駅、大手町駅から約15分。最寄駅から非常に近くアクセス抜群。
巣鴨駅より徒歩約10分
池袋駅から2駅、東京駅から約20分。山手線沿線からのアクセスも良好。
文京区の閑静な住宅街に立地。六義園が近く、落ち着いた学習環境。東京大学も近い文教地区。
理科実験室が充実。SSHにふさわしい設備。図書館、体育館、プール、校庭など。
文京区本駒込という都心の文教地区に位置。都営三田線千石駅から徒歩3分という好立地で、都内各所からのアクセスが非常に良好です。周辺には六義園や東京大学などがあり、知的な雰囲気に囲まれた環境で学校生活を送れます。
1918年に「東京府立第五中学校」として創立。戦後「都立小石川高等学校」となり、2006年に都立初の中等教育学校として「小石川中等教育学校」に改編されました。100年以上の歴史を持つ名門校の伝統を受け継ぎながら、新しい時代の教育に挑戦しています。
| 1918年 | 東京府立第五中学校として創立(旧制中学校) |
|---|---|
| 1948年 | 学制改革により東京都立小石川高等学校となる |
| 1950年 | 男女共学化 |
| 2006年 | 東京都立小石川中等教育学校として開校(都立初の中等教育学校) |
| 2007年 | SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定 |
| 2012年 | SSH第2期指定 |
| 2017年 | SSH第3期指定 |
| 2022年 | SSH第4期指定 |
「中等教育学校」は、中学校と高校を一体化した6年制の学校です。「中高一貫校」とは異なり、高校からの募集はありません。前期課程(1〜3年)と後期課程(4〜6年)に分かれますが、カリキュラムは6年間を見通して編成されています。小石川は東京都で最初に設置された中等教育学校です。
「立志」— 高い志を持つこと。「開拓」— 自ら新たな道を切り拓くこと。「創作」— 新しい価値を創造すること。この3つの柱のもと、グローバル社会で活躍できるリーダーの育成を目指しています。
文部科学省指定のSSH校として、理数系教育に特化したカリキュラムを展開。大学・研究機関との連携、科学オリンピック出場、海外研修など、本格的な科学教育を実施。
6年間を通した探究学習プログラム。1〜2年次は「小石川教養主義」、3〜4年次は「課題研究」、5〜6年次は「卒業研究」と段階的に深化。論文作成・発表まで行う本格的な探究活動。
海外語学研修(オーストラリア)、海外科学研修(アメリカ・シンガポールなど)、留学生との交流など。グローバルな視野を養う機会が豊富。
高校受験がないため、6年間を見通した効率的なカリキュラム。中学範囲を5年次までに終え、5〜6年次は大学入試に向けた演習を実施。先取り学習も可能。
| 授業時間 | 週34〜35時間(50分授業) |
|---|---|
| 登校時刻 | 8:25 |
| 学期制 | 3学期制 |
| 週何日 | 6日制(土曜は隔週または特別授業) |
| 高校募集 | なし(完全中高一貫) |
SSH指定校として高度な内容を学ぶため、学習量は多めです。宿題・レポート課題も多く、自主的に学ぶ姿勢が求められます。理数系科目に苦手意識がある場合は、入学後に苦労する可能性があります。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)は、文部科学省が科学技術人材育成のために指定する制度です。指定校は、先進的な理数教育のカリキュラム開発、大学・研究機関との連携、海外研修などを行います。小石川は2007年から継続して指定を受け、第4期(2022年〜)に入っています。
生徒が自らテーマを設定し、実験・調査・分析を行う本格的な研究活動。物理・化学・生物・地学・数学・情報の各分野で取り組む。成果は論文にまとめ、発表会で報告。
数学・物理・化学・生物・情報などの科学オリンピックに多数出場。国際大会出場者も輩出。メダル獲得者も多数。
東京大学、東京工業大学、筑波大学などの研究室訪問・特別講義。最先端の研究に触れる機会。大学教授による指導も。
アメリカ(NASA、スタンフォード大学など)、シンガポール、オーストラリアなどでの科学研修。現地の高校生との交流、研究施設見学など。
理数教育が注目されがちですが、英語教育も充実。海外研修プログラムが多く、グローバルな視野を養う機会が豊富です。
英語は少人数クラスで実施。発話機会を確保し、4技能をバランス良く育成。ネイティブ教員によるオールイングリッシュ授業も。
オーストラリア語学研修(2年次・希望者)。ホームステイしながら現地校で学ぶ。異文化体験を通じて国際感覚を養う。
SSH事業の一環として、アメリカ・シンガポールなどで科学研修。英語で研究発表を行う機会も。科学と英語を両方伸ばす。
英検取得を推奨。2級以上の取得率が高い。GTECやTOEFLなどの外部試験にも対応した指導。
「なぜ?」を追求する姿勢を持った生徒が多い。授業中の質問も活発。自ら調べ、考え、発表する力がある。
SSH指定校のため、理系に興味・関心を持った生徒が集まる。将来は研究者・医師・エンジニアを目指す生徒が多い。
自分で考え、自分で行動する姿勢が求められる。手取り足取りの指導ではなく、生徒の自主性を尊重する校風。
学習意欲の高い生徒が多く、真面目に学業に取り組む校風。課題やレポートにも丁寧に取り組む。
生徒の自主性を尊重する校風で、手取り足取りの指導というよりは、自ら学ぶ姿勢を育てる方針。私立のような手厚いサポートを期待する場合は注意が必要。ただし、探究学習では教員からの丁寧な指導がある。
男女ともに活動。都大会出場を目標に練習。文武両道を実践。
男女別に活動。チームワークを大切にしながら技術向上を目指す。
コートで練習。大会出場実績あり。初心者からでも歓迎。
プール完備で活動。大会出場を目指して練習。
実績:科学オリンピック・学生科学賞で多数入賞
SSH校らしく、科学系部活が充実。本格的な研究活動を展開。大学研究室との連携も。
プログラミング、アプリ開発、競技プログラミングなど。情報オリンピック出場者も。
定期演奏会開催。文化祭での発表が人気。音楽を通じた表現活動。
創作活動、校内新聞の発行。表現力を磨く活動。
| 東京大学 | 約20名前後(都立中高一貫校トップ) |
|---|---|
| 京都大学 | 約5〜10名 |
| 東京工業大学 | 約10〜15名 |
| 一橋大学 | 約5〜10名 |
| 国公立大学合計 | 約100名以上 |
| 早慶上理 | 約100名以上 |
| 医学部医学科 | 約10〜15名 |
都立中高一貫校の中で最も高い大学合格実績を誇ります。特に東京大学への合格者数は都立中高一貫校でトップ。理系学部への進学者が多く、医学部・工学部・理学部への進学が目立ちます。SSH指定校としての理数教育の成果が表れています。
SSH指定校としての地位は確立されており、今後も理数教育のトップ校として発展が期待されます。大学入試改革にも対応した探究型学習のノウハウを持ち、変化する教育環境にも適応できる学校です。
| 試験日 | 2月3日 |
|---|---|
| 試験科目 | 適性検査I(45分)、適性検査II(45分)、適性検査III(45分) |
| 面接 | なし |
| 報告書 | あり(小学校の成績を点数化) |
| 募集人員 | 男女各80名(計160名) |
| 出願資格 | 東京都内に保護者とともに居住する小学6年生 |
| 適性検査I | 文章を読んで考えをまとめる(400〜500字の記述) 思考力・表現力・論理的思考を評価 |
|---|---|
| 適性検査II | 資料を読み取り、課題を解決する 数的処理・論理的思考・情報処理能力を評価 |
| 適性検査III | 小石川独自問題 理科・社会の知識を活用した総合問題 |
| 入学金 | 5,650円 |
|---|---|
| 授業料(年額) | 118,800円(月額9,900円) ※就学支援金により実質無料の場合あり |
| その他諸費用 | 教材費・修学旅行積立など約100,000円/年 |
| 初年度納入金合計 | 約200,000円程度 |
| 年間費用(2年目以降) | 約200,000円程度 |
公立校のため、私立と比較して圧倒的に安い学費です。東京都の授業料無償化制度により、世帯年収によっては授業料が実質無料になります。SSH校として私立並みの充実した教育を、公立の学費で受けられるのが最大のメリットです。
小石川中等教育学校の前身である都立小石川高等学校(旧・東京府立第五中学校)からは、数多くの著名人が輩出されています。学者・研究者・官僚・経営者など、各界で活躍する卒業生が多いのが特徴です。
小石川高校(旧・府立五中)の卒業生である朝永振一郎氏は、1965年にノーベル物理学賞を受賞しました。量子電磁力学における「くりこみ理論」の研究が評価されたものです。日本を代表する物理学者として、小石川の誇りです。この伝統は現在のSSH教育にも受け継がれています。
小石川では、生徒が主体となって運営する行事が多いのが特徴です。特に創作展(文化祭)と体育祭は生徒の企画力・実行力が発揮される場となっています。
| 4月 | 入学式、オリエンテーション、新入生歓迎会 |
|---|---|
| 5月 | 体育祭、遠足 |
| 6月 | 前期中間考査 |
| 7月 | 夏季講習、SSH海外研修(希望者) |
| 8月 | 夏休み、部活動合宿、SSH課題研究 |
| 9月 | 創作展(文化祭)、前期期末考査 |
| 10月 | 芸術鑑賞教室、修学旅行(5年次) |
| 11月 | 後期中間考査、進路講演会 |
| 12月 | 冬季講習、百人一首大会 |
| 1月 | SSH課題研究発表会 |
| 2月 | 後期期末考査、卒業研究発表(6年次) |
| 3月 | 卒業式、修了式、海外語学研修(2年次希望者) |
小石川最大の行事。各クラス・部活動が展示・発表を行う。SSH課題研究の発表も。生徒主体の企画・運営で、来場者数も多い人気イベント。
学年縦割りのチーム対抗戦。前期課程・後期課程が一体となって競技。応援合戦も見どころ。
SSH活動の集大成。各分野の研究成果を発表。外部審査員による評価も。科学オリンピック出場者の発表も。
SSH海外科学研修(アメリカ・シンガポールなど)、語学研修(オーストラリア)など。グローバルな視野を養う。
SSH指定校として、理科実験室・研究設備が非常に充実しています。物理・化学・生物・地学の各実験室のほか、情報教室、図書館なども完備。
物理実験室、化学実験室、生物実験室、地学実験室を完備。各教室に最新の実験器具・設備を配置。SSH活動に対応した本格的な研究環境。
情報科学教育に対応したPC室を完備。プログラミング、データ分析などの授業に対応。情報科学部の活動拠点にも。
蔵書数豊富な図書館。自習スペースも充実。専門書・学術書も多く、探究学習をサポート。司書教諭が常駐。
体育館、プール、校庭を完備。部活動・体育授業に対応。都心の学校としては十分な広さ。
小石川では保護者会(PTA)活動があり、学校運営に保護者が関わる機会があります。創作展(文化祭)では保護者のサポートも。ただし、私立ほど頻繁な保護者会ではなく、比較的負担は軽めです。
年数回の保護者会を開催。学校の教育方針説明、進路指導説明など。学年ごとの懇談会も。
担任との面談機会あり。進路相談、学習相談など。必要に応じて個別面談も可能。
創作展(文化祭)、体育祭などは保護者参観可能。SSH課題研究発表会も公開。
公立校のため学費は安価。就学支援金制度で授業料実質無料の場合も。塾なしで難関大学合格者も多い。
A. 多くの合格者が塾を利用していますが、独学で合格する生徒もいます。適性検査は私立入試と異なるため、専門的な対策ができる塾を選ぶことをおすすめします。ena、栄光ゼミナール、早稲田アカデミーなどが都立中対策に強いです。
A. SSH指定校のため理系志向の生徒が多いですが、文系に進む生徒もいます。ただし、SSH活動は全員参加のため、理数系科目に苦手意識がある場合は苦労するかもしれません。
A. 小石川の入試は2月3日なので、2月1日・2日の私立中学と併願可能です。開成・桜蔭・筑駒など難関私立との併願者も多いです。適性検査と私立入試は形式が異なるため、両方の対策が必要です。
A. 可能です。東大合格者の中にも塾なしで合格した生徒がいます。SSH活動や学校の授業をしっかり活用すれば、学校だけで難関大学に合格できるポテンシャルがあります。ただし、個人の学力や志望校によっては塾の利用も検討を。
A. 都内各所から通学可能ですが、通学時間1時間以内が目安です。千石駅から徒歩3分と駅近なので、都営三田線・JR山手線沿線からのアクセスが便利。23区東部・西部からも通学者がいます。
A. 適性検査と報告書の配点比率は公開されていますが、報告書も重要な要素です。小学校での成績をしっかり取ることも大切です。特に高学年(5・6年)の成績が評価されます。
| 項目 | 小石川 | 両国 | 桜修館 |
|---|---|---|---|
| 所在地 | 文京区 | 墨田区 | 目黒区 |
| 特色 | SSH・理数教育 | 日本語表現力 | 国際理解 |
| 東大実績 | 約20名 | 約5〜10名 | 約5名 |
| 倍率 | 約5〜6倍 | 約5〜6倍 | 約5〜6倍 |
| 項目 | 小石川 | 筑駒 |
|---|---|---|
| 設置者 | 東京都(公立) | 国立 |
| 男女 | 共学 | 男子校 |
| 入試 | 適性検査型(2月3日) | 4教科型(2月3日) |
| 募集人員 | 160名(男女各80名) | 120名 |
| 東大合格 | 約20名 | 約90名 |
| 学費 | 公立(安い) | 国立(安い) |
| 校風 | SSH・理数探究 | 自由・自主 |
| こんな人向け | 共学希望・SSH重視 | 最難関志望・男子 |
| 項目 | 小石川 | 私立難関校 |
|---|---|---|
| 学費 | 約20万円/年 | 約100〜150万円/年 |
| 入試形式 | 適性検査型 | 4教科型 |
| 入試日 | 2月3日のみ | 複数回あり |
| 教育内容 | SSH・探究重視 | 進学実績重視 |
| 面倒見 | 自主性重視 | 手厚いサポート |
| 施設 | 公立水準 | 充実した施設 |
小石川は理数系・SSH教育を重視する生徒向け。両国は日本語表現力・文系教育を重視する生徒向け。桜修館は国際理解・バランス型を求める生徒向け。筑駒は最難関を目指す男子向け。私立難関校は手厚いサポートと複数回入試を求める人向け。いずれも倍率は高いので、複数校の併願が現実的です。学費を抑えたいなら公立・国立、手厚いサポートを求めるなら私立を検討しましょう。
※都立中高一貫校は1校しか受験できません(すべて2月3日入試のため)
「都立中高一貫校の最高峰、SSH指定の本格理数教育で難関大学へ」
東京都立小石川中等教育学校は、都立中高一貫校の中で最も高い進学実績を誇るトップ校です。SSH指定校として理数教育に強みを持ち、「小石川フィロソフィー」による6年間の探究学習が特徴。公立校ならではの安い学費で、私立並みの充実した教育を受けられます。
理系志望・探究心旺盛・自主的に学べる生徒にとって最高の環境です。ただし、適性検査型入試は私立入試とは全く異なるため、専用の対策が必要です。倍率も非常に高いので、併願校の選定も重要になります。
★★★★☆ (4/5)
SSH継続指定で理数教育を進化。
★★★★★ (5/5)
SSH・小石川フィロソフィーは全国トップレベル。
★★★★☆ (4/5)
海外科学研修など充実。
★★★☆☆ (3/5)
自主性重視の校風。
★★★★★ (5/5)
SSH校として確固たる地位を確立。
東京都立小石川中等教育学校は、公立校ながら私立トップ校に匹敵する進学実績を持つ名門校です。SSH指定校として本格的な理数教育を展開し、「小石川フィロソフィー」による探究学習で思考力・表現力を養います。理系志望で探究心旺盛な生徒にとって、これ以上ない環境。ただし、入試倍率は非常に高いので、適性検査対策と併願校選びをしっかり行いましょう。