「25歳の男づくり」— ドン・ボスコの教育理念に基づき、社会で活躍できる人材を育成するカトリック進学校
| 正式名称 | サレジオ学院中学校・高等学校(Salesio Gakuin Junior & Senior High School) |
|---|---|
| 所在地 | 〒224-0029 神奈川県横浜市都筑区南山田3-43-1 |
| TEL | 045-591-8222 |
| 設立年 | 1960年(昭和35年)目黒区碑文谷に創立、1995年現在地に移転 |
| 設立母体 | カトリック・サレジオ会(イタリア発祥、ドン・ボスコ創立) |
| 校種 | 私立中高一貫校・男子校(完全中高一貫・高校募集なし) |
| 全校生徒数 | 約1,100名(中高合計) |
| 1学年生徒数 | 約180名(4クラス×約45名) |
| 宗教 | カトリック(洗礼強制なし、宗教の授業は中学3年間) |
北山田駅より徒歩約5分
日吉駅から約10分
センター北駅から約3分
たまプラーザ駅・あざみ野駅よりバス
「サレジオ学院」下車すぐ
渋谷から約40分
横浜から約30分
町田から約35分
横浜市都筑区の閑静な住宅街に位置。港北ニュータウンの緑豊かな環境で、広大なキャンパスを有する。1995年に目黒区碑文谷から現在地に移転し、最新の教育施設を整備。神奈川県内からの通学者が多いが、東京都内からも十分通学可能。
1960年創立以来、ドン・ボスコの教育理念「アシステンツァ」を守りながら、時代に合わせた教育改善を継続。派手な改革はしないが、生徒一人ひとりに寄り添う教育姿勢は一貫して変わらない。
カトリック校としての伝統・価値観を守りつつ、進学実績向上にも取り組む。ICT活用、探究学習、国際交流などを段階的に導入。「変わらない良さ」と「時代への適応」のバランスを重視。
イタリア・トリノでヨハネ・ボスコ(ドン・ボスコ)がサレジオ会を創立。青少年教育に生涯を捧げ、「予防教育法」を確立。世界130カ国以上で教育活動を展開。
東京都目黒区碑文谷に「目黒サレジオ中学校」として創立。初代校長ニコロ・タッサン神父が就任。ドン・ボスコの教育精神を日本に伝える。
横浜市都筑区の現在地に移転。広大な敷地に最新の教育施設を整備。校名も「サレジオ学院」に改称。
進学実績は安定して向上。2025年度は東大7名、一橋大11名、東京科学大8名合格。早慶上理262名と過去最高水準の実績を記録。
高校卒業時に完成形を求めるのではなく、社会である程度のことをしていける位置につくであろう25歳を目標に、変革できる人間を育成。
ドン・ボスコの教育理念「アシステンツァ(ともに居る)」を指針とし、先生が生徒のそばに寄り添い、一人ひとりの成長を丁寧に支える全人的な人間教育を実践。
| 信(Religione) | 神への信頼と、宗教心に基づく倫理観の育成。キリスト教の価値観を通じて、人生の意味と目的を考える。 |
|---|---|
| 愛(Amorevolezza) | 教師と生徒の間の愛情に基づく信頼関係。「アシステンツァ」として、常に生徒のそばに寄り添う姿勢。 |
| 理(Ragione) | 理性に基づく教育。なぜそうするのかを理解させ、自ら考え判断できる人間を育成。 |
| 6年一貫教育 | 中高の内容を系統的に整理。中学では基礎学力の徹底、高校では応用力と受験対応力を養成。 |
|---|---|
| 宗教教育 | 中学3年間で週1時間の宗教の授業。キリスト教の歴史や倫理観を学ぶ。洗礼の強制はなし。 |
| 授業時間 | 50分授業。土曜日も通常授業あり(週6日制)。 |
| 少人数教育 | 1学年約180名(4クラス×約45名)。きめ細かい指導が可能。 |
| 総合学習 | 「総合的な探究の時間」で論理的思考力を育成。社会課題への関心を高める。 |
中学3年間で週1時間の宗教授業。キリスト教の歴史、聖書、倫理観を学ぶ。クリスマスの集いでは中2全員でイエス生誕のページェント(聖劇)を上演。洗礼は任意で強制なし。
中3全員でドン・ボスコの祖国イタリアを訪問。ローマ、バチカン、トリノなどを巡り、カトリックの歴史と文化に直接触れる。国際的な視野と感受性を養う特別な体験。
「ともに居る」教育。先生が生徒のそばに寄り添い、学習面だけでなく生活面・精神面も丁寧にサポート。サレジオ学院卒業生の先生も多く、温かい雰囲気。
カトリック校として社会奉仕を重視。地域清掃、福祉施設訪問、募金活動など多様なボランティア活動に参加。「奉仕の精神」を実践的に学ぶ。
修善寺セミナーハウスや野尻湖の山荘での宿泊学習。自然との触れ合いを通じて豊かな感性を育む。高2では進路セミナーを2泊3日で実施。
高2で2泊3日の進路セミナーを実施。大学入試制度、学部学科紹介、職業適性を考える。現役大学生OBとのディスカッションも。
カトリックの価値観に基づく全人教育、イタリア研修旅行、「アシステンツァ」という独自の教育哲学など、他校にはない特色が多い。宗教教育を通じて人間としての在り方を深く考えさせる教育は、進学校の中では異彩を放つ。
都筑区の広大な敷地に、最新の教育施設を配置。緑豊かなキャンパスで、落ち着いた学習環境を提供。
普通教室、特別教室を完備。全教室冷暖房完備。情報教室にはPC完備。
広大な人工芝グラウンド。サッカー、野球、陸上など多目的に使用。
全国優勝を誇るテニス部の練習拠点。複数面のコートを完備。
バスケットボール、バレーボール、バドミントンなどに対応。
蔵書数豊富。自習スペースも完備。放課後の学習にも利用可能。
カトリック校ならではの施設。宗教行事、クリスマスの集いなどで使用。
| 修善寺セミナーハウス | 伊豆の修善寺にある宿泊研修施設。自然体験学習、合宿に使用。 |
|---|---|
| 野尻湖山荘 | 長野県の野尻湖畔にある山荘。夏季の合宿、自然体験に使用。 |
サレジオ学院の生徒・卒業生は「サレジアン」と呼ばれ、温かい人間関係と奉仕の精神で結ばれています。先生との距離が近く、学習面だけでなく生活面・精神面も丁寧にサポートされる環境。卒業生が母校の教員になるケースも多く、世代を超えた絆があります。
カトリックの教育を受け、穏やかで協調性のある生徒が多い。攻撃的な雰囲気はなく、互いを尊重する文化が根付いている。
「アシステンツァ」の精神で、先生が常に生徒のそばにいる環境。何でも相談できる信頼関係が築かれている。
ボランティア活動を通じて社会貢献の意識が高い。「人のために働く喜び」を知っている生徒が多い。
「とても居心地のいい学校」「男子校なので気を使いすぎることなく過ごせる」という声が多い。
「先生達との距離が近く、アットホームでとても良い学校だと思う。勉強、部活、ボランティアなど、皆それぞれの場で頑張っていて、学校も生徒をサポートしてくれる。」
「総じて満足している。先生方もサレジオ学院の卒業生が多く、自らの経験も踏まえ温かく指導してくれる学校。生徒は勉強だけでなく学校生活を楽しんでいるように思う。」
| 制服 | あり(ブレザースタイル) |
|---|---|
| 校則 | 標準的(カトリック校として品位ある行動を求める) |
| 頭髪 | 清潔感のある髪型(極端なスタイルは不可) |
| スマホ | 持ち込み可(授業中は使用禁止) |
「アシステンツァ」の精神で、先生が生徒のそばに寄り添う教育を実践。学習面だけでなく、生活面・精神面も丁寧にサポート。サレジオ学院の最大の特徴であり、強み。
カトリック校ならではの宗教行事と、一般的な学校行事が融合。生徒主体の運営で、仲間との絆を深める機会が豊富。
毎年9月頃に開催。毎年1万人以上が来場する人気イベント。テーマ決めから企画・広報・運営すべてを高校2年生が主導。2025年のテーマは「You can be anything」。
クラス企画、有志企画、屋外イベント、模擬店、各部活動の研究発表や招待試合、部活体験など多彩な内容。全面電子決済対応で時代に合わせた運営。
2学期終業式後、全校生徒参加で実施。カトリック校ならではの大切な行事。
中学2年生全員でイエス・キリスト生誕の劇を上演。役者、コーラス、大道具、音響などの各パートに分かれ、ひとつの劇を作り上げる。
| 体育祭 | 学年を超えた団対抗戦。運動を通じて仲間との絆を深める。 |
|---|---|
| イタリア研修旅行 | 中3全員参加。ローマ、バチカン、トリノなどドン・ボスコの祖国を訪問。 |
| 進路セミナー | 高2対象、2泊3日の合宿形式。大学入試制度、学部学科紹介、職業適性を考える。現役大学生OBとのディスカッションも。 |
| 林間学校 | 修善寺セミナーハウスや野尻湖山荘での自然体験学習。 |
| ミサ・宗教行事 | 創立記念ミサ、卒業記念ミサなどカトリック校ならではの行事。 |
クラブや同好会の数は少ないものの、活躍するクラブは多い。運動部では中学テニス部が全国大会団体戦連続優勝などの実績。文化部では文芸部歴史班が全国大会優勝、物理班はロボコンで技術賞の実績。
全国大会団体戦連続優勝
サレジオ学院を代表する強豪部活。全国トップレベルの実力を誇り、多数の実績を持つ。
県大会出場(3年連続5回目)
2024年・2025年と県大会出場を決めるなど、着実に力をつけている。
横浜カップ1次Tブロック優勝(高校)
活発に活動中。
グラウンドで練習。チームワークを大切に活動。
その他:剣道部、卓球部、バドミントン部、バレー部、陸上部
神奈川県の大山の研究で全国大会優勝
地域の歴史・文化を深く研究し、高い評価を受けている。
ロボコン技術賞
ロボット製作を通じて科学技術への理解を深める。
精巧な模型製作に定評。サレジオ祭での展示は人気。
バンド活動を中心に活動。サレジオ祭でのライブが見どころ。
その他:自然科学部(化学班・生物班)、吹奏楽部、パソコン部、文芸部文芸班、美術部、ジャグリング部、将棋囲碁同好会、ESS同好会
1学年約180名という小規模ながら、難関大学に安定した合格実績を誇る。2025年度は東大7名・一橋11名・東京科学大8名、早慶上理262名と過去最高水準の実績を記録。「25歳の男づくり」の教育が、大学進学後も社会で活躍できる人材を輩出している。
| 国公立大学(卒業生184名) | |
|---|---|
| 東京大学 | 7名(現役6名・現役合格率3.26%) |
| 京都大学 | 2名(現役2名) |
| 一橋大学 | 11名(現役10名・現役合格率5.43%) |
| 東京科学大学 | 8名(現役4名) |
| その他国公立 | 北海道大、東北大、筑波大、横浜国立大、千葉大、お茶の水女子大など |
| 私立大学 | |
|---|---|
| 早稲田大学 | 78名(現役68名・現役合格率36.96%) |
| 慶應義塾大学 | 約60名 |
| 上智大学 | 約40名 |
| 東京理科大学 | 約80名 |
| 早慶上理合計 | 262名(現役224名・現役合格率121.74%) |
卒業生184名に対して早慶上理262名という数字は、1人が複数校に合格していることを示しています(延べ人数)。「現役合格率121.74%」は、平均して1人1校以上に合格していることを意味し、進学指導の充実ぶりを示しています。
1学年184名という小規模校ながら、東大7名・一橋11名は立派な実績。早慶上理262名(延べ)は、ほぼ全員が難関私大に合格していることを意味する。「面倒見の良さ」が進学実績にも反映されている。
サレジオ学院の入試はA日程(2月1日)とB日程(2月4日)の2回のみ。募集人員は計約110名(A日程約60名、B日程約50名)。チャンスは2回あるものの、B日程は倍率が高くなる傾向。
| A日程 | 2026年2月1日(日) 募集約60名 |
|---|---|
| B日程 | 2026年2月4日(水) 募集約50名 |
| 出願方法 | インターネット出願 |
| 合格発表 | 各試験日の翌日(インターネット) |
| 国語 | 50分・100点 |
|---|---|
| 算数 | 50分・100点 |
| 社会 | 40分・75点 |
| 理科 | 40分・75点 |
| 合計 | 350点満点 |
| 面接 | なし |
| 年度 | 日程 | 受験者数 | 合格者数 | 実倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | A日程 | 約280名 | 約100名 | 約2.8倍 |
| B日程 | 約350名 | 約80名 | 約4.4倍 |
A日程(2/1)は神奈川御三家(聖光・栄光・浅野)や都内難関校と日程が重なるため、サレジオを第一志望にする受験生が多い。B日程(2/4)は併願組も多く、倍率が高くなる傾向。
同レベルの併願校としては、逗子開成、鎌倉学園、山手学院などが一般的。
| 入学金 | 250,000円 |
|---|---|
| 授業料(年額) | 516,000円 |
| 施設維持費(年額) | 約150,000円 |
| その他 | 教材費、修学旅行積立、イタリア研修費用など |
約110〜120万円
神奈川県の私立男子校としては標準的な水準。中3のイタリア研修旅行費用は別途必要(積立方式)。奨学金制度もあり。
カトリック校としての伝統を守りながら、着実に進学実績を伸ばしている。派手な改革はないが、「変わらない良さ」を求める家庭には最適。
評価:★★★☆☆ (3/5)
神奈川のカトリック男子校として一定の認知度。「面倒見の良さ」「温かい校風」が強み。
評価:★★★☆☆ (3/5)
伝統を守りながら、時代に合わせた改善を継続。大きな変化より安定を重視。
評価:★★★★☆ (4/5)
イタリア研修旅行は他校にない強み。カトリックの国際ネットワークを活かした教育。
評価:★★★★☆ (4/5)
2025年度は過去最高水準の実績。面倒見の良さが進学実績に反映されている。
サレジオ学院は、「アシステンツァ(ともに居る)」の精神で生徒一人ひとりに寄り添うカトリック進学校です。「25歳の男づくり」という教育目標は、高校卒業時の偏差値や進学先だけでなく、社会で活躍する人間を育てることを重視しています。
1学年約180名という小規模を活かした面倒見の良さは、サレジオ学院の最大の特徴。先生との距離が近く、何でも相談できる環境は、思春期の男子にとって大きな安心感を与えます。
1. 温かい「アシステンツァ」教育
ドン・ボスコの教育理念「ともに居る」を実践。先生が生徒のそばに寄り添い、学習面だけでなく生活面・精神面も丁寧にサポート。サレジオ学院の卒業生が教員になるケースも多く、世代を超えた絆がある。
2. 中3全員参加のイタリア研修旅行
ドン・ボスコの祖国イタリアを訪問し、ローマ・バチカン・トリノを巡る特別な体験。カトリックの歴史と文化に直接触れることで、国際的な視野と感受性を養う。他校にはない唯一無二の教育プログラム。
3. 着実な進学実績
1学年184名という小規模ながら、東大7名・一橋11名・東京科学大8名、早慶上理262名と立派な実績。「面倒見の良さ」が進学実績にも反映されている。
1. 宗教教育への理解
中学3年間で週1時間の宗教の授業があります。洗礼は強制されませんが、カトリックの価値観に基づく教育を受けることになります。クリスマスの集いでは中2全員で聖劇を上演するなど、宗教行事への参加もあります。
2. 通学時間
横浜市都筑区という立地は、都心からはやや遠い位置にあります。渋谷から約40分、横浜から約30分の通学時間を確認してください。
3. 保護者参加行事
「家庭と学校は子どもを中心とした『教育共同体』」という考えから、保護者参加行事が多めです。学校との連携を大切にする家庭に向いています。
サレジオ学院は、「温かい環境で人間性も学力も伸ばしたい」という生徒・家庭に最適な学校です。競争よりも協調、偏差値よりも人間力を重視する教育は、社会で真に活躍できる人材を育てます。
学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。サレジオ祭や学校説明会に足を運び、「サレジアン」の温かい雰囲気を肌で感じてください。
サレジオ学院での6年間は、お子さんの人間力を大きく成長させます。この記事が、皆様の学校選びの一助となれば幸いです。