「愛と礼」— 135年の伝統と立教大学推薦枠100%で人気急上昇の名門女子校
| 正式名称 | 香蘭女学校中等科 |
|---|---|
| 所在地 | 〒142-0064 東京都品川区旗の台6-22-21 |
| TEL | 03-3786-1136 |
| 創立年 | 1888年(明治21年) |
| 校種 | 私立完全中高一貫校・女子校 |
| 宗教 | キリスト教(英国聖公会系) |
| 系属校 | 立教大学系属校 |
| 1学年生徒数 | 160名 |
| 偏差値 | 64(首都圏模試)/ S48-56(SAPIX) |
| 制服 | あり(2023年にワンピース復活) |
| 公式サイト | 香蘭女学校公式サイト |
| 東急大井町線・池上線 | 「旗の台駅」より徒歩約5分 |
|---|
品川区旗の台の閑静な住宅街に位置しています。商店街を抜けていく通学路は落ち着いた環境で安心です。四季折々の緑に囲まれた校舎までのアプローチは非常に素敵で、タヌキが出るほど自然豊かな環境。イギリス風のおしゃれな校舎と大きな礼拝堂(パイプオルガンあり)が特徴です。
「日本女性固有の徳性をキリスト教倫理によって、より深く豊かなものとし、品位と思いやりのある女性を育てる」
キリスト教の教えである「愛」と、日本伝統の「礼」を両輪とした教育理念。他者に寄り添い、ともに生きる姿勢を自然と身につけます。
毎日の礼拝、聖書の授業を通じて、心の教育を大切にしています。クワイヤー(聖歌隊)による宗教行事での歌唱も伝統です。
高等科3年生が中等科1年生をサポートする伝統的な制度。安心して学校生活を送れるよう先輩が後輩を支援します。
ボランティア活動や平和学習を通じて、他者に心を寄せ、しなやかに生きる姿勢を育みます。
明治時代から歌い継がれている香蘭女学校の校歌には「なすべきつとめ つくしつつ 薫りをはなて とりどりに」という一節があります。神様から与えられた賜物を活かし、他者を想い、手を取り合い、小さくされた人々の隣人であろうとする——これが香蘭の教育の根幹です。
香蘭女学校は英語教育に特に力を入れています。週6時間の英語授業を実施し、全学年でクラスを2分割した少人数制の授業を週3時間導入。ネイティブスピーカーによる英会話、洋書の多読・多聴、オンラインスピーキング、自由作文など工夫を凝らした授業が行われています。
カナダ・イギリス・韓国・アメリカとの交流プログラムや留学制度を整備。国際的な視野を持った女性を育成します。
女子の特性に配慮した理数教育を行い、実験や言語活動を通じて課題解決力を育成。理系大学への進学者も増えています。
中等科卒業時に卒業論文を作成する伝統があります。自分で課題を見つけ、考え抜く力を養います。
スタディーホールでの自習時のアドバイスや夏季補習など、サポート体制が整っています。外部の方が質問対応してくれます。
2024年度卒業生から、立教大学への推薦枠が97名→160名に大幅増員されました。1学年160名の全員分に相当し、事実上、立教大学への進学率100%が実現しました。これは香蘭女学校の卒業生が立教大学で長年活躍してきた実績が評価された結果です。
| 立教大学推薦枠の推移 | |
|---|---|
| 〜2019年度 | 80名(約50%) |
| 2020〜2023年度 | 97名(約60%) |
| 2024年度〜 | 160名(100%) |
| その他の進学実績(2025年度) | |
|---|---|
| 立教大学以外の私立大学 | 明治大学11名、東京理科大学7名、東京都市大学12名 など |
| 他大学AO・指定校推薦 | 約20名程度 |
| 一般受験 | 約70名程度 |
| 聖路加国際大学 | 看護学部への進学実績あり |
| 海外大学 | 進学実績あり |
立教大学への推薦枠が100%になったとはいえ、他大学への進学を選ぶ生徒もいます。早慶、国公立大学、理系大学などを目指す場合は一般受験が必要です。「立教大学だけではなく、広い幅の選択肢があることが強み」という卒業生の声も。
立教大学への推薦枠100%は圧倒的。大学受験のストレスなく、6年間の学校生活を充実させたい人にとって最高の選択肢です。
| 初年度納入金 | |
|---|---|
| 入学金 | 300,000円 |
| 授業料(年額) | 476,000円 |
| 施設設備資金 | 200,000円 |
| 教育推進費 | 108,000円 |
| 生徒活動費 | 7,200円 |
| 旅行費等積立金 | 130,000円 |
| 紫苑の会費 | 18,000円 |
| 初年度合計 | 約1,239,200円 |
初年度約124万円は私立女子校として標準的。しかし、立教大学への推薦枠100%を考えると、大学受験の塾代・予備校代が不要に。6年間+4年間のトータルで見れば、圧倒的なコストパフォーマンスです。
| 募集人数・入試日程 | |
|---|---|
| 第1回入試 | 2026年2月1日(日)・4科目・約100名 |
| 第2回入試 | 2026年2月2日(月)・2科目・約60名 |
| 第1回入試(4科目) | |
|---|---|
| 国語 | 100点(50分) |
| 算数 | 100点(50分) |
| 理科 | 75点(30分) |
| 社会 | 75点(30分) |
| 合計 | 350点満点 |
| 第2回入試(2科目) | |
|---|---|
| 国語 | 100点(50分) |
| 算数 | 100点(50分) |
| 合計 | 200点満点 |
| 第1回(4科目) | 倍率約3.52倍 |
|---|---|
| 第2回(2科目) | 倍率約11.3倍(非常に狭き門) |
立教大学推薦枠100%の発表以降、入試倍率が急上昇。特に第2回(2科目)は11倍超と非常に厳しい競争です。
香蘭女学校の校舎はイギリス風のおしゃれな作りで人気です。大きな礼拝堂にはパイプオルガンもあり、荘厳な雰囲気。図書館の蔵書は6万冊と充実しています。校庭は人工芝ですが、都心の一等地のため広くはありません。
| 礼拝堂 | パイプオルガン完備。毎日の礼拝や宗教行事で使用。 |
|---|---|
| 図書館 | 蔵書6万冊。自習スペースも充実。 |
| 校庭 | 人工芝。都心のため広くはない。 |
| スタディーホール | 放課後の自習に利用可能。質問対応スタッフあり。 |
校舎の雰囲気は素晴らしいですが、校庭が狭いのが難点。運動部には少し物足りないかもしれません。
香蘭女学校最大の行事はヒルダ祭(バザー)。100年以上続く伝統行事で、生徒・保護者・卒業生が一体となって運営します。収益は社会福祉活動に寄付されます。
| 4月 | 入学式、オリエンテーション、イースター礼拝 |
|---|---|
| 5月 | 中間考査、聖霊降臨日礼拝 |
| 6月 | 創立記念日、期末考査 |
| 7月 | 終業式、夏期補習 |
| 9月 | 始業式、体育祭 |
| 10月 | 中間考査 |
| 11月 | ヒルダ祭(バザー)、修学旅行 |
| 12月 | 期末考査、クリスマス礼拝、終業式 |
| 1月 | 始業式 |
| 2月 | 入学試験、学年末考査 |
| 3月 | 卒業式、修了式 |
香蘭女学校は日本におけるガールスカウト発祥の地として知られています。ガールスカウト部は90年以上の歴史があり、伝統的な活動を続けています。
バスケットボール部、バレーボール部、テニス部、水泳部など。校庭が狭いため、活動は控えめな部も多いです。
ガールスカウト部(日本発祥の地)、クワイヤー(聖歌隊)、美術部、文芸部など。クワイヤーは宗教行事で活躍します。
部活動はゆるい雰囲気。絶対に全国を目指したい人には向きませんが、のびのびと活動したい人には良い環境です。
香蘭女学校の制服はかわいいと評判です。2023年からワンピースやスラックススタイルが追加され、60年ぶりにギンガムチェック(ストライプに進化)のワンピースが復活しました。夏服・冬服ともに上品で清楚なデザインです。
「基本的なことが多い」との口コミ。持ち物検査や服装チェックはありません。電車内でのスマホ禁止というルールがありますが、半分くらいの生徒が守れていないという声も。
「穏やかでのびのびとした学校」という評判。先生方は個性があって授業が面白く、生徒は素直で落ち着いた子が多いです。
「立教に半分以上行けるのでとても良い環境。中間・期末テストの他にも確認テストがあり、お互いに高め合える環境です」(在校生)
「理事長、校長先生をはじめ、各先生方のお人柄が素晴らしい。キリスト教がベースの伝統校ですが、とても開かれたスタンス」(保護者)
「学年ビリを何度も取ったことがある私でも立教大学に入れました。よほどハメを外さなければ立教に入学できます」(卒業生)
「四季折々の緑に囲まれた校舎までのアプローチは本当に素敵。タヌキが出たこともあります(笑)」(在校生)
全体的に高評価(平均3.9点/5点)。特に「のびのび」「学習環境の良さ」「いじめの少なさ」への評価が高いです。一方で「校庭が狭い」「部活動は物足りない」という声も。穏やかな校風を求める人には最適な学校です。
ユニセフ親善大使・女優・司会者として活躍。「徹子の部屋」でおなじみの国民的タレントです。
ジャーナリスト。「兼高かおる世界の旅」で知られる旅行ジャーナリストの先駆者です。
噺家(落語家)。立教大学経済学部卒業後、女性落語家として活躍中。
東邦大学理学部講師。早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院博士課程修了。再生可能エネルギーの研究者。
香蘭女学校は国際交流プログラムが充実しています。カナダ、イギリス、韓国、アメリカの学校との交流や留学制度があり、グローバルな視野を持った女性を育成しています。英語教育の充実と合わせて、国際的に活躍できる力を身につけられます。
| カナダ交流 | カナダの姉妹校との交流プログラム。短期留学の機会もあります。 |
|---|---|
| イギリス交流 | 英国聖公会系のルーツを持つイギリスの学校との交流。 |
| 韓国交流 | 韓国の姉妹校との文化交流プログラム。 |
| アメリカ交流 | アメリカの学校との交流。ホームステイなども経験できます。 |
| 留学制度 | 希望者は長期留学も可能。帰国後のサポート体制も整っています。 |
コロナ禍以降、オンラインを活用した英会話プログラムも充実。自宅からでも英語力を鍛えられます。
英語の本を大量に読む「多読」プログラム。楽しみながら英語力を向上させます。立教大学からも「香蘭生は英語スコアが高い」と評判です。
「香蘭は奉仕の精神を中心に据えた校外活動が充実していて、他者に寄り添い、ともに生きる姿勢が自然と身につくところが魅力です。私は多くの平和学習やボランティアの経験を通して、国際協調や多文化共存について関心を持つようになりました」(立教大学異文化コミュニケーション学部進学)
「好きなものを好きだと言う事は勇気がいる事です。目立つ生徒ではなかった自分ですが、のびのび学校生活を送りました。穏やかな校風と木々に囲まれた校舎で、自分は何が好きなのか、自分にとって幸福とは何かをとことん考えた6年間でした」(噺家・春風亭一花さん)
「課題を発見し、必要とされている解決策を考え抜く力は、中高時代に身についたと思います。香蘭女学校の良さは自分で考えることができる環境だと思います。生徒に問いを与え、自ら考える材料や時間を与えてくれる先生が多く、たくさんのことに気づくことができました」(東邦大学理学部講師・竹内彩乃さん)
「コロナとの闘いが始まったばかりの2020年4月、離職中とはいえ看護師として何かできることがあるのではと聖路加の門をたたき、逼迫したコロナ病棟で3週間のボランティアをさせていただきました。『どんなときも他者に心を寄せ、しなやかに生きる』香蘭での深い問いの先にあった教えは、今も私の確かな原動力です」(聖路加国際大学看護学部卒業生)
「私は中学生のころから、香蘭の英会話や洋書の多読の授業を通して異文化に憧れを抱くようになり、様々な国際プログラムに参加しました。その中で、フィリピンの歴史と国民性の関係について興味を持ち、フィリピン研究が充実する大阪大学に進学したいと考えました」(大阪大学外国語学部進学)
「『相手の笑顔に自分は幸福感を得る事』を知り『一生の友』も得ました。香蘭女学校へ入学したから、この職業へたどり着いたように思います。今、毎日が楽しいです。職業柄色々な場所へ出向きますが、OGの皆様、先生方に優しく声をかけていただいております」(春風亭一花さん)
創立以来、1万名を超える卒業生が社会へと巣立っていきました。それぞれの生き方や在り方は異なりますが、香蘭女学校での6年間が彼女たちの中に息づいています。街で香蘭の制服を見かけると、OGは思わず頬が緩むそうです。「あなた香蘭生なのね」— それは卒業生にとって魔法の言葉なのです。
香蘭女学校は2月1日と2月2日に入試があります。立教大学推薦枠100%の発表以降、偏差値が急騰しているため、併願校選びは慎重に。第1回(4科目)での合格を第一目標にしましょう。
| 1月 | 埼玉・千葉の学校で試験慣れ(栄東、浦和明の星女子など) |
|---|---|
| 2月1日 | 香蘭女学校(第1回・4科目) |
| 2月1日午後 | 淑徳与野、山脇学園など |
| 2月2日 | 香蘭女学校(第2回・2科目)※倍率11倍注意 |
| 2月2日 | 大妻中学校、共立女子など(併願先として) |
| 2月3日以降 | 安全校として恵泉女学園、東京女学館など |
| 項目 | 香蘭女学校 | 立教女学院 |
|---|---|---|
| 立教大学推薦枠 | 160名(100%) | 全員分(100%) |
| 偏差値(SAPIX) | S48-56 | S50-54 |
| 入試日 | 2/1、2/2 | 2/1 |
| 所在地 | 品川区旗の台 | 杉並区久我山 |
| 宗教 | 英国聖公会 | 聖公会 |
| 特徴 | 愛と礼、ヒルダ祭 | キリスト教教育 |
A: 推薦枠は全員分(160名)ありますが、推薦を受けるには学内の基準をクリアする必要があります。英検2級以上が必要で、人気学部は学内での成績競争があります。ただし、「よほどハメを外さなければ立教に入学できる」という卒業生の声もあります。
A: 経営学部、社会学部、異文化コミュニケーション学部は人気が高く、学内での成績競争があります。評定平均7.0以上を確保することが目標。高1の1学期から成績が加味されるので、早めの対策が必要です。
A: はい、他大学への進学も可能です。早慶や国公立大学を目指す場合は一般受験が必要ですが、他大学のAO入試や指定校推薦を利用する生徒も約20名程度います。聖路加国際大学への進学実績もあります。
A: 毎日の礼拝はありますが、信仰を強制されることはありません。キリスト教の精神に基づいた人間教育として位置づけられています。クリスマス礼拝などの宗教行事は荘厳な雰囲気で、むしろ良い経験になるという声が多いです。
A: 口コミでは「いじめの少なさ」への評価が高いです。穏やかで素直な生徒が多く、一人ひとりを大切にするという校風が浸透しています。ただし、どの学校でも人間関係のトラブルは皆無ではないので、相談しやすい環境があることが大切です。
A: 立教大学推薦を目指すなら、学校の成績が重要。塾なしでも対応可能ですが、定期テスト対策や英検対策で塾を活用する生徒もいます。特に人気学部を狙う場合は、学校の成績を上げるためのサポートが有効です。
香蘭女学校の入試は毎年多くの受験生で賑わいます。先輩保護者・受験生の声をもとに、入試当日の注意点をまとめました。
香蘭女学校では、受験生向けの学校説明会やオープンスクールを開催しています。特にヒルダ祭(バザー)は、学校の雰囲気を知る絶好の機会です。Facebookの香蘭女学校入試広報室でも、学校内の活動や制服の写真が多数公開されています。
| 学校説明会 | 年に数回開催。学校の教育方針や入試について説明。事前予約制。 |
|---|---|
| オープンスクール | 授業見学や施設見学が可能。実際の学校生活を体験できます。 |
| ヒルダ祭(バザー) | 11月開催。100年以上続く伝統行事。生徒の活動を見られます。 |
| 公式SNS | Facebookの香蘭女学校入試広報室で学校情報を発信中。 |
立教大学への推薦枠100%という圧倒的な強みにより、今後も人気は上昇し続けるでしょう。偏差値の急騰が続いており、入試の難化が予想されます。「大学受験なしで立教大学に進学できる」という価値は、少子化が進む中でさらに高まります。135年の伝統と穏やかな校風も変わらぬ魅力。長期的に見て、非常に安定した学校選択と言えます。
香蘭女学校は、立教大学への推薦枠100%という圧倒的なメリットを持つミッション系女子校です。135年の伝統と「愛と礼」の精神のもと、穏やかで品位ある女性を育成します。大学受験のストレスなく、6年間の学校生活を充実させたい人にとって最高の選択肢です。
立教大学推薦枠拡大により入試倍率が急上昇していますが、それだけ多くの受験生から選ばれている証拠です。英語教育の充実、ボランティア活動、国際交流プログラムなど、立教大学進学後も活きる力を身につけられます。
香蘭女学校での6年間は、立教大学への確実な道と、一生の友人、そして「他者に寄り添い、ともに生きる姿勢」を与えてくれます。ヒルダ祭(バザー)で、香蘭女学校のあたたかな雰囲気を肌で感じてください。