「真理の探究」— 論理的思考力と国際感覚を育む都立トップレベルの中等教育学校
| 正式名称 | 東京都立桜修館中等教育学校 |
|---|---|
| 所在地 | 〒152-0023 東京都目黒区八雲1-1-2 |
| TEL | 03-3723-9966 |
| 創立年 | 2006年(前身:1929年 府立高等学校) |
| 校種 | 都立中等教育学校・共学(6年完全一貫) |
| 1学年生徒数 | 約160名(男女各80名程度) |
| 高校募集 | なし(完全中高一貫) |
| 学期制 | 2学期制 |
| 授業時間 | 50分×6時間制 |
| 公式サイト | 東京都立桜修館中等教育学校 |
| 東急東横線 都立大学駅 | 徒歩約10分 |
|---|---|
| 目黒駅 | バス「都立大学附属高校前」下車 徒歩1分(約30分) |
東急東横線の都立大学駅から徒歩10分と好アクセス。目黒区の閑静な住宅街に位置し、隣にはめぐろパーシモンホール(旧都立大学跡地)があります。渋谷・自由が丘からも近く、通学の利便性は高いです。
「真理の探究」— 高い知性・広い視野・強い意志
旧制府立高等学校の初代校長・川田正澂は「英国イートン校の教育に倣い、格調高い人物養成を軸に、日本の旧制高等学校の伝統である自由と正義を重んじ、真理を愛好する自主的な高校精神」を教育理念としました。現在は高い知性(論理的に課題を解決する力)、広い視野(社会に貢献しようとする態度)、強い意志(課題に根気よく立ち向かえる精神力)を育成目標としています。
論理的な思考力・表現力を育成する独自科目。文章を論理的に読み解き、自分の考えを論理的に表現する力を養います。
数学的思考を通じて論理力を鍛える独自科目。問題解決の過程を論理的に説明する力を身につけます。
5年生で取り組む探究的な学びの集大成。自ら設定したテーマについて5000字の研究論文を作成します。
海外語学研修、台湾修学旅行、第二外国語など、国際社会を担う人材育成に力を入れています。
「国際社会を担う人材育成」を掲げ、6年間を通じて海外語学研修、海外修学旅行、海外大学研修などの国際理解教育に取り組んでいます。英語教育推進校に指定されており、ICTを用いたオンライン英会話が英語の授業時間内に行われるなど、英語教育に力を入れています。
6年間を前期課程(1〜3年)と後期課程(4〜6年)に分け、段階的にキャリア教育を実施。自己分析から始まり、将来設計、キャリアデザイン、そして具体的な進路実現へと、生徒一人ひとりの夢を丁寧にサポートしています。
| 前期課程(1〜3年生) | |
|---|---|
| 1年生 | TOKYO GLOBAL GATEWAYで英語研修、グローバルスタータープログラム |
| 2年生 | 福島県ブリティッシュヒルズで英語研修 |
| 3年生 | オーストラリア海外語学研修(希望者) |
| 後期課程(4〜6年生) | |
|---|---|
| 4・5年生 | 第二外国語選択可能(5言語)、海外大学リーダー育成アメリカ研修(希望者) |
| 5年生 | 台湾修学旅行、5000字研究論文作成 |
| 6年生 | 大学受験対策、60講座の夏期講習 |
4・5年生で選択可能。フランス語圏の文化も学びます。
4・5年生で選択可能。科学・哲学の世界への扉を開きます。
4・5年生で選択可能。世界で広く使われる言語を学びます。
4・5年生で選択可能。アジアのビジネス言語を習得。
4・5年生で選択可能。隣国韓国の言語と文化を学びます。
卒業までに英語を含め最大3言語の履修が可能です。
大学進学重視を前面に打ち出しており、土曜日や長期休業中の補習・講習の充実が図られています。夏期講習は60講座を開講。英語の副教材には「プログレス・イン・イングリッシュ」を使用し、ハイレベルな英語教育を展開しています。チューター制度も導入され、きめ細かい指導が行われています。
6年間を通じて海外語学研修、海外修学旅行、海外大学研修などの国際理解教育に取り組み、国際社会を担う人材を育てています。
夏季休業中にクイーンズランド州でホームステイをしながら現地の高校に通学。英語のレッスンや現地の生徒との授業を体験します。3〜5年生の希望者が参加可能。
5年生で実施する修学旅行。台湾の文化・歴史を学び、現地の学生との交流を通じて国際感覚を養います。
3〜5年生の希望者対象。アメリカの大学を訪問し、海外大学進学を視野に入れた研修を行います。
ワイヌイオマタハイスクールとの提携。夏季休業中に12日間の語学研修に参加し、授業に参加。相互訪問も行います。
2025年3月卒業生142名のうち、70名が国公立大学に現役合格(合格率49.3%)。これは過去3年間で最高の数字で、卒業生の約半数が国公立大学への現役合格を実現しています。「国公立大学合格者の割合が都立の一貫校のなかでも突出して多いのは、本校独自の教育活動の成果」と校長先生も語っています。
| 国公立大学(70名・合格率49.3%) | |
|---|---|
| 東京大学 | 7名(学校推薦型選抜1名含む) |
| 京都大学 | 3名 |
| 一橋大学 | 3名 |
| 東京科学大学 | 7名 |
| 東京一科+国公立医学部 | 23名(卒業生比16.2%) |
| 私立大学 | |
|---|---|
| 早稲田大学 | 56名 |
| 慶應義塾大学 | 27名 |
| 早慶合計 | 83名 |
| 早慶上理 | 164名(166名中158名が現役) |
| GMARCH | 175名 |
着実に上昇し、2025年度は約半数が国公立大学に合格しました。
国公立大学合格率49.3%は都立中高一貫校でもトップクラス。東大7名、早慶83名など、私立難関校にも引けを取らない実績です。しかも学費は公立価格。コストパフォーマンスは最強レベルです。
桜修館は理数教育研究校に指定されており、科学オリンピックでも国際大会出場者を輩出。探究アドバイザー制度(理系に進学した卒業生が後輩を支援)も特徴で、学校推薦型選抜による東京大学合格者も輩出しました。
理系に進学した卒業生が、後輩の探究活動を支援。先輩から直接アドバイスをもらえる貴重な機会です。
科学オリンピック国際大会出場、日本DDS学会コンテスト優秀賞など、各種コンテストで入賞実績多数。
5年生で作成する集大成。自分でテーマを設定し、調査・分析・考察を行い、論文としてまとめます。
探究活動の成果が評価され、学校推薦型選抜での東京大学合格者も輩出しています。
都立の中等教育学校のため、授業料は無償(就学支援金制度適用)。私立中学と比べて大幅に費用を抑えられます。
| 必要な費用 | |
|---|---|
| 入学金 | 5,650円 |
| 授業料 | 無償(就学支援金制度適用) |
| 教材費等 | 年間約5〜8万円程度 |
| 給食費 | 前期課程のみ(月額約6,000円程度) |
| 制服代 | 約5〜8万円程度 |
授業料無償で国公立大学合格率49.3%、東大7名。私立中学なら年間100万円以上かかるところ、都立なら大幅に費用を抑えられます。コストパフォーマンスは最強です。
| 募集人数・入試日程 | |
|---|---|
| 募集人数 | 160名(男女各80名程度) |
| 入試日 | 2026年2月3日(火) |
| 出願期間 | 2026年1月上旬〜中旬(インターネット出願) |
| 合格発表 | 2026年2月9日(月)予定 |
| 適性検査Ⅰ | 読解力・論理的思考力・表現力を問う検査(作文含む) |
|---|---|
| 適性検査Ⅱ | 資料から情報を読み取り、課題を発見・分析し、解決する力を問う検査 |
| 報告書 | 小学校からの報告書(調査書) |
都立中高一貫校の中でも最高水準の難関校です。
都立大学附属高等学校から受け継いだ三大行事。旧制府立高等学校時代から続く伝統ある行事で、行事幹部と呼ばれる組織が運営します。
いわゆる体育祭。5月頃に校内で3日間にわたり開催。1・2日目は球技、3日目は団体競技。旧制府立高等学校時代からの伝統。原則非公開。
いわゆる学園祭。9月初旬〜中旬の週末に2日間開催。旧制府立高等学校時代からの伝統。一般公開あり。食物模擬店は交通系ICで決済。
3月の卒業式後にめぐろパーシモンホールで実施。クラス単位で合唱を披露します。非公開。
| 年間行事予定 | |
|---|---|
| 4月 | 入学式、オリエンテーション |
| 5月 | クラスマッチ(体育祭・3日間) |
| 7〜8月 | 夏期講習(60講座)、オーストラリア語学研修(希望者) |
| 9月 | 記念祭(文化祭) |
| 10月 | 中間考査 |
| 11月 | 台湾修学旅行(5年生) |
| 12月 | 期末考査 |
| 1月 | 共通テスト(6年生) |
| 2月 | 入学試験(2月3日) |
| 3月 | 学年末考査、卒業式、合唱コンクール |
勉強だけでなく、部活動も盛ん。剣道部は東京都中学校総合体育大会に出場するなど、実績を残しています。
旧制府立高校から受け継がれている桜の校章が特徴。ブレザータイプの制服で、清楚で知的な印象です。
旧制高等学校の伝統である「自由と正義を重んじ、真理を愛好する自主的な高校精神」を受け継いでいます。生徒の自主性を尊重する校風です。
都立校として常識的な校則。特に厳しすぎることはなく、生徒の自主性に委ねられている部分も多いです。
「『国語で論理を学ぶ』『数学で論理を学ぶ』という独自科目が特徴的。大学に入ってからも役立つ力が身につきました」(卒業生)
「台湾修学旅行やオーストラリア研修など、国際教育が充実しています。第二外国語も5言語から選べるのが魅力」(在校生)
「5000字の研究論文は大変でしたが、自分でテーマを決めて調べて書く経験は、大学の卒論でも活きています」(卒業生)
「公立なので学費が安く、それでいて進学実績が良い。コスパ最高です」(保護者)
桜修館の入試日は2月3日。私立中学との併願が可能ですが、適性検査と私立入試では求められる力が異なるため、両方の対策は大変です。
| 1月 | 埼玉の私立校で試験慣れ(適性検査型入試のある学校も) |
|---|---|
| 2月1日 | 私立中学(適性検査型入試を実施している学校も選択肢) |
| 2月2日 | 私立中学 |
| 2月3日 | 桜修館中等教育学校 |
| 2月4日以降 | 私立中学(第2志望以下の学校) |
「私立と都立の同時対策はとても大変で、第3志望の対策がなかなかできませんでした」という声も。桜修館を第一志望にする場合は、適性検査対策を中心に据えつつ、適性検査型入試を実施している私立校を併願校に選ぶのも一つの戦略です。
A: 適性検査と私立入試では求められる力が異なるため、両方の対策は大変です。適性検査型入試を実施している私立校を併願するのがおすすめです。
A: 桜修館は6年完全一貫の中等教育学校のため、高校からの入学はできません。中学受検が唯一の入学機会です。
A: 適性検査対策として、都立中高一貫校対策を行っている塾(enaなど)に通う受検生が多いです。ただし、家庭学習で合格する生徒もいます。
A: 第二外国語は後期課程(4・5年生)での自由選択科目です。希望者が受講でき、最大3言語の履修が可能です。
A: 前期課程(1〜3年生)は給食があります。後期課程(4〜6年生)は弁当持参または購買利用です。
A: 東京都内在住が出願条件です。東急東横線沿線や目黒区・世田谷区・渋谷区などからの通学者が多いです。
桜修館と併願・比較されることの多い学校との違いを整理しました。どの学校が自分に合っているか、比較検討の参考にしてください。
| 学校名 | 特徴 | 桜修館との違い |
|---|---|---|
| 小石川中等教育学校 | 都立トップ、理系に強い | 桜修館は論理教育・国際教育が特徴、小石川は理数教育が特徴。両校とも進学実績は高い |
| 両国高校附属中 | 都立中高一貫、墨田区 | 桜修館は目黒区で東横線沿線、両国は墨田区で東部地域からのアクセスが良い |
| 白百合学園中 | 私立女子校、千代田区 | 桜修館は共学・公立、白百合は女子校・私立。桜修館は学費が安い |
| 広尾学園中 | 私立共学、国際教育 | 両校とも国際教育が充実。広尾はインターナショナルコースあり、桜修館は公立で学費安 |
国公立大学合格率は過去3年で39.7%→43.6%→49.3%と着実に上昇中。6年一貫教育の成果が年々表れており、今後もさらなる伸びが期待されます。論理教育・国際教育という独自の強みが、新しい大学入試制度にもマッチしており、将来性は非常に高いです。
桜修館では、学校説明会、授業公開、記念祭(文化祭)など、学校を知る機会が多数設けられています。都立中高一貫校の中でも人気が高いため、説明会の予約は早めに行いましょう。
| 主な説明会・イベント(例年) | |
|---|---|
| 学校説明会 | 年間複数回開催(要予約・人気のためすぐ満席になることも) |
| 授業公開 | 秋季に開催(実際の授業を見学可能) |
| 記念祭(文化祭) | 9月開催・一般公開あり |
| 適性検査説明会 | 11〜12月に開催(入試対策のヒントも) |
説明会は事前予約制です。公式サイトから最新情報を確認し、早めに予約しましょう。都立中高一貫校の中でもトップクラスの人気校のため、予約開始後すぐに満席になることがあります。
2005年に新校舎が完成。旧都立大学跡地の隣にあり、めぐろパーシモンホールも利用できます。都立校として充実した設備が整っています。
2005年完成の新校舎。近代的な設計で、学習環境は良好です。
隣接するホールで合唱コンクールを実施。本格的なホールでの発表経験ができます。
充実した蔵書と自習スペース。研究論文作成の際にも活用されています。
理数教育研究校として充実した実験設備。探究活動を支えています。
英語教育推進校としてオンライン英会話も実施。ICT環境が整っています。
前期課程は給食あり。栄養バランスの取れた食事を提供しています。
2005年完成の新校舎は近代的で快適。隣接するめぐろパーシモンホールも利用でき、学習環境は充実しています。
都立中高一貫校の入試は2月3日に一斉に行われます。私立入試との併願スケジュールを考慮して、体調管理に気をつけましょう。
桜修館の入試日は2月3日。2月1日・2日に私立中学を受験する場合は、体力・精神力の消耗に注意。特に2月2日の私立入試後は、翌日の桜修館に向けて早めに休むことが大切です。
桜修館の卒業生は、国公立大学を中心に多様な進路を選択しています。進路内訳は大学進学88%、進学準備11%、短大・専門学校1%、就職0%。大学進学者の内訳は国公立大学理系23%、国公立大学文系12%、私立大学理系25%、私立大学文系40%となっています。
東京大学、京都大学、一橋大学、東京科学大学など。合格率49.3%は都立トップクラス。学校推薦型選抜での東大合格者も輩出。
早稲田大学56名、慶應義塾大学27名など早慶に83名合格。上智大学、GMARCHにも多数合格しています。
海外大学への進学者も。第二外国語や海外研修の経験を活かし、グローバルに活躍する卒業生も増えています。
理系35%、文系65%と文理バランスの取れた進路選択。論理教育がどちらの進路にも活きています。
桜修館の歴史は1929年、7年制の府立高等学校として始まりました。当初は東京府立第一中学校(現・日比谷高校)内に開校し、1932年に現在地に移転。1949年に東京都立大学附属高等学校となり、2006年に中等教育学校として開校しました。
| 沿革 | |
|---|---|
| 1929年 | 府立高等学校(旧制)として東京府立第一中学校内に開校 |
| 1932年 | 現在地(目黒区八雲)に移転 |
| 1949年 | 東京都立大学附属高等学校と改称 |
| 2004年 | 中等教育学校開設準備室設置 |
| 2005年 | 校名「東京都立桜修館中等教育学校」に決定、新校舎完成 |
| 2006年 | 中等教育学校として開校 |
「桜修館」の校名は、旧制府立高校から受け継がれている桜の校章に由来します。桜は日本の精神性を象徴し、「修」は学問を修めることを意味しています。伝統と革新を融合させた校名です。
「国語で論理を学ぶ」「数学で論理を学ぶ」は桜修館独自の科目。論理的思考力を徹底的に鍛え、大学入試だけでなく社会に出てからも役立つ力を育成します。
5年生で全員が取り組む集大成。テーマ設定から調査・分析・執筆まで一貫して行い、探究力と表現力を鍛えます。大学の卒論にも活きる経験です。
第二外国語5言語、台湾修学旅行、オーストラリア語学研修など、国際理解教育が充実。グローバル人材を育成します。
授業料無償で国公立大学合格率49.3%、東大7名。私立中学なら年間100万円以上かかる教育を、公立価格で受けられます。
理数教育研究校として、科学オリンピックで国際大会出場者を輩出。探究アドバイザー制度で卒業生が後輩をサポートします。
1929年創立の府立高等学校からの伝統。「自由と正義を重んじ、真理を愛好する」精神が今も受け継がれています。
東京都立桜修館中等教育学校は、1929年の府立高等学校を前身とする伝統校。「真理の探究」を校訓に、「国語で論理を学ぶ」「数学で論理を学ぶ」など独自の論理教育、5000字研究論文、第二外国語5言語、台湾修学旅行など特色ある教育を展開しています。
国公立大学合格率49.3%は都立中高一貫校でもトップクラス。東大7名、早慶83名など、私立難関校にも引けを取らない進学実績を、公立価格で実現しています。論理的思考力と国際感覚を兼ね備えた、次世代のリーダーを育成する学校です。
桜修館での6年間は、論理的思考力を徹底的に鍛え、5000字論文で探究力を磨き、国際感覚を身につけ、国公立大学合格を勝ち取る充実した日々を約束します。記念祭で、「真理の探究」を体現する生徒たちの知的な姿をぜひ見てください。