「早稲田大学への最短ルート」— 受験に縛られず、10年一貫で知的探究心を育む直系附属校
| 正式名称 | 早稲田大学高等学院中学部 |
|---|---|
| 所在地 | 〒177-0044 東京都練馬区上石神井3-31-1 |
| TEL | 03-5991-4151(代表) |
| 設立年 | 2010年(平成22年) |
| 設立母体 | 早稲田大学(直系附属校) |
| 校種 | 私立中高大一貫校・男子校 |
| 全校生徒数 | 約360名(中学部のみ) |
| 1学年生徒数 | 120名(4クラス×30名) |
| 偏差値 | 64(四谷大塚80偏差値)/ 67(首都圏模試) |
| 学期制 | 3学期制 |
| 制服 | なし(私服) |
| 公式サイト | https://www.waseda.jp/school/jhs/ |
| 西武新宿線 | 「上石神井駅」より徒歩約7分 |
|---|
早稲田大学高等学院(高校)と同じキャンパス内に位置。大学の附属施設らしい充実した設備を備えています。校内の掃除は専門業者が毎日行っているのも特徴で、生徒は学業や部活動に集中できる環境が整っています。
「健やかな心身」「高い知性」「豊かな感性」を育み、社会に有為な人材を育成する
早稲田大学の建学の精神に根差し、初等教育から大学教育に至るまでの一貫した教育体系の一環として、中高大10年一貫教育を実現。大学受験に縛られない環境で、真の知的探究心を育てます。
| 区分 | 附属校 | 系属校 |
|---|---|---|
| 運営主体 | 早稲田大学が直接運営 | 別法人が運営 |
| 該当校 | 早稲田大学高等学院 | 早稲田中学、早稲田実業、早稲田佐賀など |
| 進学率 | ほぼ100% | 約50%〜90%(学校による) |
| 特徴 | 大学直結の教育 | 進学校としての側面も |
大学受験がないため、知的好奇心に基づく自主的な学びを追求。幅広い興味・関心に従った勉学が可能です。
専任教員のほぼ全員が修士課程以上を修了。大学レベルの発展的・専門的な授業を展開できます。
生徒自らが興味を持ったテーマについて主体的に研究・調査し、成果を発表。プレゼンテーション能力を育成します。
英語のディスカッション・プレゼンテーション、高校での第二外国語(独・仏・露・中)必修など、語学教育が充実。
中学3年+高校3年+大学4年の10年一貫教育を実現。受験勉強に時間を取られることなく、主要5科目の授業時間は学習指導要領の約1.4倍を確保。じっくりと深い学びを追求できます。
| 英語教育 | ディスカッション、プレゼンテーションを重視。話す力・聴く力を養成します。 |
|---|---|
| 第二外国語(高校) | ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語から選択必修。文化・歴史も学びます。 |
| 主体的研究 | 自分でテーマを設定し、研究・調査。成果をプレゼンテーションやポスターセッションで発表。 |
| 研修旅行 | 毎年2泊3日程度の研修。事前学習→現地検証→発表というアクティブラーニングを実施。 |
| 年間授業時数 | 50分×1224コマ。主要5科目は約876時間(学習指導要領の約1.4倍)。 |
専任教員のほぼ全員が修士課程以上を修了。大学レベルの専門的な授業を展開し、生徒の知的好奇心を刺激します。
校内の掃除は専門業者が毎日実施。生徒は学業や部活動に集中できる環境が整っています。
1クラス30名の少人数制。きめ細かな指導で、一人ひとりの学びをサポートします。
早稲田大学のキャンパスや施設を活用した授業も。大学の学びを先取りする機会があります。
早稲田大学高等学院(高校)と同じキャンパス内に位置し、大学の附属施設らしい充実した設備を備えています。校内の掃除は専門業者が毎日実施しており、生徒は学業や部活動に集中できる環境が整っています。
| 主要施設一覧 | |
|---|---|
| 図書館 | 豊富な蔵書数。自習スペースも完備。大学の学術書なども閲覧可能。 |
| 理科実験室 | 物理・化学・生物それぞれ専用の実験室を完備。主体的研究に活用されています。 |
| コンピュータ室 | 最新のICT機器を完備。プログラミング教育やプレゼンテーション作成に活用。 |
| 体育館 | バスケットボール、バレーボールなどの部活動で使用。空調完備。 |
| グラウンド | 野球、サッカー、陸上などの部活動で使用。高等学院と共用。 |
| 講堂 | 入学式、卒業式、講演会などで使用。プレゼンテーション発表会も開催。 |
| 食堂 | 栄養バランスの取れた昼食を提供。高等学院と共用で利用可能。 |
早稲田大学直系の附属校として、充実した施設・設備を完備。専門業者による毎日の清掃で清潔感のある環境が保たれています。高等学院との共用施設も多く、中高一体となった学校生活を送れます。
文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けた早稲田大学高等学院。中学部から英語教育を強化し、高校では第二外国語が必修となるなど、グローバルな視野を持った人材育成に力を入れています。
| 英語教育(中学) | ディスカッション、プレゼンテーションを重視。話す力・聴く力を実践的に養います。 |
|---|---|
| 第二外国語(高校) | ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語から選択必修。文化・歴史も学びます。 |
| 海外研修 | 希望者対象の海外研修プログラム。異文化体験を通じて国際感覚を養います。 |
| 国際交流 | 海外の学校との交流プログラム。留学生との交流機会もあります。 |
中学から英語でのディスカッションを重視。自分の意見を英語で表現し、議論する力を養います。大学進学後も活きるスキルです。
英語でのプレゼンテーション能力を育成。主体的研究の成果発表でも英語を使用する機会があります。
高校で必修の第二外国語は、早稲田大学の伝統。ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語から選択し、その国の文化・歴史も学びます。
希望者対象の海外研修で、異文化体験と語学力向上を図ります。早稲田大学のグローバルネットワークを活かしたプログラムです。
| 4月 | 入学式、オリエンテーション、新入生歓迎会 |
|---|---|
| 5月 | 中間考査、研修旅行 |
| 6月 | 体育祭 |
| 7月 | 期末考査、夏期講習 |
| 8月 | 夏休み、部活動合宿、海外研修(希望者) |
| 9月 | 学院祭(文化祭) |
| 10月 | 中間考査、主体的研究発表会 |
| 11月 | 修学旅行 |
| 12月 | 期末考査、冬期講習 |
| 1月 | スキー教室 |
| 2月 | 入試 |
| 3月 | 学年末考査、卒業式、修了式 |
毎年9月に開催される学院祭は、高等学院と合同で行われる大規模な文化祭。各クラスの展示・発表、部活動の公演・展示など、日頃の活動の成果を発揮する場です。早稲田の「在野精神」を体現する自由で活気のある雰囲気が特徴です。
毎年2泊3日程度の研修旅行を実施。各グループでテーマに沿った事前学習を行い、研修中に検証。成果をプレゼンテーションやポスターセッションで発表するアクティブラーニングです。
生徒自らが興味を持ったテーマについて主体的に研究・調査し、成果を発表。大学以降で必要となるプレゼンテーション能力を中学から鍛えます。
早稲田大学高等学院中学部には制服がありません。生徒は私服で登校します。これは早稲田の「自由」を重んじる伝統の表れ。高等学院(高校)も同様に制服がなく、自主性と自己表現を大切にする校風です。
早稲田の伝統を受け継ぎ、自由な校風が特徴。生徒の自主性を尊重し、自分で考え行動する力を育てます。
持ち込み可能ですが、授業中の使用は禁止。生徒の良識に委ねられています。
特に厳しい規定はありませんが、社会人としての常識を身につけることが求められます。
週3回に制限。勉強との両立を図り、「文武両道」を実現するためのルールです。
早稲田の「自由」は、「何でもあり」ではありません。自由には責任が伴うという早稲田精神のもと、自分で考え、自分で判断し、自分で責任を持つことが求められます。高校で落第すると早稲田大学への進学が難しくなるため、自己管理能力は必須です。
2010年開校と歴史は浅いものの、早稲田大学直系附属校としての地位は盤石。早稲田大学への「最も確実な道」として、今後も安定した人気を維持するでしょう。ただし、早稲田大学の人気や社会情勢によって、附属校の価値も変動する可能性はあります。少子化の中、附属校・系属校の価値は相対的に高まる傾向にあります。
早稲田大学高等学院中学部から高等学院に進学し、基準を満たせば原則として全員が早稲田大学へ推薦されます。内部進学率はほぼ100%(96.7%という数字も)。他大学受験を選択する生徒は、推薦権を放棄して受験することになります。
| 早稲田大学 全学部へ進学可能 | |
|---|---|
| 政治経済学部 | 人気の学部。成績上位者が進学する傾向。 |
| 法学部 | 法曹志望者に人気。 |
| 商学部 | ビジネス志向の生徒に人気。 |
| 社会科学部 | 幅広い学びが特徴。 |
| 理工学部 | 基幹・創造・先進の3学部。理系志望者はこちらへ。 |
| 文学部・文化構想学部 | 人文科学系志望者に人気。 |
| 教育学部 | 教員志望者に。 |
| その他 | 国際教養学部、スポーツ科学部、人間科学部なども選択可能。 |
早稲田大学以外の大学を受験する場合は、早稲田大学への推薦権を放棄する必要があります。東大など国立大学を目指す場合はこの選択をする生徒もいます。医学部志望の場合、早稲田大学には医学部がないため、日本医科大学への推薦枠(2名程度)を利用するか、推薦権を放棄して他大学医学部を受験することになります。医学部を強く志望する場合は、進学校を選択した方が選択肢が広がる可能性があります。
ほぼ100%が早稲田大学へ進学できる圧倒的な安心感。早稲田大学志望者にとっては最も確実な道です。ただし、医学部志望や東大志望の場合は別途検討が必要。
部活動は週3回に制限されています(勉強を行う必要があるため)。体育系・文科系を問わず、全国トップレベルで活躍する部活もあり、限られた時間の中で成果を出しています。高等学院(高校)と合同で活動する部活もあります。
高等学院と合同で活動。早稲田の伝統を受け継ぐ野球部です。
週3回の活動ながら、高いレベルで競い合っています。
チームワークを大切にしながら技術を磨いています。
初心者から経験者まで幅広く活動しています。
様々な実験・研究活動を展開。主体的研究の精神を部活でも発揮しています。
演奏活動を通じて音楽の楽しさを追求しています。
校内放送や各種コンテストへの参加など、表現力を磨いています。
プログラミングやロボット製作など、IT技術を学んでいます。
| 入学時納入金 | |
|---|---|
| 入学金 | 300,000円 |
| 年間納入金 | |
|---|---|
| 授業料 | 834,000円 |
| 施設費 | 168,000円 |
| その他諸費 | 約120,000円 |
| 年間納入金合計 | 約1,122,000円 |
(入学金 + 年間納入金)
早稲田大学高等学院中学部の学費は、私立中学校の中でもかなり高めの水準です。ただし、大学まで10年間の学費を考えると、塾代がほぼ不要で、大学受験の費用も不要なため、トータルでは進学校ルートとそれほど変わらないという考え方もあります。また、「学校の勉強をちゃんとやっていれば通塾しないで早稲田大学に行ける」という口コミも。
早稲田大学を目指す中学受験生には、附属校(高等学院中学部)と系属校(早稲田中学、早稲田実業)という選択肢があります。それぞれの特徴を理解して、お子さんに合った学校を選びましょう。
| 項目 | 早稲田大学高等学院中学部 | 早稲田中学校 | 早稲田実業学校中等部 |
|---|---|---|---|
| 区分 | 附属校(直系) | 系属校 | 系属校 |
| 運営 | 早稲田大学が直接運営 | 学校法人早稲田高等学校 | 学校法人早稲田実業学校 |
| 早大進学率 | ほぼ100% | 約50%(残りは他大学受験) | 約97% |
| 偏差値 | 64 | 65 | 64 |
| 男女 | 男子校 | 男子校 | 共学 |
| 所在地 | 練馬区上石神井 | 新宿区馬場下町 | 国分寺市 |
| 特徴 | 受験なし10年一貫 | 東大30名の進学校 | 共学・スポーツ強豪 |
早稲田大学への最も確実な道。受験勉強に縛られず、知的探究心を追求したい方に。医学部や東大志望の場合は別途検討が必要。
進学校として東大30名合格の実績。早稲田大学への推薦枠(約50%)を持ちつつ、他大学受験も可能な「いいとこ取り」。
唯一の共学・スポーツ強豪。野球部は甲子園常連。約97%が早稲田大学へ進学。国分寺という立地が合う方に。
| 募集人数 | 120名 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年2月1日(日) |
| 出願期間 | 2026年1月17日(土)〜1月19日(月)【WEB出願+郵送】 |
| 合格発表 | 2026年2月3日(火) |
| 入学手続 | 2026年2月4日(水)高等学院にて |
| 国語 | 100点・50分 |
|---|---|
| 算数 | 100点・50分 |
| 社会 | 60点・40分 |
| 理科 | 60点・40分 |
| 面接 | あり(グループ面接) |
| 合計 | 320点満点 + 面接 |
| 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 約350名 | 約320名 | 約130名 | 約2.5倍 |
| 2024年 | 約340名 | 約310名 | 約125名 | 約2.5倍 |
| 2023年 | 約330名 | 約300名 | 約120名 | 約2.5倍 |
倍率は約2.5倍で推移。募集人数120名に対し、合格者は辞退者を見込んで若干多めに出しています。
算数・国語:10年分、社会・理科:5年分が目安。特に算数は過去問と傾向が似た問題が出ることが多いので、しっかりやり込みましょう。
グループ面接で志望理由、小学校での活動、興味のあることなどを聞かれます。自分の言葉で明るく話す練習を。親子で模擬面接をするのも効果的。
社会は特殊な出題形式のため、新聞・ニュースで見聞きしたことをノートにまとめ、深める学習が有効。資料を読み解く力を鍛えましょう。
図形(平面・立体)、場合の数、調べ上げが頻出。複雑な計算問題も出題されるので、標準レベル以上の演習が必要。
「私立大学附属校の中では、間違いなく日本一。各分野の最高峰のアカデミックな先生方の授業やレベルの高い仲間との時間は、生涯の財産」(卒業生)
「学費は高いが、学校の勉強をちゃんとやっていれば通塾しないで早稲田大学に行けるので良い」(保護者)
「エスカレーター式なので高校で落第しなければ早稲田大学に入れる。ただし高校ではかなりの人数が落第するので気を抜くと大変」(在校生)
「日本医科大学への推薦枠もあり、医学部志望の人も努力次第で医者を目指せます」(保護者)
口コミサイトでの評価は5点満点中4.66点と非常に高評価。「アカデミックな授業」「レベルの高い仲間」「早稲田大学への確実な進学」が高く評価されています。一方で「学費の高さ」「高校での落第リスク」に注意が必要という声も。
早稲田大学高等学院中学部は、早稲田大学への最も確実な道を提供する直系附属校です。2010年開校と歴史は浅いものの、早稲田大学が直接運営する唯一の附属中学校として、ほぼ100%の早稲田大学進学を実現しています。
大学受験がないからこそ実現できる知的好奇心に基づく自主的な学び、高度な教員陣によるアカデミックな授業、主体的研究でのプレゼンテーション能力育成など、附属校ならではの教育が魅力です。
学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。早稲田大学への強い志望があり、受験に縛られない自由な学びを求めるお子さんには最高の環境です。
早稲田大学高等学院中学部での10年間は、知的探究心を育み、早稲田大学での学びにつながる貴重な時間となるでしょう。学校説明会に足を運び、附属校ならではの自由な学びの雰囲気を肌で感じてください。