個性の尊重・品性の陶冶・勤労の実践を建学精神に、27万㎡ワンキャンパスで「凝念」の伝統を受け継ぐ名門校
小学校・中学校・高等学校・大学が同一キャンパスに揃う全国でも稀有な教育環境。創立者・中村春二が確立した「凝念」(集中力と精神統一)の伝統が100年以上受け継がれ、静寂な環境で学びに没頭できる。大学教員による模擬授業、施設共用など、一貫教育ならではの教育機会が豊富。
理科を物理・化学・生物・地学の4分野、社会を地理・歴史・公民の3分野、国語を国語Ⅰ・国語Ⅱ、書道を独立教科として設置。各分野の専門教員が徹底指導し、深い学びを実現。イカ・ハマグリ・サメ解剖、化石採集、天体観測など「本物に触れる」体験学習を重視。
成蹊大学の附属校でありながら、約70%の生徒が東京大学・東京工業大学・一橋大学・早慶上智・医学部など外部の難関大学に進学。成蹊大学への推薦権を保持しながら外部受験も可能なため、安心して高いレベルを目指せる環境。
1912年創立の歴史ある名門校
武蔵野の自然が残る広大な敷地
理科館・天文ドーム完備の充実施設
2007年から毎年全国大会出場
豪州・英国・米国名門校と提携
小中高大共用の充実した蔵書
| 学校名 | 成蹊中学校(せいけいちゅうがっこう) |
|---|---|
| 設立 | 1912年(大正元年)成蹊実務学校創設、1914年成蹊中学校開校 |
| 所在地 | 〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13 |
| アクセス | JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」北口より徒歩15分またはバス5分「成蹊学園前」下車 西武新宿線「武蔵関駅」南口より徒歩20分またはバス |
| 学校種別 | 私立中学校・共学 |
| 生徒数 | 約650名(1学年約220名、1クラス約36名、6クラス編成) |
| 教育課程 | 6年制中高一貫教育(高校からの外部募集あり:約80名) |
| 建学の精神 | 個性の尊重・品性の陶冶・勤労の実践 |
| 校訓 | 凝念(ぎょうねん)- 集中力と精神統一による人格形成 |
| キャンパス | 約27万㎡のワンキャンパス(小中高大が同一敷地) |
物事の本質を見極める「0 to 1」(ゼロトゥワン)の発想を育成する探究学習プログラムを展開。中学3年では大学のゼミ体験、課題発見・解決型学習を通じて、自ら考え行動する力を養成。各教科で探究的な学びを重視し、生徒の知的好奇心を刺激。
全生徒にタブレット端末を配布し、デジタルツールを活用した学習を推進。オンライン学習プラットフォームの整備、プログラミング教育の実施、デジタル教材の活用など、時代に対応した教育環境を整備。情報リテラシーの育成にも注力。
中学1年「English Shower Program」(校内で英国文化に触れる2日間)、中学2年「Pre-Global Studies」、中学3年「オーストラリア短期研修」、高校「ケンブリッジ研修」「Choate Rosemary Hall交流」など段階的な国際教育プログラムを実施。海外大学進学支援制度も充実。
創立以来の伝統である幅広い教養教育を現代に合わせて発展。教科の枠を超えた学際的な学びを重視し、専門性と幅広い視野の両立を目指す。高校3年では進路に応じた19コース(文系・理系含む)から選択可能な柔軟なカリキュラム。
6年間を通じた体系的なキャリア教育プログラムを展開。中学段階から将来の夢を描き、高校で具体的な進路として明確化。成蹊大学への推薦権を保持しながら外部受験も可能な併願制度により、生徒の多様な進路希望に対応。個別面談、進路ガイダンスも充実。
女子硬式テニス部の全国大会常連をはじめ、運動部15、文化部14の計29の部活動が活発に活動。ストリングス部(弦楽)は全国有数の実力、天文気象部は15cm屈折望遠鏡を備えた天文ドームで観測活動を実施。文武両道を実践する環境が整備。
成蹊中学校は、創立者・中村春二が1912年に確立した「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」の3つの建学の精神を110年以上にわたって受け継いでいます。
一人ひとりの個性を大切にし、それぞれの才能を伸ばす教育を実践。画一的な人材育成ではなく、多様な個性が互いに刺激し合い、高め合う環境を重視しています。
知識だけでなく、人格・品性を磨くことを重視。「品性」とは、他者への思いやり、公正さ、誠実さなど、人間として大切な資質を指します。
実学を重んじ、頭だけでなく手を動かして学ぶことを重視。実験・実習・体験学習を通じて、知識を実践に移す力を育成します。
成蹊教育の最大の特色が「凝念」(ぎょうねん)の伝統です。凝念とは、集中力と精神統一による人格形成を意味し、創立者・中村春二が最も重視した教育理念です。
授業の始まりに数分間の黙想を行い、心を落ち着けて学びに向かう姿勢を養います。静寂な環境の中で、自分自身と向き合い、深く考える習慣が自然と身につきます。これは単なる精神修養ではなく、学習効果を高め、人格形成に寄与する科学的な手法として継承されています。
成蹊中学校の大きな特色が、教科を細分化し、各分野の専門教員が徹底指導する体制です。
物理・化学・生物・地学をそれぞれ独立した科目として設置。各分野の専門教員が担当し、深い学びを実現。中学段階から本格的な実験・実習を行い、科学的探究心を育成します。
地理・歴史・公民を独立した科目として設置。それぞれの専門教員が系統的に指導し、社会科の深い理解を促進します。
国語を「国語Ⅰ」(現代文)と「国語Ⅱ」(古文・漢文)に分け、それぞれ専門教員が指導。さらに書道を独立教科として設置し、日本の伝統文化を学びます。
成蹊中学校は実学重視の伝統を持ち、「本物に触れる」体験学習を豊富に実施しています。
このような体験を通じて、教科書の知識が「生きた知識」として定着し、科学的探究心が育まれます。
6年間の中高一貫教育を、生徒の発達段階に応じて3つのステージに分けています。
目標は生活習慣と学習習慣の確立。基礎学力の定着を図るとともに、美術や家庭科などで身体を使って感性を育みます。中学1年では自然観察キャンプ、中学2年ではキャンプを実施し、仲間づくりと自治能力を獲得します。
目標は知的好奇心・科学的探究心の向上。中学3年では京都・奈良への修学旅行(4泊5日)で「本物に触れる」体験を積み、大学のゼミ体験も開始。この時期に将来の夢を大まかに描きます。
目標は進路の具体化。高校2年で文理選択、高校3年では進路に合わせた19コースから選択。充実期で描いた目標を明確な進路として具体化し、受験に向けた実践的な学習を展開します。
成蹊中学校は、段階的な国際教育プログラムを展開しています。
校内で2日間、英国の文化や表現に触れるプログラム。ネイティブ講師と英語だけでコミュニケーションを取る体験を通じて、英語学習の動機づけを図ります。
グローバル社会で必要なスキルを学ぶプログラム。異文化理解、プレゼンテーション力、ディスカッション力を養成します。
Cowra(カウラ)にある提携校での短期研修プログラム。ホームステイを通じて英語力と国際感覚を養います。
成蹊学園最大の特色が、小学校・中学校・高等学校・大学が同一キャンパスに集結するワンキャンパス体制です。
成蹊中学校の生徒は、「おおらかで落ち着きがあり、芯のある」生徒が多いと評されます。
「凝念」の伝統により、静かに集中して学ぶ文化が根付いています。派手さはありませんが、一人ひとりがしっかりとした目標を持ち、地道に努力を重ねる姿勢が見られます。
中学から高校へはほぼ全員が内部進学しますが、高校卒業後は約70%が外部の難関大学に進学。東京大学、東京工業大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、医学部など、高い目標を持って学習に取り組む生徒が多数います。
「個性の尊重」を建学の精神とするだけあり、さまざまなタイプの生徒が在籍。勉強に打ち込む生徒、部活動に熱中する生徒、両立を目指す生徒など、それぞれの個性が尊重される雰囲気があります。
1学年約220名、1クラス約36名の6クラス編成。中規模校ならではの、生徒同士の顔が見える関係性が築かれています。
運動部15、文化部14の計29の部活動があり、約80%の生徒が参加しています。文武両道を実践する環境が整っています。
女子硬式テニス部の全国大会常連、ストリングス部の全国有数の実力、天文気象部の本格的な観測設備など、高いレベルで活動できる部活動が揃っているのが成蹊の特色です。一方で、のんびりと楽しむ雰囲気の部活動も多く、自分に合った活動を選べます。
成蹊中学校・高等学校の卒業生は、約20%が成蹊大学に内部進学、約70%が外部の大学に進学という独特の進学パターンを示しています。
成蹊高校の最大の特徴は、成蹊大学への推薦権を保持したまま、外部大学を受験できる制度です。これにより、安心して高いレベルにチャレンジできる環境が整っています。ただし、高校3年間の成績と出席状況で一定の基準を満たす必要があります。
医学部医学科、歯学部、薬学部にも毎年複数名が合格。理系教育の充実が医歯薬系への強さに繋がっています。
毎年数名が海外の大学に進学。ロンドン大学キングスカレッジ、カリフォルニア大学、ニューヨーク大学アブダビ校などの実績があります。
約20%(60名前後)が内部推薦で進学。法学部、経済学部、経営学部、文学部、理工学部など、各学部に進学しています。
成蹊高校は、約20%が成蹊大学に進学する「準附属校」的な性格を持ちます。したがって、外部大学への進学実績は「全体の70%」の生徒による結果です。進学校と単純比較はできませんが、成蹊大学への推薦権という「保険」を持ちながら、高いレベルにチャレンジできる環境は大きな魅力です。
帰国生を対象とした入試も実施(詳細は学校公式サイトを参照)
国際学級への入学を希望する帰国生を対象とした入試(詳細は学校公式サイトを参照)
成蹊中学校の入試は、算数で差がつきやすい傾向があります。基本~標準的な問題が多いですが、図形・数の問題を中心に思考力が必要な問題が出題されます。問題文をよく読み、状況を理解してから解く問題が多いため、計算力と思考力の両方が求められます。
配点は国算の半分ですが、理科・社会も合否を分ける重要な科目です。特に理科は、成蹊の特色である「実験・実習重視」を反映し、実験・観察に基づく問題が出題されます。
経済的理由により就学が困難な生徒に対する奨学金制度があります。詳細は学校公式サイトまたは入学後の案内をご確認ください。
成蹊中学校の学費は、都内私立中学の中ではやや高めの水準です。初年度約184万円、2年目以降約154万円という金額は、6年間で約1,000万円を超える計算になります。ただし、27万㎡のワンキャンパス、充実した施設設備、少人数教育、大学までの一貫教育などを考えると、教育の質に見合った投資と言えるでしょう。
成蹊最大のイベント「蹊祭」は、来場者1万人を超える大規模な文化祭です。自作ロケットの打ち上げ、フィンスイミング日本代表と水泳部の対決など、成蹊ならではの独自企画が多数実施されます。生徒が主体となって企画・運営し、準備段階から本番まで協力して一つのものを作り上げる過程で、大きな達成感を得ることができます。
成蹊学園最大の特色が、小中高大が同一敷地に集まる27万㎡のワンキャンパスです。都心にありながら武蔵野の面影を残す豊かな自然に囲まれた環境で、6年間をのびのびと過ごすことができます。
成蹊教育の象徴とも言える充実した理科館。物理・化学・生物・地学の各実験室を備え、毎週のように実験・実習を行います。イカ・ハマグリ・サメの解剖、化石採集標本の展示など、「本物に触れる」体験学習の拠点となっています。
15cm屈折望遠鏡を備えた本格的な天文ドーム。天文気象部が中心となり、定期的な観測活動を実施。一般生徒も授業や特別プログラムで利用できます。
蔵書数約16万冊を誇る充実した図書館。小中高大で共用のため、専門書から一般書まで幅広い蔵書があります。静かな学習スペースも豊富で、放課後の自習に最適です。
大教室、音楽室、美術室などを備えた特別棟。ストリングス部の練習室、吹奏楽部の活動スペースなど、文化系部活動の拠点にもなっています。
大学と共用の食堂・売店があり、昼食時に利用できます。お弁当持参も可能で、生徒の選択肢が広がっています。
全普通教室にプロジェクター・Wi-Fi完備。生徒にはタブレット端末を配布し、デジタル教材の活用、オンライン学習プラットフォームの利用など、ICTを活用した学びを推進しています。
教科細分化による専門的な指導、実験・実習重視の体験学習を通じて、表面的な知識ではなく深く考える力が身につきます。凝念の伝統により、集中力と持続力も養われます。
リベラルアーツ教育により幅広い教養が身につくとともに、海外研修・交流プログラムを通じて国際感覚を養成。27万㎡のワンキャンパスで小学生から大学生まで多様な人々と交わることで、多角的な視点を持てるようになります。
「個性の尊重」を建学の精神とし、生徒の自主性を重んじる教育方針。自分で考え、判断し、行動する力が6年間で着実に育まれます。
中高6年間を同じ仲間と過ごすことで、深い絆が生まれます。さらに成蹊大学に進学する約20%の同級生、成蹊卒業生のネットワーク(成蹊会)は、将来の財産となります。
約20%が成蹊大学、約70%が外部大学という進学状況は、多様な進路選択を示しています。成蹊大学で学問を深める卒業生、東大・早慶・医学部で専門性を追求する卒業生、海外大学で国際的なキャリアを築く卒業生など、それぞれが自分に合った道を歩んでいます。
元内閣総理大臣・安倍晋三氏、作曲家・すぎやまこういち氏など、各界で活躍する卒業生を多数輩出。ビジネス、政治、学術、芸術など、多様な分野で成蹊の精神が受け継がれています。
成蹊中学校の6年間は、単なる大学受験のための準備期間ではありません。「凝念」の伝統による集中力と精神力、リベラルアーツによる幅広い教養、本物に触れる体験による探究心、27万㎡のワンキャンパスで育まれる多様な視野。これらは、大学受験の成功だけでなく、人生全体を豊かにする「一生の財産」となります。
成蹊大学への推薦権を保持しながら外部の難関大学にもチャレンジできる制度は、「安心」と「挑戦」の両立を可能にします。約70%が外部受験という実績は、成蹊で育った生徒たちが高いレベルを目指せる力を身につけている証です。
成蹊中学校は、「落ち着いた環境で深く学び、豊かな人間性を育てたい」という家庭に最高の選択肢です。「凝念」の伝統が息づく静謐なキャンパス、27万㎡のワンキャンパスならではの多様な学びの機会、教科細分化による専門的な指導、実験・実習重視の体験学習、そして成蹊大学への推薦権を保持しながら外部受験もできる制度。これらすべてが、お子さんの6年間を充実したものにします。
ただし、成蹊は派手さや華やかさを求める学校ではありません。「個性の尊重・品性の陶冶・勤労の実践」という建学の精神のもと、地道に努力を重ね、自分の内面を磨くことを大切にする校風です。お子さんがこの雰囲気に合うかどうか、文化祭(蹊祭)や学校説明会で実際に確かめることが重要です。
学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。成蹊の落ち着いた雰囲気、凝念の伝統、リベラルアーツ教育、広大なキャンパスが、お子さんの個性と合致するかどうかを慎重に見極めてください。相性が合えば、成蹊での6年間はお子さんの人生を大きく豊かにする貴重な時間となるでしょう。
成蹊中学校での6年間が、お子さんの未来を照らす光となりますように。
成蹊は「凝念」の伝統により、静かで落ち着いた校風です。派手さや華やかさを求めるタイプのお子さんには合わない可能性があります。文化祭や説明会で雰囲気を確かめてください。
約20%が成蹊大学に内部進学します。お子さんが将来、成蹊大学に進学する可能性も考慮に入れてください。ただし、約70%が外部受験するため、外部志向が主流です。
初年度約184万円、2年目以降約154万円、6年間で約1,000万円超の学費がかかります。経済的な見通しを立てた上で受験を検討してください。
吉祥寺駅から徒歩15分またはバス。片道1時間以上の通学は、中学生には負担が大きい可能性があります。
約70%が外部受験しますが、成蹊は進学校ではありません。東大・医学部など最難関を目指す場合、塾通いや自主的な学習が必要になる可能性があります。
成蹊の入試は算数で差がつきやすい傾向があります。計算力を徹底的に鍛えるとともに、図形・数の問題、思考力問題への対応力を強化してください。毎日10問の計算練習を継続することが重要です。
配点は国算>理社ですが、合否を分けるのは理科・社会です。特に理科は、成蹊の特色である「実験・実習重視」を反映した問題が出題されるため、実験・観察に基づく学習を心がけてください。
成蹊の入試問題には独特の傾向があります。過去問を5年分以上解き、出題傾向を把握してください。特に算数は、問題文をよく読み、状況を理解してから解く必要がある問題が多いため、過去問演習が効果的です。
第1回(2月1日)だけでなく、第2回(2月4日)も視野に入れた併願戦略を立ててください。第2回は募集人員が少ないため競争率は上がりますが、チャンスは複数回あります。
成蹊中学校には面接はありませんが、志望動機を明確にすることは学習のモチベーション維持に繋がります。「凝念」「27万㎡のワンキャンパス」「リベラルアーツ教育」など、成蹊ならではの魅力に共感できるかを家族で話し合ってください。