智慧と慈悲 ー 仏教精神に基づく心の教育で穏やかで知的な女性を育成
| 学校名 | 国府台女子学院小学部・中学部・高等部 |
|---|---|
| 創立 | 1926年(国府台高等女学校)、2026年創立100周年 |
| 所在地 | 〒272-8567 千葉県市川市菅野3-24-1 |
| アクセス | 京成本線「市川真間駅」徒歩5分 JR総武線「市川駅」徒歩12分(バス利用可) |
| 課程 | 小中高一貫教育 |
| 男女 | 女子校 |
| 生徒数 | 女子582名(中学部) |
| 学費(初年度) | 約110万円(入学金・授業料・施設費等含む) |
国府台女子学院では、仏教の考えを礎とした宗教教育を行っています。その第一の目的は「心を育てること」。スキルや教養だけでなく、「どうして学習しているのか」「自分は何になりたいのか」を自問自答することで自ら心を高めていくことができます。浄土真宗(本願寺派)の教えに基づいた仏教精神を礎とし、『敬虔(けいけん)』『勤労(きんろう)』『高雅(こうが)』を三大目標としています。これは「敬虔」=常に我が身を振り返る素直な心を誓う、「勤労」=実践を通じて、生きる智慧を身につける、「高雅」=心身を整え、気高い品性を身につけることを意味しています。
何にでも関心を持ち、より深く学ぼうとする心を育てます。仏教の教えを通じて、物事の本質を見極める力を養います。知識だけでなく、生きる智慧を身につけます。
友だちと共に喜び、悲しみを分かち合う心を育てます。他者への思いやりと共感する力を養います。仏教の慈悲の精神を通じて、豊かな人間性を育みます。
敬虔(常に我が身を振り返る素直な心)、勤労(実践を通じて生きる智慧を身につける)、高雅(心身を整え気高い品性を身につける)の三大目標を掲げています。
新副学院長である井上卓也先生は、国府台女子学院の生徒たちを「素直で真面目」と言い表します。その上で、理想とする未来の生徒像を「穏やかで知的な女性」と話します。朗らかで明るく、好きなことに打ち込む生徒、コツコツと頑張る生徒が多いことが特長です。彼女たちは伸びやかな学校生活の中で、他人を思いやりながらその長所をますます伸長しています。もともと、同校は面倒見がよく、学力をしっかり伸ばす学校として定評があります。
生徒たちは素直で真面目な性格の子が多く、先生方の指導を素直に受け入れます。朗らかで明るく、好きなことに打ち込む生徒が多いのが特長です。
理想とする未来の生徒像は「穏やかで知的な女性」です。知識と品性を兼ね備えた、社会で活躍できる女性を育成します。
コツコツと頑張る生徒が多く、伸びやかな学校生活の中で、他人を思いやりながらその長所をますます伸長しています。
もともと、同校は面倒見がよく、学力をしっかり伸ばす学校として定評があります。「中学部では、一部の教科で先取り学習をしながら基礎を固め、学習習慣をつけます」と井上先生。先生方の面倒見の良さは、生活面でもしっかり発揮されます。生徒たちはあいさつや身だしなみなど、当たり前のことを当たり前にできる矜持を身につけています。ある卒業生が就職試験を受けた際、採用後に「筆記試験のあと、あなたが消しゴムのカスを丁寧に集めて片付けていたことが印象的でした」と声をかけられたそうです。極度の緊張が解けた試験後にも礼節を忘れず自然に行う、とても同校の生徒らしいエピソードです。
中学部では、一部の教科で先取り学習をしながら基礎を固め、学習習慣をつけます。小テストを毎週やるので、基礎が身についてきます。先生も丁寧に教えてくれます。
生徒たちはあいさつや身だしなみなど、当たり前のことを当たり前にできる矜持を身につけています。先生方の面倒見の良さは、生活面でもしっかり発揮されます。
「私たちは生徒たちに様々なことを指導します。ときには口うるさく感じることもあるでしょう。しかしそれは、あなた方の努力を、我々はきちんと見ているということでもあります」と井上先生。
高等部には普通科の文系(国公立/私立)、理系(国公立/私立)、美術・デザインコースが設置され、将来の夢に着実に近づけるカリキュラムを敷いています。美術・デザインコース生は、創造する喜びを大切にしながら、感性を磨き、高いクリエイティビティを養っていきます。普通科のカリキュラムに加え、蓄積されたノウハウによる実技指導を受け、美大受験を突破する実力を培います。生徒たちは、このような多彩なコースがあるからこそ、高等部進学時点である程度希望の進路を考えておくことになります。
創造する喜びを大切にしながら、感性を磨き、高いクリエイティビティを養っていきます。普通科のカリキュラムに加え、蓄積されたノウハウによる実技指導を受けます。
普通科は高2時から4コースに分かれます(文系国公立、文系私立、理系国公立、理系私立)。自分の志望校に向けて、基礎、応用、実践と丁寧に学力を身につけていきます。
蓄積されたノウハウによる実技指導を受け、美大受験を突破する実力を培います。多くの卒業生が美術系大学に進学しています。
木のぬくもりあふれる校舎。図書館を中心にしたレイアウトや、木の温かみを感じさせる内装など、学習空間の随所に「智慧」と「慈悲」の理念が息づいています。特に校舎においては、同校の知の宝庫である図書館は必見です。入り口すぐに構えており、10教室分の広さを誇ります。生徒が出入りしやすいように考えられた明るく開放的な空間で、まさに学校の象徴となっています。2011年に中学・高等部新校舎が完成し、教育環境が一層充実しました。
入り口すぐに構えており、10教室分の広さを誇ります。生徒が出入りしやすいように考えられた明るく開放的な空間で、まさに学校の象徴となっています。
木の温かみを感じさせる内装など、学習空間の随所に「智慧」と「慈悲」の理念が息づいています。温かく清潔感のある校舎です。
2011年に中学・高等部新校舎が完成し、教育環境が一層充実しました。最新の設備を備えた学習環境が整っています。
昨今、女子校の共学化が進む中、同校では女子教育を貫くことを表明、「今まで続けてきたことはしっかりと保ち、改善すべき点は改善していきます」と井上先生は語ります。ICT化の潮流やコロナ禍での学びに備え、BYODによる1人1台のiPad利用、「Classi」や「ロイロノート」の活用、全教室へのWi-Fi配備と電子黒板の導入、デジタル教科書の導入検討など柔軟に対応。一方で同校が最もこだわってきたのが、対面による授業です。ICTを活用しながらも、対面での丁寧な指導を大切にしています。
BYODによる1人1台のiPad利用を実施しています。「Classi」や「ロイロノート」を活用し、授業の幅が広がりました。
「情報リテラシー」の授業を通して、情報の取り扱い方も学んでいます。デジタル時代に必要なスキルを身につけます。
同校が最もこだわってきたのが、対面による授業です。ICTを活用しながらも、対面での丁寧な指導を大切にしています。
学校行事は運動会、学院祭・修学旅行・スポーツ大会・合唱コンクールと盛りだくさんです。運動会では、各クラス自分たちでテーマを決め、テーマに沿った仮装を製作、グラウンドを歩きながら披露する「仮装行列」もあります。また、希望者参加型の行事として、海外語学研修やスキー・スノーボード学校も行っています。部活動は、合唱・吹奏楽・オーケストラなどの文化系が28、ソフトボール・陸上・タッチラグビーなどの運動系が10あり、ほとんどのクラブが中高合同で活動しています。
主役は生徒。全校生徒が楽しむ文化祭をはじめ、生徒主体で運営する行事で、ひとりひとりが活躍できます。
運動会では、各クラス自分たちでテーマを決め、テーマに沿った仮装を製作、グラウンドを歩きながら披露する「仮装行列」があります。
文化系28、運動系10の部活動があり、ほとんどのクラブが中高合同で活動しています。高校生のリーダーシップをとる姿を目標に活動し、互いに切磋琢磨しています。
本学院では部活動とは別に、専門部と呼ばれる活動を行っています。これは、華道、箏曲(中学部・高等部)、茶道(高等部)をそれぞれ専門の先生に教わる課外活動で、その歴史は昭和6年まで遡ります。高等部に開設されている表千家の茶道は、3年間継続すると「許状」を得ることができます。華道は池坊と草月の2流派、箏曲は生田流を学ぶことができます。日本の伝統文化を本格的に学べる貴重な機会です。
池坊と草月の2流派を学ぶことができます。専門の先生に教わる課外活動で、日本の伝統文化を本格的に学べます。
高等部に開設されている表千家の茶道は、3年間継続すると「許状」を得ることができます。礼儀作法と伝統文化を身につけます。
生田流の箏曲を学ぶことができます。中学部・高等部ともに参加可能で、日本の伝統音楽に触れる機会が得られます。
| 初年度納入金 | 約110万円(入学金・授業料・施設費等含む) |
|---|---|
| 2年目以降 | 約85万円/年(授業料・施設費等) |
| 奨学金制度 | あり |
入試回数:年3回実施
推薦入試:あり
帰国生入試:あり
募集人数:約160名
倍率:2倍程度
・中堅レベルの女子校
・面倒見重視の家庭から支持
・小学部からの内部進学者あり
・基礎学力重視
・穏やかな雰囲気を求める家庭に人気
入試日程、募集人数、試験科目、出願方法などは年度によって変更される場合があります。必ず学校公式サイトの最新情報をご確認ください。説明会や学校見学会にも積極的に参加して、学校の雰囲気を直接確かめることをお勧めします。
仏教精神に基づく心の教育、美術・デザインコース、専門部(華道・茶道・箏曲)など独自のプログラムが充実。面倒見の良さも定評。
1926年創立の伝統校として安定した人気。2026年創立100周年を迎える。大きな改革は見られないが、ICT化など時代に合わせた改善は継続的に実施。
評価:★★★★☆ (4/5)
1926年創立の伝統校として、安定したブランド価値を持つ。仏教精神に基づく教育、面倒見の良さが評価されている。
評価:★★★☆☆ (3/5)
「今まで続けてきたことはしっかりと保ち、改善すべき点は改善していきます」という方針。ICT化など時代に合わせた改善は実施。
評価:★★☆☆☆ (2/5)
海外語学研修などのプログラムはあるが、グローバル教育は他校と比べると控えめ。今後の強化が期待される。
評価:★★★★☆ (4/5)
伝統校として安定した人気。面倒見の良さ、穏やかな雰囲気を求める家庭から継続的に支持されている。
「仏教精神に基づく心の教育で穏やかで知的な女性を育成する伝統校」
国府台女子学院中学部は、1926年創立、2026年創立100周年を迎える伝統校で、浄土真宗の教えに基づく仏教精神を礎とする学校です。「智慧」と「慈悲」を備えた自立した女性を育成、敬虔・勤労・高雅の三大目標で穏やかで知的な女性を育てます。
面倒見の良さが定評で、図書館を中心とした木のぬくもりあふれる校舎、美術・デザインコース、専門部(華道・茶道・箏曲)など独自のプログラムが充実しています。
1. 仏教精神に基づく心の教育
仏教の考えを礎とした宗教教育を行っています。その第一の目的は「心を育てること」。スキルや教養だけでなく、「どうして学習しているのか」「自分は何になりたいのか」を自問自答することで自ら心を高めていくことができます。「智慧」と「慈悲」を通じて「共感する力」を育みます。
2. 面倒見の良さ
もともと、同校は面倒見がよく、学力をしっかり伸ばす学校として定評があります。中学部では、一部の教科で先取り学習をしながら基礎を固め、学習習慣をつけます。生活面でもあいさつや身だしなみなど、当たり前のことを当たり前にできる矜持を身につけています。
3. 図書館を中心とした校舎
同校の知の宝庫である図書館は、入り口すぐに構えており、10教室分の広さを誇ります。生徒が出入りしやすいように考えられた明るく開放的な空間で、まさに学校の象徴となっています。木のぬくもりあふれる校舎で、学習空間の随所に「智慧」と「慈悲」の理念が息づいています。
1. 仏教教育
浄土真宗の教えに基づく仏教精神を礎としています。仏教の教えに共感できることが重要です。宗教教育に抵抗がある場合は向いていません。
2. 穏やかな雰囲気
生徒たちは素直で真面目、穏やかな性格の子が多いです。競争的な環境を求める場合は向いていません。一方で、落ち着いた環境でコツコツ頑張りたい生徒には最適です。
3. 千葉県市川市の立地
京成市川真間駅徒歩5分、JR市川駅徒歩12分の立地です。都心から通学する場合、通学時間を考慮する必要があります。
国府台女子学院中学部の特徴は、「仏教精神に基づく心の教育」という点です。智慧と慈悲を備えた自立した女性を育成し、敬虔・勤労・高雅の三大目標を掲げています。面倒見の良さ、図書館を中心とした校舎、美術・デザインコース、専門部(華道・茶道・箏曲)など独自のプログラムが充実しています。
国府台女子学院中学部の入試は、年3回実施されます。推薦入試、帰国生入試もあります。中堅レベルの女子校として、基礎学力をしっかり身につけた上で受験することが重要です。面倒見の良い学校として、入学後も丁寧に指導してくれます。
国府台女子学院中学部は、「穏やかな雰囲気で、面倒見の良い学校を求める」という生徒には最高の環境です。1926年創立の伝統校として、2026年に創立100周年を迎えます。
学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。学校説明会や学校見学会に足を運び、実際の雰囲気を確かめ、在校生や保護者の話を聞いた上で、本当に自分に合っているかを慎重に判断してください。
国府台女子学院中学部での6年間は、お子さんの人生を大きく左右する貴重な時間です。この記事が、皆様の学校選びの一助となれば幸いです。