創立150周年、日本人設立最古の女子教育機関が育む知性と美意識
| 学校名 | 跡見学園中学校(あとみがくえんちゅうがっこう) |
|---|---|
| 所在地 | 〒112-8629 東京都文京区大塚1-5-9 |
| 電話番号 | 03-3941-8167 |
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩2分 東京メトロ有楽町線「護国寺」駅より徒歩8分 池袋駅・大塚駅からバス「窪町小学校」下車 |
| 設立 | 1875年(明治8年) |
| 学校種別 | 私立女子中学校・高等学校(完全中高一貫校) |
| 学祖 | 跡見花蹊(あとみ かけい) |
| 生徒数 | 中学校 約450名、高等学校 約450名 |
| 学期制 | 2学期制 |
| 登校時刻 | 8:00 |
| 校長 | 松井真佐美 |
跡見学園中学校は、1875年(明治8年)に跡見花蹊により創立された、日本人が設立した最古の女子教育機関です。学祖・跡見花蹊は1859年(安政6年)、大阪の中之島にあった父・跡見重敬の私塾を受け継ぎ、その後京都に移転しました。1875年に東京・神田に跡見学校を開設し、これが現在の跡見学園の始まりとなりました。
開国や西欧化が急速に進んだ開校当時、学祖跡見花蹊が重んじたのは日本の伝統的な文化でした。「本邦女子固有の淑徳を養成する」、つまり「日本文化に根ざすしとやかで上品な美徳を持った女性を育てる」ことを教育理念として掲げ、茶道・華道・箏曲や書画を通して、まず伝統的な「型」を体得した上で、その継承とともにそれを破った新たな文化の創造を目指しました。
1915年には大正天皇の即位を記念して紫袴の「平常服」を制定。これが日本の女学校として最初の制服となりました。第二次世界大戦前は皇室や華族の子女が多く学び、宮中で行われていた「ごきげんよう」という挨拶が校内に根付き、現在でも受け継がれています。この「ごきげんよう」は跡見学園が淵源とされています。
1947年(昭和22年)に学制改革により跡見学園中等部を設置、1948年(昭和23年)に跡見学園高等学校を設置しました。1950年(昭和25年)には跡見学園中等部を跡見学園中学校へ改称。1951年(昭和26年)には運営母体が学校法人跡見学園となりました(財団法人跡見高等女学校からの組織変更)。1990年(平成2年)には中学校高等学校の新校舎が竣工し、現在に至っています。
2024年(令和6年)8月29日には東京農業大学と高大連携協定を締結。2025年には創立150周年を迎え、生徒ラウンジや自習室などを含む新しい多目的棟が完成予定です。長年の伝統と革新のもと、学力・知性とともに人間力・豊かな心を養い続けています。
跡見学園の特徴的な挨拶「ごきげんよう」は、皇室や華族の子女の教育にあたっていたことから、宮中で行われていた挨拶が校内に根付いたものです。この挨拶は現在でも受け継がれており、跡見学園が「ごきげんよう」の淵源とされています。
また、中高一貫教育の中で育まれる「あね・いもうとの校風」は、跡見学園がめざす知性がある凛とした女性の教育にかなうものです。中学生と高校生が同じ校舎で学ぶため、交流が途切れることなく一体感があり、部活動でも中学生が高校生から技術や姿勢を学び、高校生はリーダーシップを養うことができます。
大和和紀の漫画『はいからさんが通る』に登場する女学校「跡無女学館」のモデルとされており、伝統ある女子校としての雰囲気が作品にも表現されています。穏やかで優しい生徒が多く、のんびりした雰囲気のある女子校として、先生も先輩もフレンドリーで明るく元気いっぱいの学校生活を送ることができます。
跡見学園中学校の教育理念は以下の4つです:
教育理念を実現するため、以下の4つの教育方針を掲げています:
跡見学園では、学祖・跡見花蹊の志を受け継ぎ、本物の自然や文化に触れる学びの機会を豊富に設けています。理科では一人一つの実験器具を用いて全員が主体的に実験に取り組み、毎回レポートにまとめることで、観察力と論理的思考力を養います。
書道では学園創立者の跡見花蹊の「跡見流」を習い、その精神も学びます。伝統的な「型」を体得することで、振る舞いや思考の基盤を形成し、その上で独自の表現を創り上げる力を育てています。
文京区という地の利を活かして、各学年で校外学習を実施。中1は小石川植物園、浅草・墨田川、中2は葛西臨海水族園、江戸東京博物館、上野動物園、中3は鹿島建設技術研究所、刑事裁判傍聴など、実社会に触れる機会を通じて学びを深めます。また、能・狂言など古典芸能鑑賞も実施し、日本の伝統文化への理解を深めています。
探究型創造学習では、宿泊行事も組み入れながら、「型」を踏まえて独自の学びを創りあげる実践を行っています。中1自然教室、中2自然教室(奥日光)、中3広島修学旅行、高2京都・奈良研修旅行など、各学年で特色ある宿泊行事を通じて、協調性や自主性を育てています。
跡見学園中学校では、生徒一人ひとりの学力に応じたきめ細かい指導を実現するため、主要教科で習熟度別授業を実施しています。
英語:中3は1クラス2分割、高校は1クラス3分割の習熟度別授業を実施。高2以降は通常の英語の授業に加え、全員が英語演習を履修し、大学入試対策を行います。リーディングマラソン、全校スピーチコンテスト、英検・GTEC指導などを通じて、4技能をバランスよく伸ばします。中2・中3の成績優良者を対象にネイティブ教員による英語夏期集中コースも実施しています。
数学:中1から習熟度別授業を導入。高1は2クラス3分割、高2以降は進学別クラス編成で大学入試対策を行います。基礎から応用まで、各自のレベルに合わせた指導により、確実な学力向上を実現しています。
国語:オリジナル教材を活用し、中学から漢文・古典文法をしっかりと学びます。「読書ノート」や漢検にも取り組み、読解力と表現力を総合的に養成。国語力は全教科の基盤となる重要な力として、丁寧な指導を行っています。
中学では国語・数学・英語の少人数による指名補習を実施。定期考査の結果に基づき、基礎学力の定着が必要な生徒に対してきめ細かい指導を行います。無料で受講でき、確実な学力向上をサポートします。
中高で実施される英会話クラスでは、ネイティブ教員との実践的なコミュニケーションを通じて、生きた英語を学びます。少人数制で、一人ひとりが発話する機会が豊富にあります。
高2対象で、ハイレベルの内容にチャレンジするクラス。難関大学合格を目指す生徒のために、発展的な問題演習や論述対策など、高度な学習を展開します。
夏期・冬期・春期の長期休暇中に受験講習を実施。大学受験突破のための実力を養うプログラムが豊富で、生徒の学ぶ意欲に応えています。人気の講習は抽選になることもあります。
定期試験のほか年数回の学力テストも実施し、目標を持って勉強に取り組む環境を整えています。小テストや課題も充実しており、日頃からコツコツ勉強する習慣が自然と身につきます。
「ちょっと課題が多い」という声もありますが、「頑張れば終わる量なので全然大丈夫」という在校生の意見もあり、計画的に学習する力が養われます。考査前はクラスがピリピリすることもありますが、「やる時はやる、遊ぶ時は遊ぶ、みたいにメリハリがはっきりしてます」という校風で、充実した学校生活を送れます。
跡見学園では、積極的な国際交流により語学力の向上と広い教養を身につけることができます。
ニュージーランド体験留学(中学希望者):中学1・2年生用のプログラムとして、一週間程度ニュージーランドの大自然のもと異文化理解を深めることができます。入学後の比較的早い段階で海外へ留学に行くという体験は、その後の英語力向上の支えとなります。ホームステイを通じて、現地の生活や文化を肌で感じることができ、国際感覚を養う貴重な機会となっています。
オーストラリア語学研修(高校希望者):高校生を対象としたオーストラリア語学研修では、より本格的な語学学習とホームステイを体験。現地の学校との交流や観光を通じて、英語力だけでなく、異文化コミュニケーション能力を総合的に高めます。
グローバル化が進む現代社会において、英語力は必須のスキルです。跡見学園では、習熟度別授業に加えて、様々な英語プログラムを展開しています。
リーディングマラソン:多読を通じて英語に親しみ、読解力を養成するプログラム。楽しみながら英語力を向上させることができます。
全校スピーチコンテスト:レシテーションコンテストとして11月に実施。英語のスピーチやプレゼンテーションを通じて、表現力とコミュニケーション能力を磨きます。
英検・GTEC指導:資格取得をサポートする体制が整っており、英検やGTECの受験を奨励。検定対策講座も開講しています。
課外授業「TOEIC Course」:希望者対象に専門の先生による指導を実施。非常に低料金で受講でき、生徒・保護者に好評です。
跡見学園の最大の強みの一つが、延べ500人分以上の充実した指定校推薦枠です。毎年100校前後の大学から指定校推薦枠をいただいており、伝統校としての信頼の厚さを示しています。
2023年度入試では、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学などの指定校推薦枠があります。早稲田大学の推薦枠もあり、難関私立大学への進学の道が大きく開かれています。
その他、日本女子大学、北里大学、明治薬科大学など、女子大や医療系大学の推薦枠も多数。生徒の多様な進路希望に対応できる幅広い選択肢が用意されています。指定校推薦で大学に行く人も多く、安定した進路実績を誇っています。
併設の跡見学園女子大学への内部進学制度もありますが、8割以上の生徒は他大学へ進学します。例年私立4年制大学を中心に、国公立大学、跡見学園女子大学などに多数進学しており、分野も文・外国語・心理系、社会・国際系、理系、家政・芸術系、医歯薬保健系などさまざまです。
2024年度主な合格実績:
芸術系の大学・学部へ毎年のように進学するのは、いかにも芸術家が創立した学校らしいところです。近年は、医歯薬看護医療系への進学者も目立つようになりました。医療系志望者には専門性の高い面接対策講座も開いています。
進路指導にあたって生徒本人の希望を最大限尊重しているため、進学先は多種多様です。「一人ひとり色とりどりの未来を」を合い言葉に、生徒の可能性を最大限引き出し、夢の実現に向けて卒業まできめ細やかなサポートを行います。
キャリア教育:早期からのキャリア教育に取り組んでおり、中3の春休みは職業調べとしてインタビューや資料調査などを行い、レポートにまとめて高1のオリエンテーション合宿で発表します。オリエンテーション合宿では、社会で活躍する卒業生による講演も実施。外部講師による生徒向け・保護者向けの講演会、大学教員による模擬授業など、将来について考える機会を多く設けています。
進路指導室:進路指導室を中心に、様々な入試データの提供、継続的な学力分析データに基づいた受験アドバイス、優先入学の希望調査などを実施。長年の実績から多くの大学から指定校推薦の指定をいただいているので、その情報提供にも力を注いでいます。
都心にありながら陽光にめぐまれ、落ち着いた環境の中でのびのびとした学校生活を送ることができます。1990年に竣工した新校舎は、陽光あふれる明るい雰囲気で、落ち着いた風情に最新の設備がとけ込み、安心感に包まれた学習しやすい環境です。中学も高校も同じ校舎で学ぶため、交流が途切れることなく一体感があります。
都心では珍しい土のグラウンドを備えており、校舎の目の前で中高6学年合同の体育祭を実施することが毎年の恒例行事となっています。広くはありませんが、体育祭やスポーツ大会で十分に活用されており、のびのびと運動できる環境が整っています。
大規模なイベントや式典に使用される立派な講堂。入試の際の控室としても使用され、Wi-Fiも完備。ホールのソファ椅子で快適に過ごせます。
本格的な茶室を備えた作法室で、和室での立ち居振る舞いを学べます。茶道の課外授業などで使用され、日本の伝統文化を実践的に学ぶことができます。
地下に25m×6コースの温水プールを完備。最新式のスタート台を設けており、冬でも水泳の授業ができます。水泳部の活動拠点としても活用されています。
蔵書約7〜8万冊を所蔵する充実した図書館。1クラス分が利用できるレファレンスルーム(辞典、事典等約2900冊)も設置され、自習にも利用できます。図書館司書3名ほか係教員などがサポートします。
視聴覚設備とパソコンが完備されたパソコン実習室。情報教育やプレゼンテーション作成など、ICT教育の拠点となっています。
充実した実験器具を備え、一人一つの実験器具を用いて全員が主体的に実験に取り組めます。毎回レポートにまとめることで、科学的思考力を養います。
窯を備えた美術室で、陶芸など本格的な美術活動が可能。芸術系大学への進学実績も豊富な跡見学園ならではの充実した施設です。
体育の授業や部活動、学校行事で使用される体育館。入試の際は控室としても活用され、暖房設備も完備しています。
創立150周年記念事業として、生徒ラウンジや自習室などを含む新しい多目的棟が2025年に完成予定。生徒が自由に使える空間が大幅に拡充されます。
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅から徒歩2分という抜群のアクセスです。文京区の落ち着いた文教地区に位置し、池袋や豊洲方面からのアクセスも容易。東京メトロ有楽町線「護国寺」駅からも徒歩8分で通学できます。池袋駅・大塚駅からはバス「窪町小学校」下車でも通学可能です。
文京区という立地を活かし、上野動物園、小石川植物園、江戸東京博物館、葛西臨海水族園など、都内の主要な文化施設・教育施設へのアクセスも良好。校外学習で様々な「本物」に触れる機会が豊富にあります。
跡見学園では、希望者対象に専門の先生による伝統文化の課外授業を実施しています。これらの課外講座は非常に低料金で、生徒・保護者に好評です。公立の学校では絶対にあり得ない、特徴的なプログラムとなっています。
茶道:作法室の本格的な茶室で、茶道の基本から学びます。茶道を通じて、和室での立ち居振る舞い、おもてなしの心、日本の美意識を体得します。
華道:季節の花を活けることで、自然への感謝の心や美的センスを磨きます。伝統的な生け花の技法を学びながら、創造性も養います。
箏曲:日本の伝統楽器である箏(琴)を演奏することで、日本音楽の美しさに触れます。繊細な音色を奏でる技術とともに、集中力や表現力を養います。
これらの課外授業を通じて、学祖・跡見花蹊が重視した「日本の伝統的な文化を体得する」という教育理念が、現代においても確実に受け継がれています。
跡見学園では、「跡見流リベラルアーツ」として、書道、美術、音楽、工芸の4つの芸術科目が充実しています。書道では学園創立者の跡見花蹊の「跡見流」を習い、その精神も学びます。茶道・華道・箏曲や書画を通して、まず伝統的な「型」を体得した上で、その継承とともにそれを破った新たな文化の創造を目指すという学祖の理念が、今日においても受け継がれています。
毎年芸術系大学への進学者を輩出しており、美術系・音楽系の大学や学部への進学が多いのは、いかにも芸術家が創立した学校らしいところといえます。窯を備えた美術室など、本格的な芸術活動ができる環境が整っています。
座学の勉強だけでなく、幅広い分野に触れられるように、授業やカリキュラムが作られています。能・狂言など古典芸能鑑賞を通じて、日本の伝統的な舞台芸術に触れる機会があります。実際に劇場で本物の舞台を鑑賞することで、芸能の奥深さや日本文化の素晴らしさを体感します。
中3ではテーブルマナー講座を実施。西洋料理の正式なマナーを学ぶことで、国際社会で通用する教養を身につけます。中3朗読劇も実施され、表現力やコミュニケーション能力を総合的に養成しています。
クラブへの入部状況は8割以上。中学生と高校生が一緒に活動し、中学生は高校生から技術や姿勢を学び、高校生はリーダーシップを養います。集中力・持続力・自己管理力、協調性などクラブ活動で養った力は人間としての成長や、学力向上にもつながります。
部活は運動部12、文化系が17と種類は豊富で、多様な興味・関心に対応しています。週6日制で土曜日も授業がありますが、部活動との両立も可能で、規則正しい生活リズムで学校生活を送ることができます。
剣道部、水泳部、ソフトボール部、ソフトテニス部、ダンス部、バレーボール部、バスケットボール部、バドミントン部、陸上競技部、卓球部など。温水プールや体育館、グラウンドなど充実した施設で活動しています。
演劇部、合唱部、器楽部、グラフィクス部、繊維工芸部、軽音楽部、美術部、書道部、華道部、茶道部、ESS部、科学部、文芸部など。伝統文化から現代的な活動まで幅広く展開しています。
英語同好会、書道同好会、謡曲仕舞同好会、パソコン同好会、写真同好会など。より専門的な活動や趣味を深める場として活動しています。
一年を通じてさまざまな芸術や文化に触れる行事や学習関連行事がたくさんあります。
4月:入学式、前期始業式、生徒会新入生歓迎会、高1オリエンテーション合宿
5月:生徒会スポーツ大会、定期考査、遠足
6月:体育祭、中2自然教室(奥日光)、中3テーブルマナー、生徒会第1回定例代表委員会
7月:定期考査、前期終業式、夏期補講、中1自然教室、中3朗読劇、海外語学研修(オーストラリア:高校希望者、ニュージーランド:中学希望者)
9月:文化祭(星陵祭)
10月:中3広島修学旅行、高2京都・奈良研修旅行
11月:レシテーションコンテスト、定期考査
2月:合唱コンクール(中学)
3月:定期考査、卒業式
都心では珍しい土のグラウンドで、校舎の目の前で中高6学年合同の体育祭を実施。中学3年生のメイポールや大玉送りなど、練習の成果を発揮する機会です。「あね・いもうと」の絆が深まる行事です。
クラスや部活動の発表、展示、模擬店など、生徒たちの創造性が発揮される一大イベント。受験生や保護者も参加でき、学校の雰囲気を体感できます。
中学生が2月に実施する合唱コンクール。クラスごとに課題曲と自由曲を練習し、美しいハーモニーを披露します。音楽を通じてクラスの団結力が高まります。
中3は広島修学旅行で平和学習、高2は京都・奈良研修旅行で日本の歴史と文化を学びます。宿泊行事を通じて、友人との絆を深め、視野を広げます。
跡見学園中学校は完全中高一貫校のため、高校からの募集は行っていません。中学入試のみで生徒を募集しています。
入試方式は多様で、2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月4日など、複数回の入試を実施。受験者本人に最も合う方式を選んで挑戦できます。帰国生入試も実施しており、海外での経験を持つ生徒も積極的に受け入れています。
大問1では幅広い計算問題が出題され、分数や割合、単位変換など様々な問題が登場。受験レベルの計算力が要求されます。大問2では数の性質や図形、植木算など基本的な算数問題。大問3と大問4は応用問題ですが、難易度は高くありません。計算問題で確実に点を稼ぐことが重要です。
算数と比較してやや高いレベル。毎年、小説や物語文、説明文、論説文が出題されます。読解力と記述力が試される内容で、日頃からの読書習慣が大切です。
各分野からバランスよく出題され、日常生活で見られる現象を取り上げた問題が中心。時事問題も時折出題されるため、日頃から新聞を読むなどして情報収集を怠らないことが大切です。生物では知識、化学では実験と考察、物理では計算問題が主に出されます。
出題範囲が広いですが、レベルは高くありません。穴埋めや記号問題が主体で、これらを確実に解くことで安定した得点を確保できます。地理では時事問題も出題されるため、子供向けの新聞などで情報をキャッチアップすることが必要です。
控室は跡見李子記念講堂で、Wi-Fiがあり、ホールのソファ椅子で快適に過ごせます。午前・午後両方を受験する方のみ、隣の茗渓館や指定の教室で昼食を取ることができます。
小アリーナでは暖房が強く効いており、温かい飲み物(紙コップとティーバッグでお茶)の提供もあります。講堂のスクリーンには、当日の合否確認に使用するパスワードなどが映されています。
防寒対策として、ハイネックセーターとタイツ、パンツで対応すれば、それほど寒くありません。全体的に受験生への配慮が行き届いた環境が整っています。
| 受験料 | 25,000円 |
|---|---|
| 入学金 | 250,000円(入学手続き時に納入) |
| 授業料 | 582,000円(291,000円を前期、後期の計2回引き落とし) |
| その他 | 574,400円(施設設備費、教育充実費、生徒預り金など) |
| 初年度合計 | 1,156,400円 |
※上記は目安の金額です。その他に教材費、交通費、食費、塾費用などが別途必要になります。課外授業(茶道・華道・箏曲など)は非常に低料金で受講できます。
私立中高一貫校としては標準的な学費で、充実した教育内容と施設を考えると、コストパフォーマンスは高いと言えます。特待生制度や奨学金制度もあり、経済的なサポート体制も整っています。
2016年の春から制服が変更されました。中学生はシングル、高校生はダブルのジャケットで、学年による違いが明確になっています。
さくらのブローチが特徴的で、かわいらしいデザインです。胸元のリボンはムラサキのストライプで、桜をイメージしています。シンプルで品があり、おしゃれな制服として生徒や保護者から好評を得ています。
伝統を感じさせながらも現代的なデザインで、跡見学園らしい上品さと華やかさを兼ね備えた制服となっています。
校則は「すごしやすい」という評価が多く、厳しすぎず緩すぎず、バランスの取れた内容となっています。基本的なマナーやルールを守ることは求められますが、生徒の自主性を尊重した校風です。
スマートフォンの使用や服装、髪型など、一般的な私立中学校と同程度の規則があります。生徒たちは「やる時はやる、遊ぶ時は遊ぶ、みたいにメリハリがはっきりしてます」と話しており、自己管理能力を育む環境が整っています。
穏やかで優しい生徒が多く、のんびりした雰囲気のある女子校です。先生も先輩もフレンドリーで、明るく元気いっぱいの女子校ライフを送ることができます。
「毎日学校に行くのが楽しいです」「大体の生徒の雰囲気もいいし、学校生活は普通に楽しいし行事も多くて先生方も優しいのでとても満足しています」という在校生の声が示すように、充実した学校生活を送れる環境が整っています。
「友達とかを作るのが苦手な子とかも絶対に気が合う人が見つかると思います」という意見もあり、多様な生徒が互いに認め合う環境で、自分の強みに磨きをかけて社会にはばたく人材を育成しています。
宿題や小テストがあるので、日頃からコツコツ勉強する環境です。「ちょっと課題が多い」という声もありますが、「頑張れば終わる量なので全然大丈夫」とのことで、計画的に学習する力が養われます。
補講は考査の結果で決まりますが、「普通に授業受けてれば補講になんてならないので大丈夫」とのこと。先生によっては考査前に圧をかけてくることもあるようですが、それも生徒の成長を願ってのことです。
考査の2日前くらいからクラスがピリピリし出すこともありますが、「やる時はやる、遊ぶ時は遊ぶ、みたいにメリハリがはっきりしてます」という校風で、メリハリのある学校生活を送れます。
跡見学園中学校は、1875年創立、日本人が設立した最古の女子教育機関として150年の伝統を誇る完全中高一貫の女子校です。学祖・跡見花蹊の「日本文化に根ざすしとやかで上品な美徳を持った女性を育てる」という理念のもと、伝統と革新を融合させた教育を展開しています。
最大の特徴は「本物」に触れる教育です。茶道・華道・箏曲の課外授業、作法室での和室の立ち居振る舞い、跡見流書道、能・狂言鑑賞、テーブルマナー講座など、日本の伝統文化を学ぶ機会が豊富。理科実験では一人一つの器具を使い、全員が主体的に実験に取り組むなど、実践的な学びを重視しています。
進路面では、延べ500人分以上の指定校推薦枠が大きな強みです。早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、GMARCH、日本女子大学、北里大学、明治薬科大学など、難関私立大学への推薦枠が豊富。8割以上の生徒が他大学へ進学し、文系・理系・芸術系・医療系など多様な進路を実現しています。習熟度別授業、7限目プロジェクト、難関大受験クラス、充実した受験講習など、きめ細かい学習サポート体制も整っています。
施設面では、茗荷谷駅徒歩2分という抜群のアクセスに加え、温水プール、約8万冊の図書館、本格的な茶室を備えた作法室、窯を備えた美術室など充実した設備を完備。2025年には創立150周年記念として、生徒ラウンジや自習室を含む新しい多目的棟が完成予定で、さらに学習環境が充実します。
国際教育にも力を入れており、ニュージーランド体験留学(中学)、オーストラリア語学研修(高校)を実施。習熟度別英語授業、英会話クラス、リーディングマラソン、スピーチコンテスト、英検・GTEC指導など、グローバル社会で活躍できる英語力を養成するプログラムが豊富です。
部活動は運動部12、文化部17、同好会5と種類が豊富で、8割以上の生徒が参加。中高一緒に活動することで、中学生は高校生から技術や姿勢を学び、高校生はリーダーシップを養います。体育祭、文化祭(星陵祭)、合唱コンクール、修学旅行など、一年を通じて多彩な行事があり、充実した学校生活を送れます。
校風は「ごきげんよう」の挨拶に象徴される上品さと、「あね・いもうと」の温かい人間関係が特徴。穏やかで優しい生徒が多く、先生もフレンドリーで、明るく元気いっぱいの女子校ライフを送れます。「毎日学校に行くのが楽しい」「友達を作るのが苦手な子でも気が合う人が見つかる」という在校生の声が、温かい学校の雰囲気を物語っています。
跡見学園中学校は、150年の伝統に裏打ちされた質の高い教育、充実した指定校推薦枠、「本物」に触れる豊かな学び、抜群のアクセス、新しい施設の完成という5つの強みを持つ、バランスの取れた女子中高一貫校です。知性と情操を兼ね備え、自律・自立した女性として社会で活躍したいと考える生徒にとって、最適な学びの場となるでしょう。