横浜女学院中学校

📍 神奈川県横浜市中区山手町203
🚃 JR根岸線石川町駅徒歩7分
🏫 私立 | 女子校 | 完全中高一貫校
📅 創立:1886年(明治19年)

学校概要

Seek the highest. - 最も高きものを求めよ

横浜女学院中学校は、1886年(明治19年)に創立された140年近い歴史を持つキリスト教(プロテスタント)系の伝統ある女子校です。日本プロテスタント発祥の地である横浜山手の丘の上に位置し、清楚な街並みと豊かな緑、美しい草花に囲まれた恵まれた教育環境を有しています。

「愛と誠」を校訓に、キリスト教に基づく教育を通じて、神様と人に愛されている存在として自己受容力を高め、多角的かつグローバルな視野をもち、社会貢献を果たすことができる女性を育成しています。

建学の精神

「愛と誠」の人間教育

キリスト教精神に基づき、神と人とを愛する心を養い、誠実で品位ある女性を育成することを建学の精神としています。1886年の創立以来、この精神は一貫して受け継がれ、生徒一人ひとりの人格形成の基盤となっています。

毎日の礼拝

横浜女学院の一日は、朝の礼拝から始まります。全校生徒と教職員が集い、聖書の言葉に耳を傾け、讃美歌を歌い、祈りを捧げる時間は、心を落ち着け、一日の始まりを迎える大切なひとときです。週1回の聖書の授業では、聖書の教えを学び、「生きる力」と「生きる喜び」を育みます。

クリスマス礼拝・イースター礼拝

キリスト教の主要な行事であるクリスマス礼拝、イースター礼拝などを通じて、キリスト教の教えを深く理解し、感謝の心を育みます。クリスマスツリー点灯式は、学園全体で祝う感動的な行事です。

二十歳を祝う会

卒業生が成人式を迎える年に学校に集い、恩師や友人と再会し、成人を祝う「二十歳を祝う会」を開催しています。母校とのつながりを大切にする横浜女学院ならではの温かい行事です。

襷(たすき)プログラム

伝統と絆をつなぐ教育

「襷」は、横浜女学院の伝統と精神を次世代に受け継いでいくためのプログラムです。先輩から後輩へ、卒業生から在校生へ、そして教師から生徒へと、愛と誠の精神が襷のように受け継がれていきます。

縦のつながりを大切にし、先輩の経験や知恵を学び、後輩を育てる心を養うことで、横浜女学院の一員としてのアイデンティティを育みます。卒業生講演や先輩との交流会など、様々な機会を通じて、襷をつなぐ活動を展開しています。

教育理念・教育方針

自己受容力を高め、社会貢献を果たす女性の育成

神様と人に愛されている存在として、自己受容力を高め、多角的かつグローバルな視野をもち、社会貢献を果たすことができる生徒を育成します。変化の激しい時代において、確かな学力と豊かな人間性、そして国際的な視野を備えた女性を育てることを目指しています。

  • キリスト教教育 - 毎日の礼拝と週1回の聖書の授業を通じて「生きる力」と「生きる喜び」を育む
  • 共生教育 - 国籍や文化、立場の異なる人同士が、違いを認めながら共に幸せに生きる力を養う
  • グローバル教育 - 国際社会で活躍できる実践的な語学力とコミュニケーション能力を育成

認定・指定

  • SGHネットワーク校 - スーパー・グローバル・ハイスクールアソシエイト校の後継として指定
  • DXハイスクール - デジタル技術を活用した先進的な教育を推進
  • ユネスコスクール(キャンディデート校) - 持続可能な社会の実現に向けた教育を実践
  • ELEC英語教育賞 文部科学大臣賞 - CLILの実践により受賞(2020年)

2つのコース

国際教養クラス

英語力を高め、世界で活躍できる力を育成

国際教養クラスは、英語教育とグローバル教育に特化したクラスです。CLIL(内容言語統合型学習)、ESD(持続可能な発展のための教育)、第二外国語教育を柱に、海外大学への進学も視野に入れた高度な学びを展開しています。

国際教養クラスの特色

1. 充実した英語教育

中学3年間で週8時間、高校3年間で週7~8時間の英語授業を実施。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能に「考える」を加えた英語5技能を育成します。英語で考え、英語で表現する力を徹底的に鍛えます。

2. CLIL(内容言語統合型学習)

CLILは、横浜女学院の最も特徴的な教育プログラムの一つで、2018年より本格導入されました。その実践が高く評価され、2020年にはELEC英語教育賞の文部科学大臣賞を受賞しています。

教科内容と英語学習を組み合わせた学習法で、理科や社会、美術、聖書、地理などの教科内容や社会課題について英語で学びます。単に英語を学ぶのではなく、英語「で」学ぶことで、実践的な英語力と深い思考力を同時に育成します。中学3年生から高校2年生まで実施され、ネイティブ教員と日本人教員のティーム・ティーチングで展開されます。

CLILの4つのC

CLILには「4つのC」という特徴があります。これらをいかに結びつけて生徒の学習意欲を高めるかがCLILの醍醐味です。

  • Content(学習内容) - 実際の国際問題や社会課題をテーマに学習。生物多様性、多文化共生、構造的暴力、ダイバーシティなど、高度で本質的なテーマを扱う
  • Cognition(思考力) - 批判的・創造的思考力を育成。単に知識を学ぶのではなく、深く考え、解決策を提案する
  • Communication(コミュニケーション能力) - 協働的な学びを通じて育成。ディスカッション、プレゼンテーション、ディベートを英語で行う
  • Culture(異文化への意識) - グローバルな視野を広げ、多様な文化への理解を深める

CLILの授業の特徴

基本は英語で進めますが、オールイングリッシュの英会話とは異なり、理解を深めるために日本語でディスカッションを行うこともあります。生徒が自発的に発言することで成立する授業で、英語を日本語に変換することなく、聞き取り思考し表現する力が養われます。

海外の文献を調べ、英語のダイレクトな表現を読み取って世界観を広げます。同時に、日本語で調べた情報と異なることも多く、「当たり前を疑う」大切さに気づき、多角的に物事をとらえる必要性を学びます。

CLILの段階的導入

国際教養クラスでは、学年を追うごとに徐々にCLILが導入されます。

  • 中学1・2年 - 英語を基礎から徹底的に学習。入学時の英語力は問わず、「ゼロからスタートしても、6年間で海外の大学でも学べるレベルの英語力が身につく」ことを目標とする
  • 中学3年 - CLILの授業を開始。ESDで学んだ環境問題や社会課題を英語で学ぶ
  • 高校1・2年 - より発展的な内容に取り組む。世界平和、国際問題、構造的暴力、ダイバーシティなど高度なテーマを英語で探究

CLILで扱うテーマ例

  • Multiculturalism(多文化共生)
  • Diversity(多様性)
  • Structural Violence(構造的暴力)
  • Biodiversity(生物多様性)
  • Environmental Issues(環境問題)
  • Global Peace(世界平和)
  • International Problems(国際問題)

CLILを通じた成長

CLILを通じて様々な知見を得て、発表の経験を重ねることで、臆せずに挑戦する力が身につきます。実際に、高校2年時にベルリンでの模擬国連に参加し、世界の高校生と議論を交わした生徒もいます。CLILで培った英語力と思考力、発信力が、国際舞台での活躍につながっています。

アカデミークラスでもCLILを体験

CLILは主に国際教養クラスで実施されますが、アカデミークラスの生徒もCLILを経験することができます。アカデミークラスでは習熟度別に分けるなどの工夫をしながら、英語で学ぶ体験を提供しています。横浜女学院では、英語が得意な生徒も、これから英語を学ぶ生徒も、CLILを通して教養・思考力・語学力を磨くことができます。

3. 第二外国語教育(必修)

英語に加えて、ドイツ語・スペイン語・中国語・韓国語から選択し、第二外国語を学びます。

  • 中学1年 - 各言語圏の文化を学習
  • 中学2年 - 3言語の基礎を学習
  • 中学3年 - 1言語を選択し、より深く学習

複数の言語を学ぶことで、多様な文化への理解を深め、グローバルな視野を養います。

4. ニュージーランド海外セミナー(必修・約3週間)

中学3年生全員が参加する海外研修プログラム。国際教養クラスは約3週間の長期プログラムで、現地の語学学校でオールイングリッシュの環境で英語を学び、2つの姉妹校との交流、ホームステイを通じて、語学研修に留まらない多様な文化体験を行います。

アカデミークラス

バランスの取れた教育で確かな学力を育成

アカデミークラスは、すべての教科をバランスよく学び、緻密な学習体制と手厚いサポートで着実に学力を伸ばすクラスです。従来の特進クラスのカリキュラムを全教科で実施し、国公立大学・難関私立大学合格を目指します。

アカデミークラスの特色

1. 緻密な学習体制

基礎学力の充実に重点を置き、一人ひとりの理解度に応じたきめ細かな指導を展開します。定期的な小テストや補習により、確実な学力定着を図ります。

2. 多彩な補習・講習

放課後の補習、長期休暇中の講習など、手厚い学習サポート体制を整えています。苦手分野の克服から発展的な学習まで、多様なニーズに対応します。

3. ニュージーランド海外セミナー(必修・約2週間)

アカデミークラスも中学3年生全員が海外研修に参加します。約2週間のプログラムで、語学学校での学習、姉妹校交流、ホームステイを通じて国際感覚を養います。

4. 希望制プログラム

  • 海外留学プログラム - 長期・短期の留学機会を提供
  • 第二外国語履修 - 希望者は第二外国語を選択可能

クラス変更制度

高校進学時のクラス変更が可能

中学入学時に選んだ国際教養クラス・アカデミークラスは、高校進学時にクラス変更のチャンスがあります。中学3年間の成長や進路希望の変化に応じて、最適なクラスを選択できます。

教育の特色

ESD(持続可能な発展のための教育)

社会課題を自分事として捉え、行動を起こす力を育成

ESDは、国際教養クラス・アカデミークラス両クラス共通のプログラムで、中学1年から高校2年まで実施しています。環境問題、貧困、人権など、世界が抱える課題を学び、その解決に向けて考え、行動を起こしていく活動です。

自分の興味関心に基づいたテーマについて深く調査するだけでなく、世の中を良い方向に変えていくために他者を巻き込み、「仲間をつくっていくこと」がESDの特徴です。社会が抱える問題を自分ごととして捉え、解決策を話し合うことで、当事者意識と実践力を育みます。

探究学習

自分の「好き」を見つけ、深掘りする

横浜女学院の探究学習は、生徒一人ひとりが自分の興味・関心に基づいてテーマを設定し、深く探究していくプログラムです。ESDで育んだ問題意識をベースに、より専門的な探究活動を展開します。

「探究デイ」では、校外でのフィールドワークや専門家との対話を通じて、学びを深めます。防衛省訪問など、実社会とつながる体験的な学びの機会も豊富に用意されています。

土曜チャレンジ(土チャレ)

知識を拡げ、「なりたい自分」を見つける

土曜チャレンジ(通称「ドチャレ」)は、中学1年生から高校2年生を対象に毎月開催される横浜女学院独自のプログラムです。毎月変わる30以上の多彩な講座の中から、生徒一人ひとりが自分の興味や関心に合った講座を自由に選択して受講します。

講師を務めるのは、社会で活躍する本校の卒業生や保護者、大学の先生をはじめとした各界の専門家です。教科の枠を超えた学びを通じて知識を拡げ、各教科の学びと実社会とのつながりを実感し、「なりたい自分」を見つけるきっかけとなるプログラムです。

主な土曜チャレンジのテーマ例

  • 脳科学 - 最新の脳科学研究に触れる
  • 理工学 - 工学系分野の面白さを体験
  • 海洋資源環境 - 海洋学の最前線を学ぶ
  • インテリアデザイン - デザインの世界を体験
  • キャビンアテンダント体験 - 航空業界の仕事を知る
  • ヘアアレンジ体験 - 美容の技術を学ぶ
  • 大学教授による特別講義 - 専門分野の最先端に触れる

土曜チャレンジは、単なる体験活動ではなく、将来のキャリアを考える上で重要な「出会い」の場となっています。普段の授業では触れることのできない多様な分野に挑戦することで、生徒たちは自分の可能性を広げ、進路選択の視野を大きく広げていきます。

スタディツアー

「出会い」をテーマにした探究の旅

高校1・2年生の希望者を対象に行われる「スタディツアー」。このプログラムのテーマは「出会い」です。様々な地域を訪れ、たくさんの人や文化、課題と出会い、その出会いが自分自身の視野を広げ、新たな発見や気づきをもたらします。

現地でのフィールドワーク、地域の方々との交流、課題解決に取り組む実践活動を通じて、教室では学べない生きた学びを体験します。ESDで培った問題意識を、実際の地域課題に向き合うことで深化させる貴重な機会となっています。

グローバル教育

自分を知り、隣人を知り、世界を知る

横浜女学院のグローバル教育は、語学力の向上だけでなく、多様な文化を理解し、グローバルな視野を育むことを目指しています。

主な海外プログラム

  • ニュージーランド海外セミナー - 中3全員必修(国際教養3週間、アカデミー2週間)
  • アメリカ海外セミナー - 希望者対象の語学研修プログラム
  • ヨーロッパ海外セミナー - 文化・歴史を学ぶ研修プログラム
  • ターム留学・1年留学 - 長期留学プログラム
  • 模擬国連参加 - ベルリンなど海外での模擬国連に参加

姉妹校・提携校

  • ニュージーランドの2校と姉妹校提携
  • 台湾の学校との交流プログラム
  • アメリカの提携大学への推薦入学制度

教科横断型学習

教科の垣根を越えた学び

主に国際教養クラスでは、教科の垣根を越えた授業を積極的に実施しています。ある教科で学んだことを別の教科で学んだことと結びつけたり、比較したり、検証したりする過程の中で、多角的に物事をとらえることができる力を育てていきます。

教科横断型学習の実践例

  • 中学2年生 - 社会×国語×理科「壇ノ浦の戦い~源平合戦探究~」歴史的事象を複数の教科の視点から多角的に分析
  • 中学3年生 - 理科×美術「ものづくりで学校生活の困りごとを解決しよう!」科学的知識と芸術的創造性を融合させた課題解決
  • 高校2年生 - 公共×家庭基礎「『金融教育』~資産形成を体験しよう~」実践的な金融リテラシーを育成

これらの取り組みを通じて、知識を断片的に学ぶのではなく、統合的に理解し、実社会の複雑な課題に対応できる力を養います。

6領域12コンピテンシー

自己受容力を育む行動指針

横浜女学院では、「自己受容力」を育むことをとても大切にしています。どんなときでも自分をしっかりと受け止めて、次に進めるような人に育ってほしいとの願いを込めて、「6領域12コンピテンシー」を定めています。

これは、自分・隣人・世の中に対して、「行動する」「知る」という2つの段階を掛け合わせた、6つの領域の中での行動指針を定めたものです。授業や学習、学校行事などすべてにおいて、生徒・保護者・教員は、この12のコンピテンシーを意識して行動しています。

3つの対象×2つの行動=6領域

  • 自分を知る - 自己理解を深め、自分の強みと課題を認識する
  • 自分に行動する - 自己成長に向けて主体的に行動する
  • 隣人を知る - 他者の考えや文化を理解し、共感する
  • 隣人に行動する - 他者と協働し、貢献する
  • 世の中を知る - 社会課題や世界の動きを理解する
  • 世の中に行動する - 社会に対して積極的に働きかける

この12のコンピテンシーを軸に、横浜女学院の全ての教育活動が展開されています。

理数教育

興味関心を高め、探究心を刺激する

実験・観察を重視した理科教育を展開し、科学的思考力と探究心を育成します。数学では、基礎から応用まで段階的に学び、論理的思考力を養います。理系進学を目指す生徒への手厚いサポート体制も整えています。

学びのサポート体制

自立・自律した学びに向けた手厚いサポート

横浜女学院では、生徒一人ひとりの学習をきめ細かくサポートする体制を整えています。

  • 学習支援プログラム - 週1回、難関大学の大学生が勉強を教える機会を設置
  • 少人数制授業 - 一人ひとりに目が行き届く丁寧な指導
  • 補習・講習 - 放課後や長期休暇中の充実した学習サポート
  • 自習室完備 - 集中して学習できる環境を提供
  • ICT活用 - 一人一台のタブレットを活用した先進的な学習

ICT教育

一人一台のタブレット環境で最先端の学びを実現

横浜女学院では、中学1年生から全員がタブレットを所持し、日常的に授業で活用しています。Microsoft Teamsを活用した課題配布、オンライン授業、調べ学習、プレゼンテーションなど、ICTを効果的に活用した学習を展開しています。

コロナ禍においても、すでに定着していたICT環境を活用することで、迅速にオンライン授業を開始し、学びを止めることなく継続できました。

DXハイスクール指定

デジタル技術を活用した先進的な教育を推進

DXハイスクールの指定を受け、AI、プログラミング、データサイエンスなど、デジタル技術を活用した最先端の教育を実践しています。これからの社会で必要とされるデジタルリテラシーとICTスキルを育成します。

学校生活

年間行事

充実した学校行事で豊かな思い出を

横浜女学院では、一年を通じて様々な行事が行われ、生徒たちの成長と絆を育みます。

1学期の主な行事

  • 入学式 - 新入生を迎える厳かな式典
  • イースター礼拝 - キリストの復活を祝う礼拝
  • 体育祭 - クラス対抗で熱く競い合い、団結力を高める
  • 芸術鑑賞会 - 本物の芸術に触れ、感性を磨く
  • 期末試験 - 学習成果を確認

2学期の主な行事

  • なでしこ祭(文化祭) - 学園最大のイベント。クラス展示、部活動発表、模擬店など、生徒たちの創造性が輝く2日間
  • コーラスコンクール - クラスで心を一つに歌声を競い合う
  • 探究デイ - 校外でのフィールドワークや研究活動
  • 中間試験・期末試験 - 学力の定着を確認
  • クリスマス礼拝 - イエス・キリストの降誕を祝う感動的な礼拝
  • クリスマスツリー点灯式 - 学園全体でクリスマスを祝う

3学期の主な行事

  • 百人一首かるた大会 - 中学2・3年生が日本の伝統文化を体験
  • スキー教室 - 自然の中でスポーツを楽しむ(希望者)
  • 卒業礼拝 - 6年間の学びに感謝し、新たな旅立ちを祝う
  • 卒業式 - 厳粛な雰囲気の中、卒業生を送り出す

その他の行事

  • 土曜チャレンジ(ドチャレ) - 毎月実施される多彩な講座
  • 総合学習日 - 探究活動に集中して取り組む日
  • 保護者会・三者面談 - 年6回実施し、家庭と学校の連携を密に
  • 授業参観 - 保護者が授業を見学できる機会

中学3年 ニュージーランド海外セミナー

全員必修の海外研修で世界を体験

横浜女学院の最大の特色の一つが、中学3年生全員が参加するニュージーランド海外セミナーです。国際教養クラスは約3週間、アカデミークラスは約2週間のプログラムで、現地の語学学校でオールイングリッシュの環境で英語を学びます。

プログラムの内容

  • 語学学校での英語学習 - レベル別のクラスで実践的な英語を学ぶ
  • 姉妹校との交流 - ニュージーランドの2つの姉妹校を訪問し、現地の生徒と交流
  • ホームステイ - ニュージーランドの家庭に滞在し、生活文化を体験
  • 観光・文化体験 - ニュージーランドの自然や文化に触れる
  • プレゼンテーション - 英語で研究成果を発表

このセミナーを通じて、生徒たちは英語力を飛躍的に向上させるとともに、多様な文化を理解し、グローバルな視野を身につけます。また、ホストファミリーとの生活を通じて、コミュニケーション能力や自立心も大きく成長します。

その他の海外プログラム

多彩な選択肢で世界に飛び出す

ニュージーランド海外セミナー以外にも、希望者を対象とした様々な海外プログラムを実施しています。

  • アメリカ海外セミナー - アメリカの語学学校で英語を学び、現地の文化を体験
  • ヨーロッパ海外セミナー - ヨーロッパの歴史と文化を学ぶ研修旅行
  • ターム留学(3ヶ月) - 1学期間の海外留学プログラム
  • 1年留学 - 1年間海外の高校で学ぶ長期留学
  • 短期語学研修 - 夏休みや春休みを利用した短期プログラム
  • 模擬国連参加 - ベルリンなど海外で開催される模擬国連に参加

部活動

文化部17部・運動部8部が活発に活動

横浜女学院には、文化部17部、運動部8部があり、それぞれが活発な活動を展開しています。本校の部活動のテーマは教科学習との「両立」です。各部はこれを実現するために綿密な練習計画を立てています。

コンクールや試合で結果を出すことはもちろんのこと、日々の練習そのものにこそ活動の目標があります。部活動を通じて、先輩・後輩の上下関係、部員としての自らの役割に対して責任を果たすこと、優先順位のつけ方など、大切なことを中高の6年間で学びます。

運動部

チアリーディング部 - 世界チャンピオン!

2025年12月、チアリーディング部は世界選手権大会に出場し、見事優勝という快挙を成し遂げました!国際大会で活躍する強豪部として、全国トップレベルの技術と表現力を誇ります。厳しい練習を通じて培われたチームワークと精神力は、部員たちの大きな成長につながっています。

その他の運動部

  • 体操部 - 個人技能を磨き、大会で活躍。夏休みも精力的に活動
  • バレーボール部 - チームワークを大切に、合宿も実施
  • ソフトボール部 - プロテスタントリーグに参加し、他校と交流
  • ダンス部 - 創造的な表現活動を展開、合宿で技術向上
  • テニス部 - 基礎から応用まで丁寧に指導
  • バスケットボール部 - 技術とチームプレーを磨く
  • 陸上競技部 - 個々の記録向上を目指す

文化部

文化部は17部あり、音楽系、芸術系、学術系など多岐にわたります。

音楽系

  • 吹奏楽部 - 定期演奏会やコンクールに向けて練習
  • 合唱部 - 美しいハーモニーを追求
  • オーケストラ部 - 本格的なオーケストラ演奏
  • 軽音楽部 - バンド演奏を楽しむ
  • ハンドベル部 - 美しい音色で心を癒す

芸術系

  • 美術部 - 絵画や立体作品を制作
  • 書道部 - 日本の伝統芸術に触れる
  • 写真部 - 写真技術を磨く
  • 華道部 - 日本の美意識を学ぶ
  • 茶道部 - 茶道の作法を身につける
  • 演劇部 - 舞台表現を追求

学術系・その他

  • ESS部 - 英語でのコミュニケーション能力を磨く
  • 文芸部 - 創作活動を楽しむ
  • 理科部 - 科学実験や研究活動
  • 家庭科部 - 調理や裁縫などの技術を学ぶ
  • 放送部 - 学校行事の運営をサポート

制服

清楚で品のあるデザイン

横浜女学院の制服は、伝統を感じさせる清楚で品のあるデザインです。冬服はブレザースタイル、夏服はブラウスまたはポロシャツを着用します。TPOに応じた着こなしを身につけることで、社会性も育みます。

生徒の一日

充実した一日の流れ

朝は礼拝から始まります。キリスト教学校として、毎朝の礼拝で心を落ち着け、一日をスタートします。授業は1コマ50分で、6時間授業が基本です(水曜日は5時間)。放課後は部活動や補習、自習など、それぞれの目標に向かって活動します。

施設・設備

充実した教育環境

横浜山手の丘の上に広がる美しいキャンパス

日本プロテスタント発祥の地である横浜山手の丘の上に位置する校舎は、歴史と伝統を感じさせる美しい建物です。豊かな緑に囲まれた落ち着いた環境で、集中して学習に取り組むことができます。

主な施設

  • チャペル - 毎日の礼拝や様々な宗教行事に使用
  • メディアセンター(図書館) - 豊富な蔵書と電子書籍、学習スペースを完備
  • 理科実験室 - 最新の設備を備えた実験室
  • ICT教室 - タブレット・パソコンを活用した学習環境
  • 体育館 - 各種スポーツに対応した施設
  • 音楽室・美術室 - 芸術活動のための専用教室
  • カフェテリア - 温かい食事を提供
  • 自習室 - 放課後も利用できる学習スペース

立地の特色

乙女坂・地蔵坂を上った丘の上

校舎は乙女坂や地蔵坂を上った丘の上にあり、校内にも階段が多い環境です。毎日の登下校が自然とトレーニングになり、体力づくりにもつながっています。運動部の生徒たちは、この階段をトレーニングの場としても活用しています。

アクセス

交通アクセス

横浜山手の丘の上、石川町駅から徒歩7分

路線 最寄駅 所要時間
JR根岸線 石川町駅 徒歩7分
横浜市営地下鉄ブルーライン 伊勢佐木長者町駅 徒歩18分

周辺環境

歴史と文化の香る横浜山手

横浜山手は、幕末の開港以来、外国人居留地として発展し、西洋文化が花開いた地域です。周辺には、山手西洋館、外国人墓地、港の見える丘公園など、歴史的建造物や文化施設が点在し、国際色豊かな雰囲気が漂っています。この恵まれた環境が、生徒たちの国際感覚を自然と育んでいます。

入試情報

募集要項(2026年度)

多様な入試方式で受験生をサポート

横浜女学院中学校では、一般入試(A~E入試)、特別奨学入試、帰国生入試など、多様な入試方式を用意しています。各入試で、国際教養クラスまたはアカデミークラスを選択して受験します。

入試方式の特色

受験科目の選択が可能

国際教養クラス、アカデミークラスともに、複数の受験科目パターンから選択できます。

国際教養クラス

  • ①国語・算数・社会・理科(4科)
  • ②英語・国語(2科)
  • ③英語・算数(2科)

アカデミークラス

  • ①国語・算数(2科)
  • ②国語・算数・社会・理科(4科)
  • ③英語・国語(2科)
  • ④英語・算数(2科)

自分の得意科目を考慮して受験科目を選択できるため、一人ひとりの強みを活かした受験が可能です。

帰国生入試

帰国生の経験を活かせる環境

帰国生入試(A方式・B方式・C方式)を実施しています。国際教養クラス、アカデミークラスどちらでも受験可能です。帰国生入試の問題は一般入試より「若干易しく」設定されており、海外での学習経験を考慮した出題となっています。

入学後は、帰国生の豊かな経験や高い英語力を活かせる環境が整っており、CLILやESDのプログラムでリーダーシップを発揮する生徒も多くいます。

転編入試験

年度途中の編入も可能

欠員がある場合、転編入試験を実施しています。詳細は学校公式ホームページまたは直接学校にお問い合わせください。

進路指導・キャリア教育

多くの「出会い」の中で学びと成長を育む

6年間を通じた計画的なキャリア教育

横浜女学院では、中学1年から高校3年まで、6年間を通じた計画的なキャリア教育を展開しています。大学進学だけを目標とするのではなく、その先の人生を見据え、「どう生きるか」を考える教育を大切にしています。

進路指導の特色

  • 個別面談 - 一人ひとりの希望や適性に応じた丁寧な進路指導
  • 大学訪問・模擬授業 - 実際の大学を訪れ、学びを体験
  • 卒業生講演 - 様々な分野で活躍する先輩から学ぶ
  • 小論文・面接指導 - 推薦入試対策も充実
  • 受験対策講座 - 高3では手厚い受験サポート

指定校推薦

豊富な指定校推薦枠

横浜女学院は、140年近い歴史と伝統により、多くの大学から信頼を得ており、豊富な指定校推薦枠を有しています。上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、東京女子大学、日本女子大学、津田塾大学、聖心女子大学など、難関大学・有名女子大学の推薦枠が多数あります。

進学実績

2025年度 大学合格実績

国公立大学・難関私立大学に多数合格

横浜女学院からは、東京外国語大学、横浜国立大学、横浜市立大学などの難関国公立大学をはじめ、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)、東京女子大学、日本女子大学、津田塾大学、聖心女子大学などの難関私立大学・有名女子大学に多数の合格者を輩出しています。

主な合格実績(2025年度)

国公立大学

  • 東京外国語大学、横浜国立大学、横浜市立大学 など 計7名

私立大学(早慶上理ICU)

  • 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学 など 計7名

私立大学(GMARCH)

  • 学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学 など 計29名

女子大学

  • 東京女子大学、日本女子大学、津田塾大学、聖心女子大学、フェリス女学院大学 など 多数

その他主要大学

  • 神奈川大学12名、実践女子大学11名、大妻女子大学8名 など

海外大学への進学

世界の名門大学に合格

横浜女学院の国際教養クラスを中心に、海外大学への進学者も増えています。オーストラリアのGroup of Eight(G8)、イギリスのRussell Groupなど、世界的な名門大学群への合格実績があります。

主な海外大学合格実績

  • オーストラリア - The University of Western Australia、The University of Adelaide、The University of Sydney など
  • イギリス - The University of Sheffield、University of Manchester、University of Exeter、University of Nottingham、University of Leeds など
  • カナダ - University of Manitoba など
  • 中国 - 深圳大学 など

アメリカの提携大学への推薦入学制度もあり、海外大学への進学を手厚くサポートしています。

大学との連携

充実した高大連携プログラム

横浜女学院では、多くの大学と高大連携協定を結び、大学の授業を体験したり、大学教員による特別講義を受けたりする機会を豊富に提供しています。高大連携プログラムは、大学の先生を招いての講座だけでなく、ESD TimeやCLIL、海外セミナーなどがより効果的なプログラムになるよう、大学と協力して実施しています。

全学部連携大学

  • 関東学院大学 - 全学部との連携
  • 成蹊大学 - 全学部との連携
  • 明治学院大学 - 全学部との連携
  • 武蔵大学 - 2017年連携開始
  • 東京女子大学 - 2018年連携開始
  • 成城大学 - 2018年連携開始
  • 東洋英和女学院大学 - 2020年連携開始
  • 國學院大學 - 2021年連携開始

学部学科連携大学

  • 慶應義塾大学 - 経済学部、総合政策学部、環境情報学部
  • 上智大学 - 外国語学部ドイツ語学科、文学部フランス文学科
  • 東京外国語大学 - SGHアソシエイト事業への協力

これらの大学との連携により、生徒たちは早い段階から大学レベルの学問に触れ、将来の進路選択に向けた具体的なイメージを持つことができます。また、大学の先生方からの直接指導を受けることで、学問への興味・関心を深め、高い学習意欲を維持することができます。

学費

学費(参考)

中学3年間の学費

入学金、授業料、施設費、その他諸経費を含め、中学3年間でおよそ300万円程度です。国際教養クラスは第二外国語必修のため、若干費用が高くなります。

高校進学時の入学金は125,000円です。系列高校卒業時までの総費用は、アカデミークラス約520万円、国際教養クラス約554万円です。

学費支援制度

経済的援助が必要な場合の奨学金制度

横浜女学院では、経済的援助が必要な生徒のための奨学金制度を設けています。また、特別奨学入試に合格した場合は、入学金・施設費が免除される制度もあります。詳細は学校にお問い合わせください。

沿革

140年近い歴史と伝統

  • 1886年(明治19年) - 横浜山手に創立(日本プロテスタント発祥の地)
  • 1947年 - 横浜千歳女子商業学校と神奈川女子商業学校が統合し、横浜千歳女子商業学校となる
  • 1948年 - 横浜女学院中学校・高等学校に改称
  • 2015年 - 文部科学省よりスーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)アソシエイト校に指定
  • 2018年 - 国際教養クラス・アカデミークラス開設、CLIL本格導入
  • 2020年 - ELEC英語教育賞 文部科学大臣賞受賞(CLILの実践)
  • 現在 - SGHネットワーク校、DXハイスクール、ユネスコスクール(キャンディデート校)として先進的教育を展開

校長メッセージ

Seek the highest. 最も高きものを求めよ

横浜女学院は、キリスト教(プロテスタント)の精神に基づき、140年近くにわたって女子教育を行ってきました。「愛と誠」を校訓に、一人ひとりが神様と人に愛されている存在として、自己受容力を高め、多角的かつグローバルな視野をもち、社会貢献を果たすことができる生徒の育成を目指しています。

変化の激しい時代において、確かな学力はもちろんのこと、自ら考え、判断し、行動する力、そして多様な人々と協働する力が求められています。本校では、CLIL、ESD、探究学習など、先進的な教育プログラムを通じて、これからの時代を生き抜く力を育んでいます。

また、国際教養クラスとアカデミークラスの2つのコース制により、一人ひとりの個性や目標に応じた教育を提供しています。豊かな自然に囲まれた横浜山手の環境の中で、仲間とともに学び、成長していく6年間は、生徒たちにとってかけがえのない時間となるでしょう。

本校での学びを通じて、生徒たちが「Seek the highest.(最も高きものを求めよ)」という精神のもと、自分の可能性を最大限に伸ばし、社会に貢献できる女性へと成長していくことを願っています。

著名な卒業生

各界で活躍する卒業生

  • 野村真美 - 女優
  • その他、多くの卒業生が教育、医療、福祉、ビジネス、芸術など様々な分野で活躍しています

免責事項

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学校の教育方針、入試要項、学費、進学実績などの詳細情報については、必ず学校の公式ホームページをご確認いただくか、直接学校にお問い合わせください。

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