2011年開校の新しい学校。「学びのサプリ」で生涯学力を育む。未来TED・哲学授業・朝独習で主体性を養う。東大合格実績あり。国公立25名・早慶上理65名・GMARCH130名
| 学校名 | 開智未来中学校・高等学校(かいちみらいちゅうがっこう・こうとうがっこう) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県加須市麦倉1238 |
| アクセス | 東武日光線「柳生駅」徒歩20分・自転車7分 JR宇都宮線・東武日光線「栗橋駅」スクールバス18分 JR宇都宮線「古河駅」スクールバス20分 東武伊勢崎線「加須駅」スクールバス25分 東武伊勢崎線「羽生駅」スクールバス30分 |
| 創立 | 2011年(平成23年) |
| 学校種別 | 私立共学校・中高一貫校(高校からの生徒募集あり) 学校法人開智学園 |
| 生徒数 | 中学・高校合わせて約600名 |
| 校訓 | 「創造・発信・貢献」 |
| 教育目標 | 「国際社会に貢献する心ゆたかな"創造型・発信型"リーダーの育成」 |
| 特色 | 学びのサプリ、未来TED、哲学授業、朝独習、4つの知性の育成、3I's to I + I プロジェクト |
| 公式サイト | https://kaichimirai.ed.jp/ |
開智未来中学校・高等学校は、2011年に開校しました。2010年3月をもって閉校した埼玉県立北川辺高等学校の校地や施設を引き継いだ形での新設となりましたが、公立校の跡地に私立校が置かれるのは珍しいことです。開校に先立って加須市が校地を県より購入し、以後10年間は開智学園に無償で貸し出す形での協力も行われていましたが、学校の設立による市の活性化のねらいも含まれていました。2020年3月末、10年の無償貸出期間満了に伴い、加須市による売り払いにより校地及び校舎を取得しています。
本校は、「国際社会に貢献する心ゆたかな"創造型・発信型"リーダーの育成」を教育目標に掲げ、〈人間が育つから学力が伸びる〉〈学力が伸びるから人間が育つ〉という教育理念のもと、学びにおいて志や身体、生活にまで立ち返って、"受験学力"ではなく、一生ものの"生涯学力"を身に付けていくことを大切にしています。その一方、学問の真理を追い求める過程で自分と向き合い、高い"人間力"を養う、という双方向から、真の学力と人間力を養うことのできる教育を目指しています。
初代校長が開発した「学びのサプリ」の考え方に基づきます。サプリの考え方とは「学びを志や身体・生活にまで立ち返って考え、様々な学びの構えやスキルを習慣化・身体化させて自らを変化・成長させ、受験学力のみならず一生ものの学力(生涯学力)を培う」というものです。
学問というものは、古来人格を形成するものでした。いつの間にか受験の道具となって最重要視されつつも一方で蔑まれるようになってしまいました。学問には陶冶の力があります。真理を追い求める中で人間性は自ずと高まるのです。また、学ぶことは自分と向き合うことです。人間が育たない訳がありません。もし人間が育たないとすれば表層的な勉強に止まっているからです。
開智未来では難関大学合格を目指した受験勉強と人格形成を矛盾するものとは考えません。
最難関大学合格を可能にする学力、そして、生涯にわたって発揮される学力を育成するために「4つの知性の育成」を謳っています。4つの知性とはIT活用力などの未来型知性、体験や行動を重んじた身体型知性、暗誦教育に代表される伝統型知性、そして、対話的授業や生徒どうしの学び合いによるコミュニケーション型知性で、それらの知性をバランスよく磨き上げる授業を目指しています。
IT活用力など。ICTを駆使した新しい学びを開発し、劇的に変化する情報技術や社会の変化に対応できるスキル教育の推進と21世紀型学力を養成します。
体験や行動を重んじた知性。探究フィールドワークなど、体を動かして学ぶことで身につく知性です。
暗誦教育に代表される知性。古典や名文の暗誦を通じて、深い思考力を養います。
対話的授業や生徒どうしの学び合いによる知性。仲間と協働しながら学ぶことで、コミュニケーション能力を育みます。
認知能力を高めるには、インプット(読む、聞く)したものをより多くアウトプット(書く、話す、行動する)することです。そして、このための原動力となるのが非認知能力です。非認知能力は、一人で学ぶことはできず、集団の中で身についていきます。開智未来が実践している3I'sプロジェクトは、この2つの能力をバランスよく高めるために役立ちます。
開智未来中学校・高等学校は、2011年開校の新しい学校ですが、東大・京大合格実績を誇ります。卒業生155名程度の小規模校としては充実した進路結果となっています。
2014年度卒の高校2期生から初の東京大学合格者を輩出して以来、ほぼ毎年東京大学または京都大学の合格者を輩出しています。また、東北大学や名古屋大学、北海道大学などの旧帝大及び早稲田大学、慶応義塾大学をはじめとする難関私立大学にも合格者を輩出しており、卒業生160名程度の小規模校としては充実した進路結果となっています。
2019年からは医系コースが新設され、医療問題についてのレクチャーや小論文授業を行うほか、放課後を利用し医師等による特別講義などを実施。医学部合格に向け力強い学力を育んでいきます。2024年には、医学部の合格者が9名(15名という情報もあり)と順調に増えています。医師を目指す生徒にとって、最高の環境が整っています。専門的な指導を受けられるだけでなく、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境が魅力です。
関連校の開智小学校・中学校・高等学校が、中学校からの入学者を高校では中高一貫部に、高校からの入学者を高等部に分けていることにならい、開智未来でも、中学から入学した生徒と高校から入学した生徒が高校で同じクラスになることは基本的にありません。ただし、課外活動やクラブ活動、学校行事などは共同で行われ、高校3年時の志望校に応じたコース選択の結果、同じ授業を受けることはあります。
開智未来中学校・高等学校の特徴として、「未来TED」と呼ばれるプログラムが挙げられます。毎年2月に開催され、1年間の総仕上げをここでは行います。中学1年生から高校2年生が集まって、各学年で代表生徒を選出し、プレゼンテーションを行います。なかには日本語ではなく、英語でプレゼンテーションする生徒も見られます。
その一環として「未来TED」と呼ばれるプレゼンテーション大会が1年に1回行われます。各学年の代表者が全体の場で日本語や英語を用いてプレゼンテーションを行います。全体を通して生徒の自主性を高めるような行事です。
英語教育においても、グローバルリーダー育成のため、学校内の授業や受験勉強という枠に収まることなく、フィールドワークや課外活動を通じて常に英語に触れることや、イベント等でのプレゼンテーションの機会を積極的に活用することで発信力を鍛えていくことを大切にしています。
中学や高校では珍しい「哲学」の授業を設けていることも、開智未来中学校・高等学校の特徴の一つです。すべての学年を対象に週1時間、哲学の強化がカリキュラムの中に含まれています。哲学の授業では大きなテーマを取り上げられることが多く、「大人が成長するのが難しい理由」「疑問とは何か」といったテーマが取り上げられています。ただ授業を受けるのではなく、自ら考えて解を導き出す力が養われます。
全学年で週1時間「哲学」が設定され、志の大切さや学ぶことの意味などについて話を聞きます。「創造・発信・貢献」を教育の基盤としています。高い志を持つ、心身ともに健全な人材の育成を目指すとともに、語学力やIT活用能力の育成にも力が入れられています。
毎朝7時30分より大教室を開放して希望者のみ自習を行なってよい空間を提供していて、多くの生徒が自主的に参加をしています。毎朝7時半より、大教室「アカデメイア」を開放しています。生徒は自由に出入りでき、授業が始まる前の約1時間程度、自習が可能です。朝独習のやり方については、特別決まりはありません。大きな音を立てないことだけがルールで、朝独習に参加するかどうかも生徒の自由意思によります。
開智未来中学・高等学校の施設を見てみると、各階に各教室がレイアウトされていて、ごく標準的な設備が整っていると言えます。一度に多くの生徒が収容できるような大教室をいくつか設置している点が特徴です。特に「アカデメイア」という大教室は、実に270名の生徒を収容できるキャパシティを誇ります。
開智未来中学校・高等学校では、様々な行事が行われますが、全体を通して生徒の自主性を高めるような行事ばかりです。
毎年2月に開催されるプレゼンテーション大会。各学年の代表者が日本語・英語でプレゼンテーションを行います。1年間の総仕上げとなる重要なイベントです。
体験や行動を重んじた身体型知性を育む。実際に現地に足を運び、体験を通じて学びます。生徒自身が課題を設定し、調査・分析を行います。
生徒たちが企画・運営する一大イベント。クラスや部活動で出店や発表を行います。創造力と協働性を育みます。
クラスが一丸となって競い合う体育祭。団結力とリーダーシップを養います。校庭は広々としていて、のびのびと運動できます。
集中して勉強に取り組む合宿。仲間と切磋琢磨しながら学力を伸ばします。長時間の学習を通じて、集中力と忍耐力を養います。
海外での研修プログラム。グローバルな視野を広げます。現地の学校との交流や、異文化体験を通じて、国際感覚を身につけます。
開智未来中学校・高等学校には、実際に通っている生徒や保護者からさまざまな声が寄せられています。学校選びの参考にしてください。
先生との距離が近く相談事がしやすい。先生はいずれも優しく、気さくなので、わからないことや悩み事があれば気軽に相談できる。予備校のように考えていけば、かなりお得。積極的に勉強したいと思っている人にはおすすめと言えます。学年が上に上がると勉強量が増えていくので、自ずと受験を意識するようになります。
部活はゆるめで、丁度よい。ゆるくスポーツをしたい人には、向いています。プールはありません。文武両道を目指しつつも、勉強を優先したい人には最適な環境です。運動部も文化部も、無理のない範囲で活動できます。
一部の在校生からは「校則が厳しすぎる」という声もありますが、多くの生徒は「普通レベル」と感じているようです。スカートの丈は膝下、電車内・バス中のスマホは禁止など、一般的な私立中学校と同程度の校則です。生徒の自主性を重んじる校風なので、厳しすぎるということはありません。
新しい取り組みに積極的。勉強合宿、海外研修、フィールドワークなど、様々な教育プログラムが充実しています。校庭は広々としていて、景色もよい。自然に囲まれた環境で、のびのびと学ぶことができます。先生方も熱心で、生徒一人ひとりに向き合ってくれます。
スクールバスが各駅から運行されているので、通学は比較的便利です。栗橋駅からスクールバス18分、古河駅からスクールバス20分、加須駅からスクールバス25分など。ただし、遠方から通学する場合は、通学時間が長くなるので注意が必要です。
制服は男女ともにブレザー。女子の制服は、チェックのスカートが特徴的で、かわいいと評判です。男子の制服も、清潔感があり、好評です。
開智未来中学校・高等学校は、2011年開校の新しい学校ながら、東大・京大合格実績を誇ります。特待生が、難関大学への進学実績を作っています。卒業生からは「先生方の手厚いサポートのおかげで、第一志望に合格できた」という声が多く聞かれます。
開智未来中学校・高等学校では、生徒の志望校に応じて3つのコースを設けています。それぞれのコースで、きめ細やかな指導を受けることができます。
東京大学などの最難関国公立大学や医学部を目指すクラス。「東大ゼミ」と呼ばれる特別授業も履修できます。最高レベルの学力を身につけ、最難関大学合格を実現します。
国公立大学や難関私立大学を目指すクラス。確実な基礎学力を固め、応用力を養います。早慶上理やGMARCHなどの難関私立大学への合格を目指します。
国公立大学やGMARCH~中堅私立大学への合格を目指すクラス。基礎を徹底的に固め、着実に学力を伸ばします。一人ひとりに合わせた丁寧な指導が特徴です。
1クラス30人程度の少人数となっており、さらに高校からは志望校に応じてクラス分けやコース分けが行われ、きめ細やかな徹底した指導を受けることができます。先生との距離が近く、わからないことがあればすぐに質問できる環境が整っています。
英語教育においても、グローバルリーダー育成のため、学校内の授業や受験勉強という枠に収まることなく、フィールドワークや課外活動を通じて常に英語に触れることや、イベント等でのプレゼンテーションの機会を積極的に活用することで発信力を鍛えていくことを大切にしています。
教材についても「生の英語が身に付く教材」を模索しています。生徒の取り組み状況がチェックできる点や、生徒が慣れ親しんだスマホで手軽に進められること、何より教員である私たち自身が使って楽しいという感覚を重視しています。
英語教育の昔と今を比較すると、「発音」の捉え方において変化を感じます。今は反対にカタカナ発音の方が笑われるようになってきました。これは生徒たち自身が、ネイティブのような発話を目指していることの現れで、ヒアリングや発話の能力が伸びているのを実感しています。
自分の声を録音して聴ける機能を活用。従来から発音を自宅で練習するのは難しく、よほど英語に力を入れている生徒以外は自分の声を録音してまで独習をしていなかったと思いますが、シャドーイング機能を搭載するツールを使うことで、自分の発音を簡単に録音できて、音声データとの違いを自分で確認できるので画期的だと思いました。
270名を収容できる大教室。朝独習や未来TEDなどで使用されます。
蔵書が豊富な図書館。落ち着いた雰囲気の中で読書や自習ができます。
明るく清潔な食堂。栄養バランスの取れた食事を提供しています。
ICTを駆使した新しい学びを展開。タブレットやパソコンを活用した授業を行います。
最新の設備を備えた理科実験室。実験を通じて、科学への興味関心を育みます。
広々とした体育館とグラウンド。体育祭や部活動で使用されています。
施設は、元が公立高校なので、一部、古い部分もあります。しかし、中学校舎や、食堂のある校舎は、とても綺麗です。トイレは綺麗です。
開智未来中学校は中高一貫校ですが、高校からの生徒募集も行っています。中学入試は複数回実施されます。
T未来クラスは東京大学などの最難関国公立大学や医学部を、未来クラスは国公立大学や難関私立大学を、開智クラス生は国公立大学やGMARCH~中堅私立大学への合格を目指したカリキュラムでの教育を受ける。「東大ゼミ」と呼ばれる特別授業も履修できます。
入試日程、募集人員、試験科目などは年度によって変更される可能性があります。必ず開智未来中学校公式サイトまたは募集要項で最新情報をご確認ください。
校庭は広々としていて、景色もよい。自然に囲まれた環境で、のびのびと学ぶことができます。
2011年開校の新しい学校ながら、2014年度卒の高校2期生から初の東京大学合格者を輩出して以来、ほぼ毎年東京大学または京都大学の合格者を輩出しています。卒業生155名程度の小規模校としては充実した進路結果です。
「学びのサプリで生涯学力を育む2011年開校の新しい学校。未来TED・哲学授業・朝独習で主体性を養う。東大合格実績あり」
開智未来中学校は、2011年開校の新しい学校です。校訓は「創造・発信・貢献」、教育目標は「国際社会に貢献する心ゆたかな"創造型・発信型"リーダーの育成」。「学びのサプリ」で受験学力ではなく生涯学力を育む。未来TEDでプレゼンテーション力、週1時間の哲学授業で思考力、朝独習で自主性を養います。
東大・京大合格実績を誇り、2024年度は卒業生155名で国公立25名・医学部9名・早慶上理65名・GMARCH130名。卒業生160名程度の小規模校としては充実した進路結果となっています。
1. 「学びのサプリ」の教育理念
「学びを志や身体・生活にまで立ち返って考え、様々な学びの構えやスキルを習慣化・身体化させて自らを変化・成長させ、受験学力のみならず一生ものの学力(生涯学力)を培う」という考え方。人間が育つから学力が伸びる・学力が伸びるから人間が育つという双方向の教育を実践しています。
2. 未来TED・哲学授業・朝独習
年1回の未来TEDでプレゼンテーション力を鍛え、週1時間の哲学授業で志の大切さを考え、毎朝7:30からの朝独習で自主性を育む。生徒の主体性を最大限に引き出す教育プログラムが特徴です。
3. 東大合格実績と充実の進学実績
2011年開校の新しい学校ながら、2014年度卒の高校2期生から初の東京大学合格者を輩出して以来、ほぼ毎年東京大学または京都大学の合格者を輩出。医系コース(2019年新設)も順調に実績を伸ばしています。
1. 主体的に学ぶ意欲があるか?
開智未来の教育は、生徒の主体性を最大限に引き出すことを重視しています。朝独習は自由参加、未来TEDは代表者のみ。自ら学ぶ意欲がないと、この学校の良さを活かせません。
2. 通学時間は現実的か?
埼玉県加須市という立地。各駅からスクールバスが運行されていますが、通学時間が片道1.5時間を超える場合、6年間通い続けられるか慎重に検討してください。
3. 新しい学校で学ぶことに抵抗はないか?
2011年開校の新しい学校です。伝統的な進学校を希望する場合は、他の学校も検討してください。
開智未来中学校の入試は、T未来クラス・未来クラス・開智クラスの3クラス編成。それぞれのクラスで求められる学力レベルが異なります。東大などの最難関国公立大学や医学部を目指すならT未来クラス、国公立大学や難関私立大学を目指すなら未来クラス、国公立大学やGMARCH~中堅私立大学を目指すなら開智クラスを目標にしましょう。学校説明会や文化祭に積極的に参加し、学校の雰囲気を肌で感じておくことも大切です。
開智未来中学校は、「学びのサプリで生涯学力を育む2011年開校の新しい学校。未来TED・哲学授業・朝独習で主体性を養う。東大合格実績あり」の進学実績を誇る学校です。主体的に学ぶ意欲がある生徒にとって、最高の環境が整っています。
学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。学校説明会や文化祭に足を運び、実際の雰囲気を確かめ、在校生や先生と話をした上で、本当に自分に合っているかを慎重に判断してください。
開智未来中学校での6年間は、お子さんの人生を大きく左右する貴重な時間です。この記事が、皆様の学校選びの一助となれば幸いです。