1914年創立110年。建学の理念「女子に生きる力を与えること」「判断する力を与えること」。21世紀教育プラン・Kanagawaプロジェクト・理科100実験・オリジナルテキスト・20時まで自習室・大学生メンター・GMARCH以上141名
| 学校名 | 神奈川学園中学校・高等学校(かながわがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう) |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区沢渡18 |
| アクセス | 横浜駅西口・東横線反町駅より徒歩10分 海抜19m、関東大震災の被害も免れた地盤の固い地域 |
| 創立 | 1914年(大正3年)横浜実科女学校として創立 1990年(平成2年)神奈川学園中学校・高等学校に改称 2014年創立100周年、2024年110周年 |
| 学校種別 | 私立女子校・完全中高一貫校 2008年に高校募集を停止し、完全中高一貫体制 |
| 生徒数 | 中学・高校合わせて約600名 |
| 建学の理念 | 「女子に生きる力を与えること」 「判断する力を与えること」 |
| 校訓 | 21世紀教育プラン「夢をみつけ、かなえ、ささえる」 |
| 特色 | Kanagawaプロジェクト、理科100実験、オリジナルテキスト、20時まで自習室、大学生メンター |
| 公式サイト | https://www.kanagawa-kgs.ac.jp/ |
ミッションスクールの多い横浜市にあって、宗教色のない女子校が特徴的で、学校側もそれを前面に出しています。特定の宗教を教育の柱にする学校ではありません。その本校で学ぶ生徒一人ひとりが、自らの将来を考え、人生の目標を見つけるために創立以来大切にしているのが「社会の中で学ぶ」ことなのです。
神奈川学園は1914年、創立者佐藤善治郎によって横浜実科女学校として創立され、今年で110年を迎えました。建学の理念は、「女子に生きる力を与えること」と「判断する力を与えること」です。現在、実践されているカリキュラムの中にも、この理念は受け継がれています。
その力を育むために、本校は徹底して一人ひとりに寄り添います。中学2人担任制、毎日担任とやり取りをするダイアリー、自分と友達の新たな面を発見するPA研修など、さまざまな機会を通して、一人ひとりが自分の個性や可能性に気づいていきます。
また、「判断する力」を育成するために自治活動や校外での活動も盛んに行われており、生徒たちの自立に向け、様々な取り組みを行っています。
2023年度卒業生(2024年3月卒業)はGMARCH以上(国公立・早慶上理含む)の合格者が、前年の1.5倍以上にあたる141名になりました。本校ではこれまでも、授業や進路懇談会等はもとより、補習や個別面談等を通して、個々の進路実現を支えてきましたが、20時までの放課後学習支援室の整備やより集団的な進路へのバックアップ体制を整えた成果が出た結果だと考えています。
23年度卒業生の理系進学者は、全体の36%で、前年よりやや下降しましたが、それでも30%台後半の水準を維持しました。中学時代の「理科100実験」や実生活と結びついた数学の実践が、この結果の土台となっていると考えています。理系では医療関係への合格が多出ている(薬学29校、看護22校、保健医療9校等)のが近年の傾向です。このほか、獣医学部(8校)や、既卒生では医学部への合格も出ています。
本校では、理数教育に力を入れています。数学では、早めの習熟度別授業の導入と、論理性を育む取り組みを重ねています。理科では、物理・化学・生物・地学の分野別の4実験室を利用し、中学3年間で「100以上の実験・観察」を実施しています。
自然と親しむことと、身近なものに興味関心を持つことを大切にしています。そのため、中学では3年間で100種類以上の実験・観察を行います。実験・観察を行うと、予想通りの結果が得られないこともあります。しかし、その原因を探り、試行錯誤をする中で新たな発見につなげることもできます。
実験・観察の後には、レポートを作成し、教員が添削をします。授業では優れたレポートを紹介したり、互いに評価をし合うことで、科学的思考力を磨いていきます。
6年間で課題の構造を的確に捉える力、与えられた条件から問題解決に向けての筋道を立てる力、論理的に考え表現する力の育成をめざします。中学では、オリジナルテキストの利用により本質的な理解を促すとともに、無理のない先取りを可能にしています。授業では、一方的に講義を行うだけでなく、数学実験を取り入れるなど生徒が主体的になる導入や発展の工夫をしています。
神奈川学園の総合カリキュラム「Kanagawaプロジェクト」と「探究」は、自分と、世界を見つめ、深く掘り下げていくことを目指しています。中学1年・2年では、自分の「好き」から出発し、興味関心のあることを徹底して掘り下げていく取り組みが中心です。中学3年は海外研修「多文化共生」を通し、より自分の世界を広げます。
中1・2年生の低学年の時期を中心に、「好き」「知りたい」と思う分野を全員が調べて深め、発表する機会を設けています。
中学3年生プログラムは"Kanagawaプロジェクト"の中でも柱となる内容です。5月には「自分の街を知る」という「横浜探検」、11月には、様々な方面に分かれ、一日研修を行います。
3月には、オーストラリアでホームステイを行います。中学生活の集大成であり、さまざまな取り組みを重ねます。「自立」を一つのテーマとした8日ほどのプログラムです。
様々な文化的背景を持ちながら日本に暮らす方々と出会い、「多文化共生とは何か」を考える機会になります。例えば沖縄、水俣、四万十川、奈良京都の4方面から自らの興味関心で方面を選択する国内FW。この行事で学んだことや現地の方との出会いをきっかけに、医学や法学など進路を見極めていった卒業生たちは少なくありません。
本校は国際・英語教育として、他者の文化背景を尊重する姿勢を育み、英語の力を伸ばす、さまざまな機会を設けています。海外・国内で実施する数多くの研修や海外交流校からのホームステイを受け入れるプログラムがあります。
TOKYO GLOBAL GATEWAYで英語研修を行います。英語が飛び交う非日常的な空間で、イングリッシュスピーカーとのやりとりや様々なプログラムを通して、「わかった」「通じた」という英語コミュニケーションの成功体験を得ることができます。
2泊3日の国内英語研修です。20か国を超える国を母国とする留学生(大学生)と英語を通じて交流し、積極的に話し、聞き、表現してコミュニケーションの努力ができるようになります。
中学3年生のテーマは「自立」と「共生」です。オーストラリアでホームステイをし、一人ひとりの「自立」と「人と関わる」力が養われるプログラムです。
週6日制で授業時間数を十分に確保し、先取り学習を行う。学園の生徒が学びやすいよう教員が編集したオリジナルテキストを用い、少人数授業や習熟度別授業を実施するなど、より個に即した学びができる。中学ではノート指導も丁寧に行う。
学園の生徒が学びやすいよう教員が編集したオリジナルテキストを用いています。
より個に即した学びができるよう、少人数授業や習熟度別授業を実施しています。
中学ではノート指導も丁寧に行います。
放課後は補習を行い、学習をサポートします。
20時まで開室している自習室では大学生メンターが学習をサポート。
大学生メンターが自習室で学習をサポートし、質問にも丁寧に答えてくれます。
24年度は放課後学習支援をより強化したアカデミック・ハブの開室など、さらに進路支援を強化します。
横浜駅・東横線反町駅より徒歩10分でアクセス良好。海抜19m、関東大震災の被害も免れた地盤の固い地域。校舎は耐震構造、警備員も常駐している。
物理・化学・生物・地学の分野別の4実験室を利用し、中学3年間で「100以上の実験・観察」を実施。
蔵書が豊富な図書室。落ち着いた雰囲気の中で読書や自習ができます。
20時まで開室している自習室では大学生メンターが学習をサポート。
広々とした体育館。バスケットボール、バレーボール、バドミントンなどの部活動が活動しています。
音楽室では、合唱部や吹奏楽部が練習に励んでいます。
美術室では、美術部が活動しています。
校舎は耐震構造、警備員も常駐しており、安全・安心な環境です。
バトントワリング部、箏曲部が全国大会出場を果たしています。陸上競技部の関東大会出場やコーラス部、新体操部、水泳部の県大会入賞など高い成績を残しています。吹奏楽部は定期演奏会を開催しています。
神奈川学園中学校・高等学校からは、多くの著名人を輩出しています。
神奈川学園は、創立以来「自立した女性」の育成を教育理念に掲げてきました。その理念を現代的に読み替えたのが「21世紀教育プラン」です。情報教育や、社会や国際舞台と出会う機会を大切にしています。
神奈川学園中学校には、実際に通っている生徒や保護者からさまざまな声が寄せられています。学校選びの参考にしてください。
週末には卒業生のお姉さんたちが部活の後輩の指導や先生方に顔を見せに来たりで、職員室前がにぎやかになります。親子でカナガク生という方も多く、信頼できる環境だという印象があります。
ほんとうに丁寧に見てくださるなと思っています。何時間勉強しているか等の数字も出してくれるので、保護者にも状況がよく見えて安心です。定期テストなどの順位は出しません。
少女を学ばせるのにふさわしいと感じています。先生方はとても教育に熱心で、親にとっても、親しみやすい存在です。20台から40台の若い先生が多いように思います。それから、「友達作りはゆっくりでいい」「新しいクラスでは、隣の子と話してみましょう」とか、具体的なコミュニケーションスキルを折に触れて教えているところがとても気に入っています。
進級を機会に、同じクラスにしないなどの配慮もしてくれます。また、いじめをテーマにする講演会など(新しいところではサヘルローズさんを招いてお話を聞きました)意識的に開いて、こどもたちに、いじめをなくそうと教育してくださっている印象があります。
中学理科100実験。家庭科では、入学直後に自分のエプロン作成し、高校卒業の時には女子として一通りの家事が身についているように教育している。学習は入学時より、みんなが勉強するため、自ずと勉強しなければならない環境下に置かれる。通学する上で朝ラッシュで苦労が少なく、自宅から近いこと。
家庭科では、入学直後に自分のエプロン作成し、高校卒業の時には女子として一通りの家事が身についているように教育しています。実践的な家庭科教育により、自立した女性を育成します。
調理実習、裁縫、家計管理など、実生活に役立つ知識と技能を身につけることができます。将来、自立した生活を送るための基礎を築きます。
精華小学校とは設置・運営する学校法人が同じで、隣接しています。
精華小学校は学校法人神奈川学園が運営。共学で、県下屈指の中学受験校である。神奈川学園中学・高校と附属学校の関係ではない。精華小から神奈川学園中学に進学するには「内部進学試験」に合格する必要がある。ただし、一般入試の募集定員には含めないで、別に扱う。例年の入学者数は2~3名ほどである。
神奈川学園の最大の特色は「人、社会との出会い」です。本校は特定の宗教を教育の柱にする学校ではありません。その本校で学ぶ生徒一人ひとりが、自らの将来を考え、人生の目標を見つけるために創立以来大切にしているのが「社会の中で学ぶ」ことなのです。
沖縄、水俣、四万十川、奈良京都の4方面から自らの興味関心で方面を選択する国内FW。この行事で学んだことや現地の方との出会いをきっかけに、医学や法学など進路を見極めていった卒業生たちは少なくありません。
6方面から選択する海外研修でも、現地の方々に出会う中で世界の広さを実感し、自らの人生を考えます。
様々な文化的背景を持ちながら日本に暮らす方々と出会い、「多文化共生とは何か」を考える機会になります。
丁寧な学習指導により一人ひとりを伸ばすことによって、それぞれの夢や進路開拓を実現しています。
神奈川学園中学校は完全中高一貫校のため、高校からの生徒募集は行っていません。中学入試は複数回実施されます。
入試日程、募集人員、試験科目などは年度によって変更される可能性があります。必ず神奈川学園中学校公式サイトまたは募集要項で最新情報をご確認ください。
横浜駅西口から徒歩10分、東横線反町駅から徒歩10分と、通学に便利なロケーションです。朝ラッシュで苦労が少なく、自宅から近いことも魅力です。
23年度卒業生の理系進学者は、全体の36%で、前年よりやや下降しましたが、それでも30%台後半の水準を維持しました。中学時代の「理科100実験」や実生活と結びついた数学の実践が、この結果の土台となっていると考えています。理系では医療関係への合格が多出ている(薬学29校、看護22校、保健医療9校等)のが近年の傾向です。
「1914年創立110年の伝統女子校。建学の理念『女子に生きる力を与えること』『判断する力を与えること』。21世紀教育プラン・Kanagawaプロジェクト・理科100実験・GMARCH以上141名(前年1.5倍)」
神奈川学園中学校は、1914年創立110年。建学の理念「女子に生きる力を与えること」「判断する力を与えること」。21世紀教育プラン「夢をみつけ、かなえ、ささえる」。Kanagawaプロジェクト(好きを見つけ深める・多文化共生・海外研修)。中学3年間で100種類以上の実験・観察(理科100実験)。オリジナルテキスト・習熟度別授業・20時まで自習室・大学生メンター。GMARCH以上141名(前年1.5倍)。理系進学36%・医歯薬系多出。
1. 自立した女性の育成
「生きる力」の土台となるのは、自分自身への信頼感です。その力を育むために、本校は徹底して一人ひとりに寄り添います。中学2人担任制、毎日担任とやり取りをするダイアリー、自分と友達の新たな面を発見するPA研修など、さまざまな機会を通して、一人ひとりが自分の個性や可能性に気づいていきます。また、「判断する力」を育成するために自治活動や校外での活動も盛んに行われており、生徒たちの自立に向け、様々な取り組みを行っています。
2. 理科100実験・理系進学36%
物理・化学・生物・地学の分野別の4実験室を利用し、中学3年間で「100以上の実験・観察」を実施しています。実験・観察の後には、レポートを作成し、教員が添削をします。授業では優れたレポートを紹介したり、互いに評価をし合うことで、科学的思考力を磨いていきます。23年度卒業生の理系進学者は、全体の36%。理系では医療関係への合格が多出ている(薬学29校、看護22校、保健医療9校等)のが近年の傾向です。
3. Kanagawaプロジェクト・GMARCH以上141名
中学1年・2年では、自分の「好き」から出発し、興味関心のあることを徹底して掘り下げていく取り組みが中心です。中学3年は海外研修「多文化共生」を通し、より自分の世界を広げます。2023年度卒業生(2024年3月卒業)はGMARCH以上(国公立・早慶上理含む)の合格者が、前年の1.5倍以上にあたる141名になりました。
1. 理科実験・探究活動に興味があるか?
神奈川学園は中学3年間で100種類以上の実験・観察を行います。理科実験が苦手な生徒には向いていません。また、Kanagawaプロジェクトで探究活動が盛んなので、探究活動が苦手な生徒も慎重に検討してください。
2. 毎日ダイアリーを書けるか?
中学では毎日担任とやり取りをするダイアリーがあります。毎日ダイアリーを書くのが面倒な生徒には向いていません。
3. 通学時間は現実的か?
横浜駅西口から徒歩10分、東横線反町駅から徒歩10分。通学時間が片道1.5時間を超える場合、6年間通い続けられるか慎重に検討してください。
神奈川学園中学校の入試は、複数回実施されます。学校説明会や文化祭に積極的に参加し、学校の雰囲気を肌で感じておくことが大切です。明るく暖かい雰囲気があり、週末には卒業生のお姉さんたちが部活の後輩の指導や先生方に顔を見せに来たりで、職員室前がにぎやかになります。実際に訪問して、自分に合っているかを確認しましょう。
神奈川学園中学校は、「1914年創立110年の伝統女子校。建学の理念『女子に生きる力を与えること』『判断する力を与えること』。21世紀教育プラン・Kanagawaプロジェクト・理科100実験・GMARCH以上141名(前年1.5倍)」の進学実績を誇る学校です。自立した女性を目指す生徒にとって、最高の環境が整っています。
学校選びで最も大切なのは、お子さんと学校の「相性」です。学校説明会や文化祭に足を運び、実際の雰囲気を確かめ、在校生や先生と話をした上で、本当に自分に合っているかを慎重に判断してください。
神奈川学園中学校での6年間は、お子さんの人生を大きく左右する貴重な時間です。この記事が、皆様の学校選びの一助となれば幸いです。