前田利家は、尾張国(現在の愛知県)の土豪の四男として生まれました。14歳で織田信長に仕え、身長180cmを超える大柄な体と、約6mもある派手な朱塗りの槍を振るって戦場で大活躍。「槍の又左」の異名で恐れられました。
利家は木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)と同世代で、若い頃からの出世争いのライバルでした。二人とも「傾奇者」(派手な服装や行動を好む若者)として知られ、信長に気に入られていました。
しかし利家は1559年、信長のお気に入りの茶坊主・拾阿弥を斬り殺す事件を起こし、織田家を追放されてしまいます。その後、桶狭間の戦いや森部の戦いに無断で参加して手柄を立て、ようやく帰参が許されました。